釣りに必要な学問ってあるの?

釣りに必要な学問ってあるの?

学生の誰もが一度くらい、勉強中に「これって将来の役に立つの?」とつぶやくと思う。自分もそのひとり。

でも──『やっててよかった公○式!』みたいに、時が過ぎてようやく「義務教育ありがとぉぉ!」と実感することがある。それは魚釣り中にも感じることがある。……まぁ、公○式はやってないけど。

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魚釣りに必要な学問って何?

魚釣りは理系向きだと思っている。

「棚(レンジ)」の概念は数字のほうが理解しやすいし、「1秒間で○m沈む」みたいな計算は、『Aくんは新幹線でBくんは自動車で移動。目的地αにはそれぞれ何分後に到着するか』みたいな問題を流用できる。魚釣りは任意の位置にエサを置くことが重要。それは数字を用いると説明しやすい。

個人で楽しむだけなら、脳内で計算を繰り広げるだけでもいい。でも、誰かに説明する時は語学力が必要になってくる

ルアーを投げて魚を釣るまでは、ガチ理系なら計算式だけで会話できそう。でもそれでは同じガチ系にしか伝わらない。ビジネス界で横文字などの専門用語を連発するタイプも同じ。同業には阿吽で伝わるけど、新人や他業種は「???!?!?」となり混乱してしまう。

万人に伝えるためには、向ける人に合わせた言葉を選ばないといけない

最近「語彙力」が持て囃されているのもこれが要因。言葉を文章(文字)にし、なおかつ大多数に伝えるためには、語学力が必要になる。

語学力の強者とは、伝える言葉をより多く知っていること。国語である程度の語彙は身につくものの、勉学の狙いが、作者の意図なり人の心を理解するための意味合いが強い。それは魚釣りでいう、「魚の気持ち」を知るための”学”といえる。

そして自然の変化を知るには「科学」が重宝するし、地域で釣りをするには社会も関係してくる。──こう考えると、あの頃は無駄にしか思えなかった義務教育を経験したおかげで、魚釣りが当たり前にできている……? と思えてくる。

魚釣りから学びを広げることはできる。

魚が何故ルアーに騙されるのか、とか。何故産卵する時に浅い箇所に来るのか、とか。どうやって砂に潜っているゴカイを食べるのか、とか──。そういう些細な”ふしぎ”から、知りたい欲求があってこそ勉強がはじまるのだと、私は考えている。

「気付き」が多ければ多いほど、知識と教養は自然と身についていく。だから他人の「興味」を奪うことは、人生の1ルートを握りつぶすのと同義だと思う。

魚を釣るための思考力を鍛えるにはどうしたらいいのか?

思考力を鍛える学問は、実のところ存在しない。

ジャンル的には「哲学」が当てはまるが、義務過程では必修項目じゃないし、中二的な病を発症しちゃった人が学ぶ印象が強いかもしれない。──哲学の本質は「ある難問を自分で解決し、他人に伝える能力」に集約されている。

例えばこんな問題があるとすれば、あなたはどう考えるのだろうか。

問「すぐそこに見える魚を釣ることは簡単だろうか?」

人によって幾つか答えが分かれるはず。

  1. 「見える魚は釣れない」を信じてあきらめる
  2. 気配を察知されないようにすればいけるのでは
  3. 見えるなら掬えばいいじゃない
  4. 見えるから釣れないなら見えなくなってから釣ればいい
  5. 銛で刺し穿つ

気づいて欲しいのは、無理難題でも”なんとかしようとする方法”は結構浮かびやすいこと。

宇宙の解明は道半ばだけど、存在自体は紀元前から知られている。過去は神話のみでたどり着ける場所とされたが、今は民間人が旅行で行けるような時代。空を飛ぼうとしなければ飛行機は生まれないし、重火器バトルがなければロケットは生まれなかったかもしれない。それがあればこそ、「これめっちゃデカくすれば宇宙行けんじゃね?」と想像できたかもしれない。

「何故釣れなかったのか?」の問いに対しては、「何かが足りなかった」が答えになる。

もしかしたらあの場所には魚が居ないかもしれない。だから次は場所を変えてみよう。

もしかしたらルアーやエサが悪いかもしれない。だから次は別のを試してみよう。

もしかしたら時間が悪いのかもしれない。だから次は魚が腹ペコな時間を狙ってみよう。

──などが考えられる。「失敗は成功のもと」の言葉は、今の方法でダメなら別の方法は成功するかも? という前向きな思考があってこそ活きる。そして成功するかもしれない方法を考えるのが、思考力の真価だと思う。

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思考を鍛えるには本を読むのが最適な理由

語学力はいつどのようにして身につくのだろう?

