シマノのロッド『カーディフNXシリーズ』は、華奢で安価かつ汎用性に優れたモデルの印象。
リファインされた新しい21NXシリーズは、スパイラルXを搭載し、前モデルよりも細く強く、遊べるフィールドが更に広くなりました。
より大物でも対応できるようになったね!
記事のまとめ
21カーディフNXの特徴
- スパイラルX搭載で、前モデルよりも細く強く、ネジレを抑えたパワフルなロッドに
- 軽量化されたリールシートで、ロッド操作性が向上
- 管釣りからネイティブまで、幅広いフィールドに対応
- ポンド、渓流、湖、本流など、フィールドを選ばない
- 北海道の大型トラウトにも対応可能
- ベイトモデルB83MLを追加
21カーディフNXのラインナップ
- S77L:適合ルアーウェイト4~18g、ポンドや渓流、海のライトゲームに最適
- S83ML:適合ルアーウェイト5~26g、飛距離を求めるシーンや湖での15g前後のミノー操作に最適
- S86M:適合ルアーウェイト8~35g、ディープなレンジ攻めや大物狙いに最適
- B83ML:適合ルアーウェイト5~26g、ベイトリール特性のパワフルな巻きを活かせる
21カーディフNXに合うリール
- シマノ「ヴァンキッシュ」:軽量でパワフルなスピニングリール
- 番手:1000~3000番
- 汎用性を考えるなら2000番がおすすめ
ポンドからネイティヴまで、あらゆるシーンに対応できる21カーディフNX
『カーディフNX(CARDIFF NX)』の立ち位置は、管釣りに本流のトラウト相手なら困らないモデル。
ラインナップは4種。
「S77L」
「S83ML」
「S86M」
がスピニングで
「B83ML」
がベイトモデル。
頭文字がそれぞれを示しています。
前モデルから変化したのはスパイラルXを搭載したこと。
ブランクスの強度は飛躍的に向上。
ネジレ軽減でファイト時のパワーロスを抑制。リールシートも軽量化され、ロッド操作性も良くなりました。
21カーディフNXの特徴を簡単にいうなら──
パワフルなネイティヴトラウトをいなせる性能になったことで、
管理釣り場以外の大物でも対応できるから、北海道で使う分にも困らない点ですかね。
「S77L」を使うならこんなトコロ
S77Lの適合ルアーウェイトは「4~18g」。
ロッドを曲げてトラウトを疲れさせるスタイルが得意で、ポンドが最も使い勝手に適しています。
渓流なり海のライトゲームでも困ることはないクラス。フィールドに縛られないのが最大の利点かも。
「S83ML」を使うならこんなトコロ
S83MLの適合ルアーウェイトは「5~26g」。
飛距離を求めるシーンに対応できる長さで、15g前後の沈むミノーを操作したいならこのモデル。使うなら湖かな。パワーを活かして本流もアリ。
セッティング的にはサクラマスに大型レインボーを意識した感じですね。チニングに使っても良さそう。
「S86M」を使うならこんなトコロ
S86Mの適合ルアーウェイトは「8~35g」。
S83MLとあまり違いませんが、よりディープなレンジを攻めたい場合や、大物が確定している時に使うモデル。反発力を活かしたファイトに特化したタイプ。
大物で有名な管釣りなり、北海道の大型トラウト向けかもしれない。
B83MLを使うならこんなトコロ
新しいNXシリーズで追加されたのがベイトモデルのB83ML。
適合ルアーウェイトは「5~26g」でスピニングと同じ。
ベイトリールの特性である”パワフルな巻き”を活かせるのが特徴。15g前後の沈むルアーを繊細に扱いつつ、落ち込みから速攻引き出したいゴリ押しファイトに適応。
ここまで来ると「バスロッドで良くね?」って思っちゃう。
終わりに──何のリールがいいだろうか?
せっかく強く軽いロッドなので、リールは小型でパワフルな物を選びたいところですね。
シマノなら、やっぱり軽い『ヴァンキッシュ』が理想かつ最善かな。他のモデルも性能に大差はないので、見た目カッコイイので選べばいいと思います。
番手は1000~3000が適応サイズ。
汎用性を考えるなら2000番がベストかも。