雪道を走れる電気自動車がすごく便利そう。
おまけに四駆で有名な「Jeep」が販売するものだから、悪路に弱いわけがない! 自転車サイズなら車載できるし、サーフの新しい足になりそうな予感。
自動車で走れるサーフは少ない
自動車での乗り入れが”許可されているサーフ”は、全国でもごく一部に限られています。最も有名なのが石川県の千里浜で、普通車でも走れる”道路”として存在しています。

他のサーフは大半が乗り入れ禁止で、理由は生態系(砂浜の植物・産卵の保全)の維持に、環境への配慮が主な理由。千里浜以外で車が乗り込んでいるサーフもありますが、行政が黙認するグレーゾーンだったりします。そのためサーフルアーは、足で釣り歩くのが常套手段です。
「最近足腰が弱くなってな、胴長を履いて砂浜を歩くのはつらいのう……」。そう感じている人もいるでしょう。車以外でも、サーフを乗り回せる乗り物はないだろうか……。経験者なら一度は考えたことがあると思います。
オフロードタイプの自転車ならアリなのでは?
電動自転車(e-bike)のオフロード仕様が新たなサーフの足になりそう
電気自転車には、スポーツ志向のe-bikeと、街乗り補助の電動アシスト車があります。e-bikeは運動性能を重視したモデル。ロードバイクやMTBにモーターを付けたタイプですね。スポーツフレームや駆動モーターをスポーツ用にセットしており、ようは──めっちゃ速く、そしてパワフル。
MTB仕様のe-bikeは、砂浜も走れるモデルがあります。中でも4駆で有名な「Jeep」のe-bikeがかなりのガチ仕様で、サーフルアーメンが見ると「あったら便利そうだなぁ」「ランガン捗りそうだなぁ」と思うはず。
1回の充電で約40マイル(64km)を走れるバッテリー。4.8インチの幅広タイヤは、柔らかい雪上でも力強く走れます。変速機もあるし、オンロードもオフロードも自由自在!
重量は2019年モデルで約20kgらしく、車に積むのもあまり苦じゃなさそう。ハイエースのようなBOXカーなら車内にも余裕で入るでしょう。サーファーはボードのためにBOXカーを選びますが、サーフルアーメンはオフロードe-bikeを相棒にするために、ジムニーから乗り換えるのもアリじゃない?
ちなみに価格は60万ちょいらしい。本気のスポーツタイプよりは安いし、限定したフィールドで使える唯一無二の存在──と考えれば、購入する気になると思います。

ロカフレームのe-bikeも砂浜を爆走できそう
こちらのe-bikeもなかなかイケてます。
ヘッドライト付きなのでナイトサーフもいける! Jeep製品よりも小型そうだし、シエンタやフリードのようなライトミニバンにも収まりそう。価格も20万と安め。タイヤがスリック状なのに、砂浜走ってるのは無理あるだろ、とツッコミたい。