2021年モデルのムーンショットはスゴイ(語彙喪失)。
廉価モデルながらハイパワーXを採用したことで、ソルトのショアキャスティング(岸から)に限れば、「もうこれ1本でいいんじゃないかな」と思える仕上がりに。
ハイエンド1本買うより、ムーンショットを3本3種買うほうがぜったい賢い!
“この記事のまとめ”
2021年モデルのムーンショットは、シマノ製のソルトルアー向けロッドで、その性能が大幅に向上しました。特にハイパワーXの採用により、キャストやファイト時の安心感が増し、旧モデルに比べてブランクスの粘りと信頼が向上しています。このモデルの価格は16,000~18,400円と非常にリーズナブルで、同価格帯の他製品と比べても破格のスペックです。初心者から中級者まで満足できる仕様で、複数のモデルを揃えることで釣種の選択肢が広がります。特にシーバスを狙うならS90MLやS96MLが、サーフでの釣りならS96MHやS106Mが推奨されます。リールは同じシマノ製の「アルテグラ」が価格帯的にもマッチし、最適です。ムーンショットは、岸からのソルトルアーフィッシングを楽しむための信頼できる相棒となるでしょう。
ソルトルアーはもうこれ1本でいいんじゃないかな?
「ムーンショット」とはシマノ製のソルトルアー向けロッドです。
もともと”廉価ながら性能はそこそこ”が特徴のモデル。
釣具店ではリールとのセット品でよく売られているタイプ。
安物らしい「ぐにゃっ」としたブランクスは、大物とのファイトで少々難がありましたが、安い+シマノが全てを許す……そんなロッドでした。
2021年にバージョンアップしたムーンショットは、隙のなさがもうヤバイんです。(ry
ハイパワーXを採用した21モデルから隙がなくなった
ムーンショットは21モデルからハイパワーXを採用しました。
これにより、旧モデルよりもブランクスの粘りと信頼が高まり、キャストやファイト時の安心感が生まれました。スペック上では3万円台と同格。
この価格帯では、業界内でも破格のスペックといえるでしょう。
初心者アングラーの見聞を広げるための役割がある
21ムーンショットの価格は16,000~18,400円。
シマノ製ロッドでは下から数えるほうが早い安さ。
8万円のハイエンドモデル1本買うのを夢見るなら、ムーンショットを3本3種買うほうが、釣種の選択肢も増えるし賢いといえます。
複数種類を用意するメリットは、使うルアーやポイントごとに適合させやすくなること。初心者から中級者が満足するスペックですし、価格も安くて耐久性もあるから、非の打ち所がないですね。
まぁ一番の問題は、「結局どの型番を選べばいいの?」なんです。
ルアー全般が対象だから、種類多すぎ問題。
ソルトのショアキャスティングなら全て賄うラインナップ、ゆえに迷う
21ムーンショットの長さは9~10ftが主体。
ソルトのショアキャスティングに使うなら、困る理由は特にないラインナップですね。
まずはこちらのスペック表を見てください。
スペックは細かく区分されて12種類。
それぞれ最適なフィールドが若干違うため、初心者が選ぶには種類が多すぎ。──大雑把でいいなら数種類に絞れます。
主にシーバスを狙うならS90MLかS96M
岸からシーバスを狙うならS90MLとS96MLがベストでしょう。
S90MLはバチ抜けを視野に入れて、10g以下のプラグも使いやすいタイプ。S96Mはオールシーズンで中型以上を狙いつつ、各メソッドやパターンに適合できるタイプ。
9.6ftを楽に扱えれば、ソルトルアーの基礎は身についたようなもの。
あらゆるショアキャスティングルアーを「ちょっとやってみたい」の目的なら、S96MLが入門にちょうどいいですね。
主にサーフでやるならS96MHかS106M
サーフを主戦場にしたいなら、対象魚でモデルを選びましょう。
S96MHは硬めだから、青物狙いのショアジギング全般に。
S106Mは食い込み優先のフラット向けで、サーフルアーに限れば万能なモデル。
どっちもやりたい欲張りならS106MHかな。
S106MHなら、市販されているサーフ用ルアー全般を扱うことができます。
入門用に選んでも、最後まで相棒になってくれるはず。
最後に”合わせるリール”ですが、ムーンショットが沿岸の釣りを想定しているため、2000~4000番の範囲で選べば問題ないでしょう。
同じシマノの「アルテグラ」が価格帯も同じだし、おすすめです。