アングラーが銃刀法違反にならないために気をつけるべきこと

アングラーが銃刀法違反にならないために気をつけるべきこと

刃渡り6cm以上の刃物を所持していると、「銃刀法違反」になる可能性があります。 アウトドアなど”用途が明確”ならセーフですけど、釣具を常時積んでいる場合に〆用ナイフが入っていたりすると、アウトになる可能性があります。

法律は悪いことをしなけりゃ牙を剥きません。正しい知識を持つことで対応できます。

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刃渡り6cm以上の刃物を持ち歩くのは理由がない限りアウト

銃刀法違反になるのは刃渡り6cm以上の物。これを持ち歩けるのは、業務に携わる者か、正当な理由がある人のみ認められています。──料理人や芝刈りに行くとかね。

アウトドアのルールだと、持ち歩く時は「鞘に入れる」など、刃を剥き出しにしなければセーフが浸透している。これは”自分や他人が怪我をしないようにする配慮”です。していれば逮捕されないわけじゃありません。

銃刀法違反については、警視庁の説明ページを読んでみてください。インターネット老人会がウホッといいそうなデザインです。

刃物の話 警視庁

職質でキャンプ道具を積んでいた人に前歴がついたことが話題に

釣り人なら〆ナイフを持っているように、キャンパーなら小型ナイフなり鉈を持っていることが多い。それを念頭に入れつつ、銃刀法違反の話をちょっとかじった程度で次のまとめを読んでもらいたい。

職質を受けたら、車に積んでた「キャンプ道具」を理由に前歴が付いた→刃物所持の正当事由を証明できる方法はあるのか
まとめました。 更新日:8月16日10時08分

返信内容が「二極化」しているのが面白い。

  1. 正当な理由のもとで所持してないから残念だね
  2. キャンパーが鉈とナイフを持ったらアカンのか

ツイ主が職質でアウトになってしまったのは、”正当な理由”を説明できなかったからでしょう。

鉈とナイフを「キャンプで使う物」だと説明するなら、するorしていた証拠を提示しないといけません。証拠とは、キャンプ場の宿泊予約か履歴とか、実際にやっていた写真(タイムスタンプ付き)とかね。

写真から想像を膨らませると……。ジムニーで道なき林道を行くから、倒木とか邪魔な枝葉を取り除くのに使うのなら、鉈は正当所持の可能性が見える。でもナイフはどうだろう。「鉈があればナイフはいらないよね」ってなるでしょう。考えようによっては、そういう逃げ道もあります。

キャンプに使う物刃物を、キャンプをしない時に持っていると、銃刀法違反で歴がつく可能性があるってことを覚えておいて頂きたい。これはアウトドアに限らず、100均で買ったけど存在を忘れていたなど、日常でもありえることです。

ちなみに、違反内容に納得がいかないのであれば、「不服申し立て」の道もあります。

○行政不服審査手続規程の制定及びその運用について(例規通達)

不服申し立て自体は権利であるため、自由にすることはできます。ただし、処罰された内容を覆す証拠なり論証が必要になるため、「納得いかん」程度でぶっこむのは難しい……。正当な理由があるのにそれが認められなかった──てな場合に有効です。

所属団体なり職場で使うから常に持つ必要がある、とかね。携行許可証は持ってるけど偶然忘れてた──なら、後に提出することで注意程度に済むかも。

アングラーが刃物を持つ理由を正当化する方法とは?

魚釣りで難しいのは、”魚釣りをしていたorする証拠”を用意すること。

していた証拠なら、釣った魚を見せるか、無ければ釣り場の写真があるとベター。これから行く証拠はそれらが無いため、実際に行くしかありませんね。

それを利用して、職質を受けて風向きが悪くなったら、「今からそこの海で釣りするんすよ」といって、実際に釣りをはじめる方法も。それか、頻繁に行っていることを証明するために、写真を見せるのも有効ですね。

現在はデジカメやスマホ写真の物証がかなり強いので、なんにもない時でも、位置情報とタイムスタンプ付きで釣り場の風景を撮っておくと、こういう時に役立ちます。浮気バレ防止にはデスノの月くんみたいに、筆談がおすすめですよ。

毎日アウトドアをしないなら道具の積みっぱなしはよくない

余計なトラブルの火種を起こさないためにも、道具を車に積みっぱなしにするのはやめておきましょう。

10徳ツールを日常で持ち歩くのも、厳重注意で済めばいいほう。家の鍵も凶器になりえるけど、それがなければ入れなくなるでしょ? 鍵なら「しゃーないな」ってなるけど、10徳ツールなら「アンタ毎日そんな物使うんか」って詰められます。

魚釣りの話でいうと、ラインカッターとか小型のハサミなら問題ないけど、キッチンバサミのような大型になると話が変わります。針外しとか神経締めセットも、ある意味で凶器とみなされかねません。

余計なリスクは負わないよう、使った道具は一旦仕舞っちゃいましょう。暑い時期は積みっぱなしもよくない。

──ここまで”自動車に道具を積みっぱなしにする前提”の話でしたが、自転車や歩きでも銃刀法違反にはなります。荷台だろうがバッグだろうが、当人が携帯していますからね。10徳ツールなりハサミがキーホルダー代わりについていれば、おまわりさんがニッコニコで近づいてくると思います。

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