ウイルス性の病を防ぎたいなら、体内に入れなければいいだけの話だろう?

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新型コロナウイルスの報道が活発化しています。

やれ感染者見込がウン千人で死亡者が何百人だの、武漢市がゴーストタウン化してるだの、とうとう渡航歴がない日本人が感染しただの──。そのどれも不安を煽る材料でしかなく、根本的な解決と予防についてはあまり触れられていないことに辟易しています。

新型だろうが何だろうが、ウイルスである以上、出来る対策はインフルエンザと変わらないんですけどね……。

この記事は、”ふつうの風邪”で土日と寝込んださししが書いています(戒め)。

ウイルスの予防をするのは考えるより難しい話

インフルエンザも”ただの風邪”も、原因はウイルスによるものです。これは現在流行している新型コロナウイルスも同様。違うのは症状ですね。

ウイルスを予防するには、体内に入れないことが最善。そのために「マスク」で鼻と口を塞ぎ、二次予防として「うがい」をして、「手洗い」で何かに触れた手を除菌する流れ。──こう流れを書くと、至極当たり前な予防方法ですけど、それだけやれば大丈夫と信じている人が多いように思える

報道ですと、「外出の際はマスクをして、帰ったら手洗いうがいを忘れずに!」と強調されている。

間違いじゃないが、なぜマスクをしたがる日本人でも、毎年インフルエンザが流行っているのだろう? ……と、疑問に思いませんか?

ウイルスは肌や洋服や髪にも付着します。満員電車やオフィス内で、ゲホゴホやっている人がいたとして、飛沫に含まれたウイルスが漂い、それがたまたま洋服に着いた──。帰ってうがいと手洗いをして「これで大丈夫!」と思いきや、服を脱ぐ時に指がウイルスをゲット! そのまま風呂へゴーすれば問題ないが、食事の際にたまたま舐めてしまうかもしれない……。

そんな偶然で感染は起こるもの。完璧に防ぎたいなら、玄関にUVエアシャワーでも設置するしかないですね。でもそんな高価で無駄っぽい物を買う余裕もないだろうので、予防策を更に細分化して実践してみましょう。

  • マスク&手洗いうがいは最低限
  • 外出時から帰宅して着替えて風呂を終えるまで「指を咥えない」「鼻を指でほじらない」
  • 顔・服・髪・あらゆる物を触った後でも同様

抑えるべきポイントは、外出してからは自身の粘膜に触れる行為を避けることです。書類をめくる指チュパは厳禁ですし、隣が屁をこいたからオーバーアクション和ませようと口を手で抑えるのもアウトですし、アイドルが鼻をほじったらあかんでしょう。

こんな馬鹿げた行為だったり、何気ない普段の生活習慣にも、感染のリスクはあるってわけです。

咳をする時のマナーが浸透してなくない?

子供の頃から「なんでオッサンの咳はあんなにデカイのだろう」と不思議に思っていました。同じ年齢になると自然にそうなるのか? やだなー……と思っていましたが、全然そんなことなかった。

公の場にも当然、咳に関するマナーが存在します。それはすごく簡単なこと。

ハンカチで抑えるのがベストエレガントですが、間に合わない場合はシャツを引いて胸に出すか、腕を曲げて口を抑える方法があります。ハンカチ無しで手で抑える人もいますが、既に感染している場合は、菌でべったべたな手で触れることになるし、ドアノブに爆弾を仕掛けていく厄介物になります。

咳がデカイ人は知っての通り、ノーガードですから、ウイルスが含まれた飛沫が前方位照射されます。害悪ですね(直球)。

英国紳士の系譜をたどる国は、咳のエチケットにマナーが染み付いており、マスク無しのノーガード戦法でも、空気感染するリスクはわりと低い。だからマスクをする習慣もあまりないんですよね。じゃあ今回の中国はどうかといえば、そもそも口を開けてデカイ声で話すから、マスク無しだと咳をしてようがなかろうが、飛沫感染する可能性は高いわけです。

あと武漢市は辺境と思われがちですが、人口1千万以上の都市です。実は東京よりも人口密度が高いんですよ。なので2000人規模の感染ならマシかな? って思うし、発生源はそのごく一部から──てのがわかります。

子供に予防策を諭すなら3回の「なぜ?」を想定すること

なぜ手洗いしないといけないの? なぜうがいしないといけないの?

手洗いしたらどうなるの? うがいしたらばいきんぜんぶサヨナラなの? なんでマスクしててもかぜひくの? ねえなんでなんで?

