釣りの成功を引き寄せる!キャスティング飛距離の簡単な測定方法

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キャスティングの飛距離を測る方法とメリット

キャスティングの飛距離をなるべく簡単に測る方法をまとめてみました。

「自分のルアーは結局どこまで飛んでいるのか」——これがハッキリすると、サーフでも堤防でも釣りの組み立てが一気にラクになります。結論から言うと、飛距離を知るいちばん簡単で確実な方法はPEラインの色(カラーマーキング)を数えること。投げ釣り用のPEは25mごと、あるいは10mごとに色分けされていて、着水時に「何色出たか」を見れば±数メートルの精度で飛距離がわかります。専用の計器は要りません。まずは下の早見表で全体像をつかんでください。

測定方法手軽さ精度の目安こんな人に
PEの色分けを数えるとても簡単(道具不要)1色=25mや10m単位のおおよそまず最初に試したい全員
地図アプリで実測簡単(無料)地形の目印があれば数m精度同じ場所で投げ込む人
地上の目印・マーカー普通(事前準備が必要)歩測なら誤差大きめ河川敷や広場で練習する人
レーザー距離計やや手間(要三脚)正確(数十cm単位)ルアーを厳密に比較したい人

飛距離は「伸ばすこと」よりも、まず自分の今の飛距離を知ることから始めるのが近道です。数えられるようになると、後半で紹介する「飛距離を伸ばす要因」の効果も数字で実感できるようになります。それでは順番に見ていきましょう。

この記事のまとめ

キャスティングの飛距離を測る方法について簡単にまとめました。サーフルアーの釣りで遠投が有利とされる中、飛距離を正確に測定することは、釣果を上げるための重要な要素です。飛距離測定のメリットは、ルアーの性能を把握し、釣りのメソッドを組み立てやすくすることにあります。

ルアーの飛距離を測る方法は、「計器を用いる」か「目測」の2つです。計器を使用することで、ルアーの飛距離を正確に知ることができ、その情報を基に釣りの戦略を練ることができます。例えば、70m飛ぶルアーを正確に飛ばすことで、その距離にいる魚を狙いやすくなります。

さらに、スマートフォン用のレーザー測定器「iPin PRO」を使えば、簡単に飛距離を測ることができます。

キャスティングの飛距離を測るメリットはどこにある?

特にサーフルアーは空前の飛距離ブーム!

遠くに飛ばせたほうが有利になる釣りは多い。

はる@釣行中
はる@釣行中

でも実際のところ……、「それほど意味なくね?」と気づきます。

より重要なのは、魚が居る場所に投げ入れる精度だと──。

 

さてさて、ルアーの飛距離を測る方法はふたつあり、「計器を用いる」か「目測」のどちらか。測定するかしないかは個人の自由ですけど、測定するメリットは共通します。

  • 「このルアーはこれだけ飛ぶ」の指標ができること
  • 飛距離を理解することでメソッドの組み立てがしやすくなる

はる@釣行中
はる@釣行中

ひとつずつ説明しましょう。

「このルアーはこれだけ飛ぶ」の指標ができること

ルアーのパッケージにはよく「○m飛ぶ!」みたいな表記がありますよね。

例えば70m飛ぶルアーをきっちり70m飛ばせるなら、表示法違反ではないし、あなたのタックルが可怪しいわけでもないとわかります。

もし70m以下しか飛ばなかったら……? 悪いのはメーカー? それともアングラー側?

ロッドには投げるに適したルアーウェイトがあり、「○~○gまで」などとカタログか本体に表記されています。まずはそれを守ることが大事。適したロッドを使えば、ルアーはメーカー発表通りに飛びます。

意図通りに飛ばせるなら、70m飛ぶルアーは70m前後まで飛んでくれるとわかります。

その着水点を70mと覚えれば、「あそこが70mかぁ……」などとおぼろげに体感できるわけです。

飛距離を理解することでメソッドの組み立てがしやすくなる

70m飛ぶルアーの性能をキッチリ引き出すことで、「0~70m」の範囲に居る魚を狙えることになります。

50mの位置に落としたいなら、フルスイングより弱く振ればいいし、サミングで調整することもできます。それ以下ならほんと軽く投げるだけになりますね。

別に正しく距離を測る必要はありません。おおよそでいいから、70m飛ぶルアーはあそこまで飛ぶだろうという認識を持つことが大切

どのルアーもキャスティングに使う力はほぼ一定。

5gでも15gでも40gでも……使うべきロッドの規格が変わるだけで、最大飛距離を出せるスイングスピードは決まっています。

ルアーは大きさや形状よりも、ウェイトが飛距離を出す大切な要素であるため、「○gはこのロッドなら○m飛ぶ!」みたいな指標ができあがっていきます。

いちばん簡単な測定法はPEラインの色分けを数えること

計器を買う前に、まず試してほしいのがこれ。投げ釣り用のPEラインは一定の距離ごとに色が変わるように作られていて、着水時に「何色出たか」を数えるだけで飛距離がわかります。道具を一切増やさずに測れる、いちばん手軽な方法です。

