冬の定番「コノシロパターン」を攻略するトップウォーターが欲しい……。
そう考えているあなたに、LONGINの『ジンペン 150mm(JINPEN 150)』をおすすめしたい。特にシーバス向けのカラーリングになっており、”SEABASS COLOR”としてデビュー。
ありそうで少ないコノシロパターン向けトップウォーター
20~30cmまで丸々と成長したコノシロを、丸呑みするシーバスが乱舞するシーズンがある。
大型が期待できるし、なによりも──冬季で数少ない必勝パターンのひとつ。
ベイトが大きいので、ルアーも大きくなるのは必然。だいたい130mmくらいが選ばる感じで、種類はペンシルやメタルバイブなどが選ばれ、沈むルアーが多い傾向があります。
コノシロは群れで移動するし、それを狙うシーバスは水上でガッポガッポします。なのでトップの釣りもアリ寄りのアリ……のはず。
ですが、「冬にトップぅ?」の固定観念があるのでしょう。
──そうじゃない。冬だからこそ、デカいベイトパターンでトップが成立するんだ!
と言わんばかりに発売されたのが、LONGINの『ジンペン 150mm SEABASS COLOR(42g)』です。
カラーはシーバス好みのベイトに合わせたランナップ
LONGINの『ジンペン150 SEABASS COLOR』は、名前の通り、シーバスが好むベイトカラーに合わせたラインナップになっています。
カテゴリーはダイビングペンシル。ウェイトは42g、カラーは7種類。
- ドチャートマット
- イワシ
- ボラ
- 金ボラ
- サンマ
- トビウオ
- コノシロ
ナチュラルカラーが多いため、ベイト有りきの釣りになりそう。ベイトボールやナブラを見つけやすいボートに分があります。
一応シーバスモデルですが、大きさとカラーから、外洋のトップウォーターに使うのもアリ。ブリに使うもヒラマサに使うも、マグロに使うのも可能です。
実際その釣果もありますし、耐久も申し分ないですね。

キャスティングで使うなら秋~冬がメイン
ジンペン150は42gと若干軽めの仕様。
ショアキャスティングなら50gのウェイトでも軽く使えるロッドが多くなったし、ボートだけじゃなく、サーフや磯を主戦場にするアングラーの選択にも入ることができるでしょう。
特にサーフだと、シンキングを選択することが多いから、トップでガボガボ出ている状況で損をすることも多い。でもジンペンみたいなトップウォーターを1本でも忍ばせておけば、不意に回遊してくる超レアな大物をかけるチャンスを増やしてくれるかも?
──まぁ1本約6000円と高めですが、このサイズでフローティングはオンリーワンな性能ですしね。
基本はトゥイッチ(グイッとひっぱる)して糸ふけを巻き取るだけ。これだけで水中にダイブする時スプラッシュを発生させ、魚へアピールをします。おまけに不規則なダートアクションを引き起こし、弱ったベイトも演出できます。
操作も簡単で、誰でも使いやすいダイビングペンシルといえます。
秋から冬のショアキャスティング好きなアングラーは、こういうルアーを投げれるタックルを用意しつつ、来たるべき”祭り”に備えていることも多い……。
終わりに──デカいルアーは体幹を鍛えるのにもイイ
デカくて重いルアーを投げる時、腰と下半身の体幹が鍛えられると、振り回すのが安定します。
ボートだと特に顕著で、体幹がおろそかだとまともに立てないことも。電車で「立っている方がラク」な人は、きっとボートも大丈夫でしょう。で……ふらふらする船上でするキャスティングは、あなたが思っているより難しいはず。
手っ取り早く鍛えるには、プランクを習慣付けるといいですよ。
寝る前、起きた後、でもいいから毎日10秒──とかね。
