魚釣りは外に出る必要があるため、どうしても花粉と戦わなくてはならない。マスクがあればまだマシなのに、新型コロナの流行で手に入れるのも一苦労な世界情勢……。花粉症のアングラーは特に悩ましい時期に突入したと思います。
なら、マスク無しで花粉をガードすればいいじゃない?
花粉症の原因はアレルギー。ならば鼻に入れなければいいのだろう?
花粉症とは、鼻腔に入った花粉が出す成分に体が反応することで、鼻水やくしゃみといった「アレルギー性鼻炎」を引き起こす症状のこと。春のスギ花粉が代表格ですが、一年中なんらかの花粉が飛んでおり、四季によって発症するため、季節性アレルギー性鼻炎といいます。
防ぐにはどうするか──。単純な話、目や鼻などのむき出しになった粘膜に、花粉が付着しなければ発症を抑えることができます。なのでマスクや眼鏡(ゴークル)が有効です。
新型コロナウイルスの流行から、マスクの入手が困難になり、「私はウイルスを防ぎたいんじゃない。花粉から守りたいんだ!」と嘆いている人もいるでしょう。薬で症状を抑えることはできますが、副作用で気だるくなったり眠くなったりするため、マスクをしているほうがマシと考える人が多い。
マスク無しの対策方法はないものだろうか……と思い、いくつかの方法を紹介します。
- 専門医に相談(耳鼻咽喉科)
- マスクが無いなら鼻に栓をすればいいじゃない
- 鼻を洗浄し花粉を洗い流す方法
- 人体の防御機能をフルに活かす方法
花粉症治療の専門医に相談して処方箋
花粉症を完治することは現在の医療では不可能です。なので医師に相談しても、処方箋を渡されるだけになりますが、保険のおかげで市販の薬よりも、ある程度得することはできます。
薬を飲むのは釣りなどで外出する前。専門医に相談すれば、眠くなりにくい薬を選んでもらったり、体質に合った処方が可能なのが利点。将来的にヒトの遺伝子操作が医療認可されれば、完治の可能性がないこともないです。
鼻に栓をするノーズマスクピットネオ
「ノーズマスクピットネオ」は、鼻に栓をする”見えないマスク”です。挿入するだけで花粉やPM2.5など粉塵を99%シャットアウトし、鼻腔を守ることができます。
利点はコスパがいいこと。水洗いも10回することができ、1回の使用にかかる費用は50円!
難点は口腔を守れないこと。花粉が口腔内に入ることで、口の中にかゆみやしびれなどアレルギー反応を起こす人も居るようです。鼻水やくしゃみだけでなく、花粉で口の中が荒れる人は避けたほうが無難でしょう。
鼻についた花粉を根こそぎ洗い流す鼻洗浄
鼻腔の粘膜に花粉が着いて症状が出るのなら、全て洗い流せばいいじゃない。花粉症に悩む人が勧めるもっとも確実な方法が「鼻洗浄」です。鼻うがいともいいます。
おすすめしたい「ハナクリーンS」は、つ~んとしない鼻洗浄の条件をクリアした特許取得製品。本体を押すだけで使用でき、コンパクトだから携帯も可能。本体に温度計がついているため、鼻にやさしい温度(40度前後)もわかりやすい。
専用の水に溶かす粉末剤がありますが、生理食塩水でも構いません。鼻に残っている花粉を除去できるため、アレルギーを引き起こす原因をすぐ取り除けるから、ぐずぐずの鼻もスッキリします。風邪予防にもオススメ!
鼻毛を切りすぎると風邪や花粉症になりやすくなる
鼻毛はエチケットのためにカットする人が大半でしょう。でも切りすぎは禁物。なぜなら、鼻毛は鼻腔に埃や花粉などの侵入を防ぐ役割があるから。なおかつ乾燥させすぎないのがポイント。
風邪や花粉症がひどい人は、鼻毛を限界までカットしている人が多い傾向があります。人体にある毛は、危険から防御するための”意味”があります。鼻毛がモサモサしており、適度に湿っているほうが花粉が粘膜に付着しにくく、発症しづらくはなります。
とはいえ、手入れ無しのジャングル状態もアレなので、ハミ出る部分だけカットする軽い手入れくらいはしましょう。鼻毛を切りすぎて大変な目にあった人の体験談を参考にしてください。
なんだかんだで、全部やってようやく対策じゃないか説
新型コロナが終息するまで、マスクも買えない世の中が続くでしょうけど、この時ばかりは「花粉症じゃなくてよかった」と安堵しております。目はかゆくなりますが、眼鏡ガードが地味に効きます。
マスク無しの花粉症対策について調べてみましたが、結局のところ、釣り中は薬でアレルギーを抑えつつ鼻栓して、終わったら鼻洗浄する流れでは……? あっ、鼻毛は最低限のカットで! 鼻炎には漢方薬も効くそうですが、鼻水ドバドバで花粉を流す路線になるようですね。
べにふうき茶には、鼻のムズムズを抑える効力があり、飲むだけで花粉症対策になる優れたお茶です。
これは粉末タイプなので水に溶けやすく、1杯あたり5円とコスパがとにかく良い! 1日3杯で1ヶ月保つので、まずはお試しからはじめてみてはいかがでしょう。