色分けの間隔は主に2種類。サーフや投げ釣りで100m前後を投げる人は25mごとに色が変わるタイプが標準で、たとえば「5色出た」なら25m×5でおよそ125m飛んだ計算になります。チョイ投げやライトな釣りなら10mごとのタイプが細かく数えられて便利です。ただし10m色分けはキャスト中に色がめまぐるしく入れ替わるので、慣れるまで目が疲れやすいのが難点。長距離を投げるなら25m、近距離をきっちり測りたいなら10m、と使い分けるのがコツです。

多くの投げ釣り用PEは4~5色で繰り返し色分けされ、さらに色の切り替わり目に短いマーキングが入っているものもあります。「ん、今は何色目だっけ?」とならないよう、最初の数投はゆっくり巻きながら色の順番を体に覚えさせておくと、本番でスッと数えられます。アタリがあった距離や、底質が変わった距離を覚えるのにも同じ理屈が使えるので、覚えておいて損はありません。

なお、より遠くへ飛ばす投げ方そのものを磨きたいなら、飛ばないルアーを遠投する方法で具体的なフォームを解説しています。重いルアーを疲れずに飛ばしたい人はペンデュラムキャストの投げ方のコツもあわせてどうぞ。投げ方の基礎から順に固めたい初心者の方は、キャスティング入門完全ガイドでオーバーヘッド・サイド・アンダーの3投法をまとめています。

道具を増やさず目測で測る——地図アプリと地上マーカー

PEの色分け以外にも、お金をかけずに「だいたいの飛距離」を知る方法があります。日常的に通うフィールドなら、こちらのほうがラクなこともあります。

地図アプリの距離計測機能を使う

スマホの地図アプリには、地点をタップすると2点間の距離を表示してくれる計測機能があります。立ち位置と、ルアーの着水点付近にある目印(消波ブロックの先端・沖の杭・色の違う海面など)を結べば、おおよその飛距離が読めます。地形に分かりやすい目印がある堤防や、同じ場所で繰り返し投げ込むホームグラウンドと相性が良い方法です。風や波で着水点がブレるので、何投かして平均を取ると安定します。

地上で投げてマーカーや歩数で測る

河川敷や広場など、安全に投げられる開けた場所があるなら、フック(針)を外したルアーで地上にキャストし、着地点までの距離を測る方法もあります。一定間隔にコーンやペットボトルをマーカーとして置いておけば一目で読めますし、手っ取り早く歩数で数える手もあります。ただし歩測は誤差が大きく、自分の一歩がおよそ何mかを先に把握しておかないと数字が当てになりません。あくまで「フォームを変えたら伸びたか」を比べる相対的な目安として使うのがおすすめです。安全のため、必ず人やものに当たらない場所で行ってください。

機械1つだけでルアーの飛距離から魚の体長まで測れる時代に

今はスマホを使い、写真を撮るだけで被写の長さを表示するアプリもあります。より正確に測るためには、スマホにオフセットできるこんなデバイスもあります

Makuake|スマホがレーザー距離計に早変わり!瞬時に3D測量ができる「iPin Pro」|Makuake(マクアケ)
スマホに取り付けてカメラを向けるだけで あらゆるサイズが測定可能。 ワンショットで高さ、幅、長さを測定できます。 天井などの高い場所、計測が困難な角の採寸もラクラクです。 1、- 狙う - ...

iPin PRO」はスマホに取り付けるだけで、あらゆる寸法が測定できるようになります。

レーザー測定器は建築分野でも使われるし、地味に高価……。

iPin PROなら1万ちょっとで高性能なレーザー測定ができるため、かなりお得といえます。

レーザーは室内空間など、固定された物体の寸法を測れることに長けています。

でもおおよそでいいなら、魚の体長を測ることもできるし、あのナブラまで何メートル先にあるのかを知ることもできます。

キチンとルアーの飛距離を測定するなら平地で

メーカーが公表するルアーの飛距離は、屋外の平地でテストすることが多く、実測は巻き尺を用いることが多いです。

巻き尺は陸上競技のライン引きで使うアレですね。

この場合、単独よりも2人で測定することが望ましく、ボッチには辛いところがあります。1人でもルアーの飛距離を測定したいのなら、ゴルフ向けのレーザー距離計を使うのがオススメ。

