とあるマンガの中で、釣りが趣味な彼にプレゼントをしたいと、有能なシーンがありました。
魚釣りを全くしない彼女が1人で釣具店に行き、悩んで選択したのは「釣り用のウェア」でした。
読み終えた後にふと思ったんです……
釣り人って何をプレゼントされると喜ぶのだろう……。
釣り人にサプライズであげるプレゼントは何が無難なのか?
まず、釣り用のウェアをプレゼントする前提で考えましょう。
釣り用ウェアはピンキリありますが、防水なり撥水加工がしてあるアウターが主流です。
釣具メーカー製は高価な傾向がありますが、専用に考えられているのもあって、ハズレを引きにくい。いっぽう、好きなメーカーで”派閥”があることも。主に使っているメーカーを調べておくとグッド。
安めに済ませたいなら、廉価なアウトドアメーカーなり、○ークマンでそれっぽい撥水加工ウェアを選べばOK。釣具用より3~8割は安く済ませることができます。
プレゼントの値段は愛情の表れか、それとも経済事情の標識なのか……。
そんなわけで、アングラーである私が客観的に、プレゼントされて喜ぶコスパもいいアイテムを考えてみました。
アングラーへのプレゼントで失敗しにくい3つのアイテム
- メジャー(魚の大きさを計るヤツ)
- フィッシュグリップ(魚を掴むヤツ)
- プライヤー(そこそこの値段を使うと感動する)
この3種は「有っても無くても困らない」ような道具です。
需要こそあるけど、全員が持っているわけじゃない感じ。
どれも手頃な価格だし、ウェアなど身につける物とは違って、サイズを考える必要もありません。あれば便利だから、贈り物として有能なアイテムだと思います。
では1つずつ有能さをアピールしていきましょう。
フィッシングメジャーは意外と持ってない人が多い
メジャーに当てた魚は存在と大きさの証明。
何センチかわかる写真なら、見た人が手元で想像しやすいし、SNSならリアクションももらいやすい。それを意識するアングラーは必需品ですが、大きさにこだわらないと持ってない人が多いです(私も)。
フィッシングメジャーは高くて数千円ですし、なんなら100均で巻き尺を渡すのもアリ。
ルアーメン以外はあまり必要じゃないフィッシュグリップ
フィッシュグリップは魚をつかむアイテム。手が汚れたり臭いがつくのを防ぐことができます。
ルアーの対象魚は肉食系がメインのため歯が鋭いヤツばかり。大半の魚はヒレがトゲトゲしくて、素手で持つことが危ないことがほとんど。そんな時に役立つのがグリップです。
選ぶコツとしては、黒くてピカピカなメタルっぽい物がおすすめ。男の中二心を湧き上がらせれば勝ち。大きさと質によって値段もまちまちで、2,000~30,000円くらいの振れ幅があります。
人気で選ぶなら上のアイテムのようなピストルタイプかな。
エサとルアーどちらでも有能なプライヤー
魚釣りは細かい作業が地味に多い……。金属製品の開け締めをしたり、魚を針から外す時など、ちょっと力が必要だったりするシーンでプライヤーが活躍します。ここまでで最も必需品かもしれません。
100均でも買えますが、すぐに錆びたり壊れちゃいます。釣具屋で販売している物は、錆びにくいステンレス製がほとんどですし、用途が釣りのために特化しているので、間違いありません。
プライヤーは3,000円も出せば、かなり良い物が手に入ります。だから費用対効果も抜群!
事前に「どこの釣具が好きなの?」と尋問しておいて、好きなメーカーの製品を贈ることで、思いやりをアピールしましょう。
一番欲しいプレゼントは道具じゃない…!
もしサプライズでプレゼントをしたら、「えっ、釣り道具をプレゼントしてくれるの? そんなのいらないよ、むしろ道具一式買ってあげるから、一緒に釣りに行こうぜ!」……なんて展開になるやもしれません。
もしそうなったら、性格を試してみるのはいかがでしょう。
他人の気持ちがわかる人なら、初心者向けの釣り堀など安全なポイントに連れていくはず。自己中なら得意な土俵に引きずり込むでしょう。いきなり草をかき分けて崖を降りたり、船の経験もないのに荒波乗船させられたり、延々とオレスゴイトークを繰り広げるかもしれません。
自分の趣味に他人を付き合わせる時、深層の性格が出やすく感じます。接待とかお金の話もそうですね。なので家族連れでニコニコしているパパさんを見ると、「やるねぇ」と感心しちゃいます。
年齢を重ねるごとに少女マンガが好きになった
今記事のインスピレーションは「きっと愛してしまうんだ。(一井かずみ)」でした。
上司と付き合っているオフィスラブ展開からの~~、あのディスティニーがこれして、あまり接点のないイケメン同僚と同居するようになって──という話です。ドログチャ成分は少なく、温かい気持ちで読むことができます。ケンゼン!
少女マンガは10巻程度で完結している作品が多く、読み放題なり喫茶でパッと掴んでイッキ見しやすい所が好き。「付き合った、別れた、また付き合った」のベタ展開でも、キャラクターと心理描写だけで読ませてくる伝統芸能を感じます。
生きているうちに”ひとつなぎの秘宝”の最終回を迎えたいものです。