──(何かが切れる音)。

「風邪予防にはマスク手洗いうがい」が浸透していますが、それに疑問を持つのが子供です。だって”理由”を知らないんですから……。「なぜ?」と問われ、答えなければいけないのが大人の役目。そのために日頃から、当たり前に「なぜ?」を数回問いかけるトレーニングを勧めます。

例えば「手洗い」なら──

  • 「Q:なぜ手を洗わないといけないの?」「A:それは手に付着した菌を流すためだよ」
  • 「Q:水で洗い流すだけでいいの?」「A:菌は水で流れるし、残ったとしてもこの石鹸でイチコロさ」
  • 「Q:でもこの石鹸に殺菌作用はないって……」「A:洗うことに意味があんだよ(放棄)」

とまぁ、知識がないと疑問に答えきれないために、逆ギレを起こしてしまうことも。でも今は世界の情報図書館であるグーグル先生が俺たちについてる! というわけで、「手洗いによる除菌に関するエビ」は、ウェザーニュースの提供するこちらの記事をご覧ください。

【インフルエンザ対策】1分間の手洗いでウイルスが「10万分の1」に
流行が本格化しているインフルエンザ。さまざまな対策がありますが、「手洗いが一番有効」と専門家は言います。1分間しっかりと手を洗うことで、ウイルスは0.001%まで減るそうです。人は無意識で顔を触っているので、手洗いで付着したウイルスをしっかり洗い落としましょう。

見てもらえばわかる通り、石鹸自体の殺菌力はそれほど高くありません。だって、殺傷力を高めると肌を破壊しちゃうでしょう?

なのでウイルス対策の手洗いとは、「石鹸の泡で隙間から菌を浮かせて水に流す」、のが正解です。店舗によくあるアルコール消毒も殺菌に有効ですが、完全に死滅させるのは無理ですし、死んだ菌が手に残ります。そのため「流水での手洗い」が最も有効なのです。

正しい手の洗い方はこちらが詳しいです。指の間や爪の隙間までゴシゴシするのがコツ。ブラシがあるとなおヨシ!

消毒用エタノールはインフルエンザの消毒に有効ですか? | 家事ネタ
消毒用エタノールはインフルエンザの消毒に効果的ですが、費用が安く入手しやすい塩化ベンザルコニウムが含まれる家庭用洗剤でも代用できます。家のドアノブや照明スイッチの消毒と、こまめな手洗いで家庭内感染を防ぎましょう。

新型ウイルスに必要以上ビビらず、出来るのはいつもの対策だけ

新型肺炎の死亡者数が増えていることで、戦々恐々としている我が国ですが、ちょっと冷静に考えて見てほしい。

ウイルスの発見は1ヶ月前にあったわけで、どの国も1月半ばまでノーガード戦法だったにも関わらず、武漢に住んでいた事実がある人以外の発症例が極端に少ない、てか聞かない。日本における最有力観光地の大阪で、渡航歴もない人が感染している事例が未だにない(もみ消しもあるかもしれないが)。インフルよりも感染力が弱いか、それとも軽症すぎて明るみに出ないか、でしょうね。

実際、死亡しているのは年配や幼児に疾患がある人の報告しかありません。健常者なら「……風邪かな?」で終わっているらしい。ただし、自覚症状がなくても潜伏はしているし、潜伏期間でも感染の恐れがあるのは確か。

日本国内では観光バス運転手が発症したのが初事例になりましたが、予想より遅かったなという印象。大移動する春節が1月25日なので、その前にある程度封じ込めたから、現在の被害で済んでいるという考え方もあります。

まあ経済には大打撃です。中国の工場が軒並み停止して、原油価格が無理やり下がったくらいですし、報道も「人いない」「収入やばい」アピールをしています。中国からの団体観光禁止が公表された時点で、春節客の見込は8割源するだろうし、従業員に「俺たちも休んじゃう?」みたいな決定を下してもいいと思いますけどね。

……とにかく、新型肺炎に関しては、マスコミが無駄に煽りすぎている印象が強いです。

さすがにこれはアホやろと。記者会見して何を聞くんだ。

──そういえば、今なら「コロナウイルスの治療薬開発に着手します!」とIR出せば、株価上がってウハウハらしいよ! 日本企業はきっと個別でひっそりやっているだろうけど、アメリカは早々に国で宣言しましたし、第一線をもぎとる腹ですかね。

臨床試験でどうしても遅れるだろうからしょうがないか。

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