コイツを初めて見た時、”よくわかんない原理で勇者しか抜けない聖剣”を想起しました。
シマノが誇るライトゲームブランドのセフィアが、選ばれた全国のエギンガー達(?)のために、「【専用装備】エギングショルダーバッグ」を用意してくれました。君に装備できる資格はあるか?
セフィアのエギングショルダーバッグはまさにエギングのために存在するのであります
ちなみに私はエギンガーじゃないですが、これがスゲェ物だってことはわかります。
「エギングショルダーバッグ」は、名前の通りにエギンガーのために存在し、エギンガーの想いを集約した神器です(誇大)。選ばれし者たちの要望を詰め込み、ランガンに適した機能性と効率化された収納は高水準!
……玉の柄ホルダーまで着けたイカれた奴は誰なんだろう……。シマノの関係者に一杯いそうだなぁ。グッジョブ!
そのバッグはこんな代物です。
エギケースとバッグが一体化している時点でヤバイんですけど?
エギケースとバッグが一体化!エギ交換が簡単に
ランガン用ショルダーバッグは、ルアーケースと小物が入れば十分!
……これを見るまでは、そう思っていた。
バッグとケースを一体化する……そうか! この方法があったか!
エギは模様がプリントされた布を巻きつけている物が多い。”餌木”の体裁上、そうなっている気もするが、イカが吸い付きやすいようにだろう。エギをプラグのようにまとめてケースに入れてしまうと、カンナが刺さって布がボロボロになりやすい。
だから1個ずつ区切って収納する必要があり、区切りのあるケースが重宝されています。
このバッグは収納スペースとケースを一体化することで、エギケースを別途購入する必要がない。これならバッグを開けてスッと取り出せます。ダブル・トリプルフックが当たり前のプラグには出来ない芸当ですね。
インナーケースを取り外せば普通のショルダーバッグに早変わり
このバッグの便利な所は、同化しているケースが取り外せること。
……まあ、マジで同化していたら塩が残るし洗うの大変んだし? 当然ながら良い判断ですよね。
ケースを外せば普通のランガンショルダーになります。エギンガーから無個性アングラーにジョブチェンジしますが、あらゆる装備が出来るようになるため、汎用が効くしアウトドアにも便利です。
元々機能性が高いので、”普通”でも十分に使えるバッグですね。
防水加工は当たり前。汚れが着きにくい素材で丸洗いOK!
バッグの素材はシマノお得意の防水防塵加工。
このバッグは内部も汚れがつきにくくなっており、ケースを外して丸洗いも可能。乾燥は頑張ってね!
リグをフォローする小物スペースも完備
ショルダーバッグながら、ゲームベスト並の収納と機能性があります。
エギは合計30本収納が可能で、大きく開く投入口は全てエギのために存在する。外に凸しているポケット部が、ラインなど小物を入れるスペース。それも「リーダーポケット」に「小物ケース・シンカー」に分かれている徹底ぶり。ここまで考え抜かれているバッグを、他に見たことがありません。
ただ、この収納通りで配置が満足するかは、装備するエギンガー次第ですね。
エギングショルダーバッグなのにジグケースに良さそう
付帯するエギングケースは当然”エギ用”ですが、大型のメタルジグならスポッと入りそうですね。トリプルフックをシングルに替えれば、ミノーでもいけるかもしれない。
……ん? それなら中のケースを外して、他のルアーケースに変えれば済むな……。
「じゃあ他の安いショルダーバッグでよくね?」と思うのが普通。でもルアー全般のランガンバッグとしても優秀なのは確か。
これ1つあれば、ショアゲーム全般の携行バッグに使えますよね。玉の柄ホルダーもあるし、カラビナのスペースも豊富だから、ポーチを追加して収納能力を上げるのもいいでしょう。
あれ? ゲームベストいらなくない?
ランガン攻略するエギンガーにとって完璧な仕上がり!
エギングショルダーバッグは、名前の通り、エギンガーのためにある存在といえます。
中のケースを外し、「ランガンショルダーバッグ」として販売する、姑息なマーケをしても売れそう。それだけ完璧な仕上がりと感じます。
この調子で、アジンガー、メバリンガー、シーバサー、ブリーマー、ヒラメァー、ブリカンパチャー向けの専用ランガンバッグも発案して頂きたいです。
ヒラメに関しては上手い語感が見当たりませんでしたごめんなさい。

画像は製品紹介ページの物を参考にしております。