「鉄腕スナップ」は名前から想像する通り、強度を優先したスナップです。

このスナップ……私にとっては理想なタイプなんですけど、あなたにとってはどうでしょうか?

鉄腕スナップの溢れるメリットとは
鉄腕スナップの欠点は探すほうが難しいレベル。
メリットを簡単に並べると次の通り。
- 強度!強度!強度!
- 幅広だからルアーの動きを阻害しない
- 軸が太いからノット切れが少ない
- 魚種に囚われない万能性
メリットを言語化すると、人気のスナップに落ち着く感じ。
それだけスナップごとに”差”はあまり無いです。最終的には”好みで選ぶ”物といえます。

ただ、鉄腕スナップは自分の好みにドンピシャだったので紹介したかった……。
幅広タイプで軸が太い製品がなかった
販売されているスナップには幅広タイプが異様に多い。
そうなる理由は、ルアーの動きを邪魔しない最適の形だから。

このタイプで最も人気なのは、カルティバの「耐力スナップ」かな。
スナップ自体の強度に使いやすさは申し分ないのですが、軸が細すぎて結んだラインがファイト中の負荷で金属に食い込みやすく、ノット切れを起こしやすい傾向があります。何度かそれでバラしたことも……。
でも業界は細くて強い物を多くリリースしています。
──そうじゃねぇんだよ、と。リーダーに使うラインが強くなり、年々細くしても大丈夫になったからこそ、締めこみで切れる可能性があがっています。

その問題は、軸が太めの鉄腕スナップなら解決してくれる!
金属の復元力を利用して強度と開閉しやすさを両立

鉄腕スナップは独自のステンレス鋼を使用しており、従来よりも高い復元力がありつつ、破断に耐える能力は従来製品の2倍もあるらしい。
開閉タイプのスナップは、金属の特性上、使うほど金属疲労が溜まって折れやすくなります。
いっぽう鉄腕スナップは閉じた状態に戻る復元力が高いため、従来製品よりも使い続ける期間が長いことになります。

これをざっくりいうと、「コスパが良い!」わけです。
ライトゲームから大物まで対応するラインナップで死角なし!
鉄腕スナップのサイズは「#0~#3」があります。
アジ・メバルなどの小物から、10kgを超える大物まで対応するラインナップ。
幅広タイプなので使うルアーは選びません。しいていうならミノーイングに向いてますね。
#0のサイズでも、アジングなどのジグヘッドに使うのはちとつらめ。でもミノーなり管釣りスプーンには使いやすいから、バタバタ動かしたいルアーに採用するといいでしょう。
