写真前提のSNSであるInstagramは、日本では3位圏内にあって、世界だと5位圏内かつTwitterよりユーザー数は多かったりします。
写真がメインのSNSなので、日常なり料理とか商品紹介に使われることが多く、企業の広告戦略に使われることも多々あります。その恩恵を得るのはインフルエンサーのみでしたが、米インスタでは新しい広告スタイルを試験運用しているらしく、やがて全ユーザーも参加できる可能性が──。
今のうちにインスタのフォロワー稼いでおくと、後でいい副業になるかもよ?
Instagramの投稿で稼ぐ仕組みの試験運用がはじまる
個人がネットで収入を得る手段は、ライティングなど文字媒体に広告をつけてインセンティブを貰う手法がはじまり。現在はYouTubeの勢いが止まらない……! て感じですね。
魚釣りのカテゴリでも、それらを使いこなして稼ぐ人は存在します。でも釣果写真などをSNSに投稿することで、直接収益に繋がることはなかった。厳密にいえば”その方法は有る”んですけど、広告を提供するASPとの繋がりが必要でした。
「SNSだけで稼ぐ時代」は、誰にでもチャンスがあるようで、その実は上位数パーセントのインフルエンサーだけの特権──、でした。
その概念をぶっ壊すような新しい仕組みを提案してきたのが、写真投稿SNSである「Instagram」。まずは米国でのテストが開始されているようです。

企業案件から街頭広告へ
インスタだけでも稼げる話はあります。
多くのフォロワーを抱え発信の影響力があるインフルエンサー。そこへ企業が直接「宣伝してくだしぃ」と持ち込む「案件」が今までのやり方。有名人にCM出てくださいっていうようなものです。
ユーザーからは「カネの臭いがする」「悪い所をいわなくなる」など、あまり良い目で見られない手法。しかし、広告を出したい(物を売りたい)と考える企業からすれば、非常に効率がいい方法です。
誰が見るかもわからない街頭広告にン千万かけるより、多くのファン(フォロワー・信者)を抱える人に宣伝してもらうほうが訴求効果は高い。なぜそうなるのか──。ファンというのは、同じ価値観で繋がっているからです。だからインフルエンサーが「これいいよ!」と勧めると、「私も買っちゃおう!」と行動に移す人は数割居ます。
魚釣りでいうなら、毎日のようにめちゃくちゃ釣っている人が居れば、「一体どうやって釣果を維持しているの?」と気になるでしょ? そしたら、「このルアーが無いとこの釣果は維持できません」と宣伝すれば、そらもうイレグイよ。
──で、インスタの広告手法はYouTubeと似ていて、ライブ配信か投稿で広告を閲覧された視認や承認率で決まるみたいですね。とてもオーソドックスな方法です。
てことは、ですよ。インスタで投稿することが職業になる可能性もあるわけです。ユーチューバーが職業として確立されたように、インスタグラマーも”なりたい職業”にランクインする時代も、すぐそこに待っているかもしれませんね。
インスタが新しい稼ぐツールとなるなら、今のうちにフォロワーを集めておくべきでは?
インスタ収益化モデルが一般化されるとしても、そのハードルは未知数です。
GoogleAdSenseしかり、YouTubeしかり、広告表示が許されるまでのハードルはそれなりに高いです。逆にアフィリエイトのASPはその点緩めですね(サイトがあればいいくらい)。インスタはFacebook傘下ですし、FBにも閲覧型広告も流れてくると、ネット上で稼ぐ方法も増えていくし、働き方なり副業の選択肢も自由度が増していきます。
インスタは数万フォロワーで案件がくるレベルらしいですが、そこまで行くためのハードルは高いです。無差別フォローにフォロー返しをしつつ、毎日のように投稿しつレイアウトも凝ったりして、集めに行く方法はそこらに転がってますけど、達成できるかどうかは別の話。
魚釣りは潜在する利用者が少ないですけど、アウトドア(特に自然の場面)寄りのアプローチで攻めれば、釣りファン以外の獲得も見込めるし、数万フォロワーに届く可能性は高まります。

アウトドアは山がメインですし、海を写す機会が特に多いのは釣り人の特権といえます。360°カメラで広範囲を写すなり、VRライブへの進出も考えれば、新たな収益の可能性を高めてくれると思います。ただの釣果写真を載せるだけなら、返信が容易なTwitterが向いてます。
磯で泳ぐマンなら、ヘルメットにアクションカメラつけて、その様子を共有するのもいいと思います。