釣場のゴミ拾い活動は、いつでもできるし、誰にでもいい印象を与えます(大事)。たった1人でもやらないよりマシですし、イイ出会いがあるやもしれません……。
ただ──ゴミの分別が面倒すぎる!!!!
とお悩みの方に、「こんな感じでやってみたらどうです?」な指標をまとめました。
釣り場でゴミ拾い活動をするための簡単な指標
私の場合、ゴミ拾いは魚釣りのついでに行っています。
魚を入れる用のゴミ袋を持っているけど、釣れないほうが多いし、それならゴミを詰めたほうが有意義だなと……。
落ちているゴミは様々。たしかに分別は大変……でも、工夫をすればいいだけ!
- 1釣行に1袋満杯を目標
- 日によって「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「プラゴミ」「缶」「PETボトル」で分ける
- 回収日に合わせて集積所にGO!
釣行数が多いなら、行くたびに拾うゴミを決めておきましょう。地域のゴミ収集の日に合わせるのがベスト。
ゴミは分別ごとに拾うことを薦めます
ゴミの分別は今かなり細かくなっているため、ひとまとめにすると後で苦労します。
あらかじめ、「燃える」「燃えない」「プラ」で分けて集めると、後はゴミの日に出すだけになるので楽です。
ゴミの分別方法がわからない……なんて人もいます。それは不思議なことではなく、今は分別区分が品名ごとで区切られているくらいなので、とにかく種類が多いからです。
それはゴミを捨てるようになって、はじめて学ぶこと。だから分別が出来ない大人も少なからずいます。「ケーキを切れない非行少年」がベストセラーになりましたが、「ゴミを分別できないいい大人」も存在します。そうならないよう、居住地の分別区分は調べましょう。
ちなみに浜松市の「ゴミ分別区分」はこちらを参考に──。
ゴミの収集日は、地域ごとによって曜日が違います。住む自治体以外に捨てるのは不法投棄と同じ。なぜなら、ゴミ収集は自治体でお金を出しているからです。
プラとPETは洗う必要がある
ゴミでも厄介なのが「プラ」と「PET」。これらは洗う必要があります。
水辺に流れ着くゴミは、泥などがついていて汚くなりやすい。集積場に出すなら綺麗に洗わないといけません。
あまりにも汚いのは燃えるゴミに出せますが、そうでないなら、流水でゆすぐくらいはしてあげましょう。ゴミ処理側の方がにっこりします。
紙パック・PET・トレイなどは、スーパー等の回収ボックスを利用することもできます。もちろん洗ってくださいね。
ゴミを拾う姿勢が周りに変化を与えるかも
善行は「やらないよりマシ」程度に思いましょう。
釣り場のゴミ拾いをすることで、他のアングラーも「やらなきゃ」って思うこともあるだろうし、通りすがりの一般人が「いい人もいるもんだなぁ」と関心するかもしれません。
それが思わぬ出会いに繋がるかも。善行を「偽善者」と謗る人がいるなら、間違いなくヤバイ人です。
ゴミ袋はエコバックになるし魚を入れる袋にもなるし便利!
サーフルアーメンにとって、ゴミ袋はクーラーボックスと同義でしょう。そうでなくても、ゴミ袋を用意するのは、アングラーとしての嗜みです。
ゴミはゴミ箱へ。自分が出したゴミは自分で捨てる。目についたゴミを捨てれば、少しずつ綺麗になっていく。
そういう地道な活動で、いいじゃないですか……。
見せつける善行より、日常的に行う偽善。