使う際のポイントは、測定器を三脚かなにかで固定すること。光線がブレるだけで距離測定が雑になりますので……。

飛距離をもう少し伸ばしたいときに効く5つの要因

自分の飛距離が数えられるようになったら、次は「あと数メートル」を狙うフェーズ。飛距離は腕力よりも、道具のセッティングとロッドの反発をどう引き出すかでほとんど決まります。投げ方の詳しいフォームは前述の関連記事に譲り、ここでは数字で効きやすい要因を5つに絞って紹介します。いずれもPEの色分けで「変える前後」を比べると効果がハッキリします。

要因目安・基準効くしくみ(ざっくり)
糸巻き量スプール容量の8~9分目ライン放出抵抗を減らしつつトラブルを防ぐ
たらし(垂らし)の長さ短めから少しずつ調整ロッドをしっかり曲げて反発を引き出す
PEの号数釣りに必要な範囲で細め空気抵抗とガイド抵抗を減らす
リーダーの長さ用途に合う必要最小限結束コブのガイド抜けを良くする
ロッドの反発活用手首を固定しスイングを速く反発エネルギーをルアーに乗せる

糸巻き量はスプールの8~9分目が基本

意外と見落とされがちですが、スプールへの糸巻き量は飛距離とライントラブルの両方に直結します。一般的な目安は、リール表記容量の80~90%、スプールのフチ(エッジ)から1~1.5mm低いあたり。これより少ないとラインがエッジに当たって摩擦が増え、飛距離が落ちます。逆に多すぎると放出時にラインがパラパラとあふれ、いわゆる「モジャモジャ」のバックラッシュやエアノットの原因に。飛距離とトラブルレスのベストバランスが、ちょうど8~9分目というわけです。まずはここを整えるだけで、無理なく飛距離が安定します。

たらしを調整してロッドの反発を引き出す

たらし(ティップからルアーまで垂らす長さ)は、長いほどロッドを大きく曲げられて反発を活かしやすく、飛距離が伸びます。一方で長すぎるとコントロールが難しくなり、振り遅れや暴発の原因にも。短めのたらしから始めて、少しずつ伸ばしながら、自分のロッドとルアーの相性がいい長さを見つけるのが王道です。ルアーを飛ばすのは腕の力ではなくロッドの反発力なので、しっかり曲げて、ためた力を一気に解放するイメージを持つと変わります。

PEの号数とリーダー長で抵抗を減らす

飛距離だけを考えるなら、PEは釣りに必要な強度が保てる範囲で細いほうが有利です。細いほど空気抵抗もガイドを抜けるときの抵抗も小さくなり、その分だけ飛びます。とはいえ細すぎると根ズレや大物に弱くなるので、狙う魚と地形に見合った号数を選ぶのが前提。リーダーも同じ発想で、結束のコブがガイドに引っかかると失速するため、用途に合う必要最小限の長さに留めるのがコツです。号数やリーダーを変えたら、PEの色分けで前後の飛距離を比べて、自分のタックルに合う落としどころを探りましょう。

ロッドの反発を最大化するスイング

飛距離を生むのはロッドの反発力です。ロッドを十分に曲げられていないと反発が活きず、力んでも飛びません。手首は固定して、スイングスピードをできるだけ速くすることで反発を引き出すのが基本。手首をスナップさせると弾道が上がりすぎてしまい、距離をロスします。ルアーの重さでロッドを「曲げる→戻す」リズムを体に覚えさせると、力まずに飛ぶようになります。フォームそのものを基礎から固めたい人は、前述の入門ガイドや遠投の記事を参考にしてください。

そもそも、なぜ飛距離が釣果に効くのか

最後に、飛距離を測る・伸ばす意味を釣果の視点から整理しておきます。サーフのヒラメやマゴチ、青物を狙う場面では、沖のブレイク(カケアガリなどの地形変化)や離岸流の払い出しに届くかどうかが、そのまま手数の差になります。遠くまで届けば、それだけ広い範囲のチェックができ、近距離では反応しなかった沖の魚に届く可能性も上がる。これが「遠投が有利」と言われる根っこの理由です。

ただし、ここが大事なところで——ヒラメは想像以上に岸の近くで釣れることも多いのが実際です。波打ち際のすぐ向こう、足元のブレイクで食ってくることも珍しくありません。だから飛距離は「絶対条件」ではなく、「狙える範囲を広げる手段」と捉えるのが正解。飛距離を測れば、自分が今カバーできているのが0~70mなのか、もっと手前で食わせるべきなのかが見えてきます。冒頭で触れた、より重要なのは魚が居る場所に投げ入れる精度、という話につながるわけですね。飛距離を知ることは、闇雲に遠くへ投げるためではなく、どこを・どう狙うかを判断するための地図を手に入れることなのです。

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