一般的に、親子だったり、他人や友人たちとの会話から単語を拾って覚えていく。だから幼少期は「○○って何?」と説明をせがまれることが多い。大人になって言葉について質問されると、「なぜコイツは分からないのか」と思ってしまう。そういう時に「もっと勉強しておけばよかった」と後悔することが多いと思う。

語学力を学ぶには、より多くの単語にふれるしかない。

手っ取り早いのは、多くの人に出会う職や立場にあること……だが、コミュ力があるならそもそも対話で困ることはない。もしそうでなければ、言葉を学ぶには「読書」が最適。なぜなら、あらゆる本は「作者の思考を言語化したモノ」だから。つまり、読書とは作者との対話である。

中でも思考力を鍛えるには古典を読むのが最善。今は当たり前な概念も、当時は”新しい概念”であり未知の言葉だった。中世から以前の書物は、「私はこう思うんだけど、どうかな?」と語る内容だから、その道に至る思考を事細かく書いているため、内容が助長しやすく、現代語訳はより分厚くなっている……。そこが敬遠される理由だけど、読み進めることで、「この人はなぜそう考えたのか」を知ることができる。そう思えることが思考力を磨く第一歩だと思う。

ここで2chの推奨する、「10代で読んでいないと恥ずかしい必読書」のリストをまとめているサイトを見てみましょう(真に受けると死に至ります)。

2chの「10代で読んでいないと恥ずかしい必読書」リストが話題に→教養は大事だよね!ツッコミどころ有りすぎ!など物議を醸すが真相は...?
ゼロの使い魔以外読んだことなかった

生まれた直後から読み出しても、10代のうちに全書読みきれたら才能だよな……。ていうか、半数読んでても危険分子として公安からマークされそう。ちなみに私は1割も読んでないです。でもラノベ主人公はよくここに挙がっている本から抜粋するよなぁ。う~ん賢いなぁ。

古典を読むと賢くなれるの?

まあ現代で古典を読む必要はあんまりない。

今書店に並ぶ多くの現代書(文芸とかビジネス本)には、古代から受け継がれてきた言語体系や知識が継承されている。さっき挙げた”読むべき本”は、ざっくりいうと「現存するあらゆるビジネス書のオリジナル」みたいな存在。

ビジネス書などハウツー本は、読者に対して説明口調で書かれているため、プレゼンの口調や構成にも使えたりする。ブログやSNSでアウトプットするのであれば、こういう本は読んでおくと役に立つはず。

思考を鍛えるには「偉人伝(自伝)」を読むのも効果的。どんな成功者でも何度か挫折を味わっているから、困難をどう乗り越えたのか? その過程に悪魔的思考の過程が記録されている。……役に立つかは別だけど。

ある失敗例からの解決をまとめてある『失敗の科学』は、困難にぶち当たった時に何を考えるべきかを知るにはおすすめ。

「私はなぜ失敗するのか。なぜ失敗してしまったのか」

原因を特定すれば、それを排除すればいいだけの話。……だが、原因が分からないから失敗を繰り返すことにもなる。だから立ち止まって手順を振り返ってみることが大事。それこそが思考力!

やっててよかった公文式!みんなの声聞かせて!キャンペーン|特集|公文(kumon)の口コミ・評判公式サイト KUMON BUZZ PLACE|公文教育研究会
くもんが始まって半世紀以上、今では世界に広がるKUMONとなりました。皆さんからお聞きした「公文式をやっててよかった!」の声をご紹介します。公文教育研究会口コミ・評判公式サイト KUMON BUZZ PLACE
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