釣り人は正直というか、釣れてない所には足も踏み入れない。
今日入るここの東と離れた西では釣果があるものの、ここだけは長い間ポッカリ気味だったから、投げて巻くだけの練習には丁度いい。
夜明け前からやれるけど、あえて調子がいい所の中間くらいに入ってみた。
希望がない海
その証拠に、連休後だというのに足あとや轍すらない。
漁船もここだけ回避している感がして、逆にわくわくしますね。
夜が明けてぐるっと見渡しても、両手で余る程度のアングラー勢。
寒いっすからね……。
大潮のおかげで水温が下がり気味だし、予想していたのは16度なのに、ずいぶんと低かったのでこんなものだろう。
シンペンも真っ直ぐ帰ってくるってことは、流れも何もないわけか。どんな所でも、数カ所は粘れそうな場所があるもんだけど、今日に限っては”変化”を見つけるほうが難題だった。
うん、これは冬の海になってきた感じがする。ボラすら跳ねないのが寂しいけど。
暗い内に見た感じ、3箇所くらい魚が来そう(願望)なワンドがあるので、夜明けまでは定点打ち。
明るくなってくると、何故かここ周辺に人がいるという不思議。
魚が”居そう”な雰囲気だけはあるから、ここを選ぶ理由はなんとなくわかる気がする。
右ハンドルのリトリーブは慣れてきたので、今日はトゥイッチのれんしう。……思った通りに腕が動かないのがすごくもどかしい。
アタリっぽいのに合わせたとき、「ビシッ!」じゃなく「のそーり」なので、まだまだ時間がかかりそうですね。
疲れるのも左ハンドルの数倍は早いし、スイッチアングラーへの道はまだ遠いなぁ。なれたとしても、大したメリットもないわけですけど──。
左ハンドルのスピニングを使いつつ、背中に右ハンドルのベイトを背負えばいいわけか!(名案)
1km以上は探り歩いたけれど、魚が触れた感じなのは片手以下ほど。シラスが居ることは確認していて、ボイルっぽいのは2回くらい。魚をかけないと、あわせの練習もできないと薄々気付きはじめる。
もうルアーを超効率厨仕様にしようかしら。この時期になると、ぶっ飛び君が3色くらいあればそれでいい気がしてくる。
あ、かっ飛び棒待ってまーす。