SNSの釣果写真で気になることがある。
「いいね!」のだけやけに数が多すぎない?
いいねは200あるのにRT1桁とか、よくあるよね。なぜそうなるのかを考えると、アングラー同士の心理戦が繰り広げられていると気づきます。
SNSの釣果写真で「いいね」の比率が高い理由
※今記事はTwitterを例にしています
アングラーは釣果写真の投稿に、「いいね!」ボタンだけで反応することが多い。それはなぜだろう……。
考えるまでもなく、単純なことです。
RTすると「○○で魚が釣れた」という情報を拡散してしまうため、ポイントの奪い合いを手助けすることになるから。
釣り人は昔から”釣れた情報”を秘匿したがります。
どこそこでタチウオが釣れたとあれば、翌日は堤防が釣り人だらけ──は日常だし、あのサーフで座布団釣れたとなれば、もうびっしりとアングラーが並びます。
そう……釣果情報は時間との勝負!
だからこそ、誰よりも早く知りたいし、あわよくば独占したい! だって、ライバルが増えるだけだから。
えちえちな画像もイイネが多い傾向だから、釣果写真はアングラーにとってエロ画像かもしれない
Twitterには、フォロワーが「いいね」を押した投稿も、こちらのTLに流れてくることがあります。
エロなりセンシティブな話題は、RTよりもいいねが多い傾向があります。それはフォロワーに「あの人こんなの見てるんだ……」と知られないため。しかし、いいねだけでも広がる可能性はあります。
釣果写真にいいねが多いのは、アングラー達にとってセンシティブな投稿であり、なるべくなら他人に知られたくない事なのでしょう(大体あってる)。
最近は魚以外にモザイクをかけるなど、ポイントの秘匿に手間をかける勢も見受けられます。
……そういうの見ると、なら投稿しなければいいじゃん、と思ってしまう。私はそこまで秘匿する気はないし、私有地以外はわかるように公開しています。
画像の一部を隠さないと投稿できないのは、なんらかの不正を疑われても仕方ないと、心の留めておいていただきたい。