特殊な訓練は受けていませんが、日々ランニングに筋トレをして、そこそこ体力があると自負しているタイプのバカが、勢いで組んだスケジュールです。
どうかご査収ください。
富士山を間近で見たかった思いが爆発
じゃらんで「富士吉田」の5000円引きクーポンを取ったのがはじまり。
静岡市泊を10日に入れてたから、「富士山の裏側周るくらい余裕しょ」なノリで3泊4日の旅に設定。出発2日前に見どころさんをサックリ調べ上げ、最優先事項は「富士山を間近で見る!」ことに決定。
富士五湖の展望スポットを調べて、精進湖のパノラマ台がバスで行けるし、”初心者でも安心”の触れ込みがあるから、ここに行こうと──。
シューズ以外、登山と全く関係ない出で立ちな装備だけど大丈夫か?
パノラマ台中間地点までの苦闘
8:57、富士山駅からバスで出発。
9:41、パノラマ台下バス停に着。
パノラマ台の入り口はバス停のすぐ傍。これから登るっぽい人は、ちゃんとした登山ルック。いっぽう私は、シューズこそトレッキング用だが、冬コートに肩掛けバッグinノートPCだけど大丈夫だろうか。
入り口からけっこうハードモードな気配がするんだけど、本当に初心者向けなのだろうか。
登り始めてしばらく……、斜面は急であるものの、登山道はわりと緩め。”険しい”とは思わないけど、ひらすら10~20度の斜面を登り続けるのは、じわじわ体力を削れてしまう。
情報によると、パノラマ台へは片道1時間ちょいの道程。
もちろん帰らないといけないから、往復で2時間半の余裕を見て、今後のスケジュールも組んでいる。この行程には3時間を見積もっていた。
──で、中間休憩地点らしい場所に到着!
9:55に登りはじめ、10:13に微パノラマまでたどり着いた。
──もしかしてハイペースすぎる? 歩くこと自体は苦でもないし、息はあがっても全力疾走後よりはマシ。問題があるとすれば、通気性も何もないコートを着て、両手フリーにならない肩掛けバッグなことだけだった。
飲料水は持ってきているよ!
パノラマ台までもうちょっと
中間パノラマから気付いたのは、山の稜線がルートに混じり始めたこと。頂上に向かいはじめていることがわかる。
最後の分岐点に着いたのが10:35。パノラマ台は精進湖から入るルートと、本栖湖から入るルートの2種類があって、行きと帰りで違う情景を楽しみたいなら、「精進湖⇔パノラマ台⇔烏帽子岩⇔本栖湖」で進むこともできる。
なので精進湖から来た場合、この分岐を間違えると、本栖湖方面に下ってしまうハメに。視界が悪い時はどちら側からでも注意しましょう。
ここまで来れば頂上まではほんのわずか。斜面も緩めになるし、先に絶景が待つワクワクを抑えつつ、確実に進んで行こう!
50分強でパノラマ台に到着!
パノラマ台頂上に着いたのは10:47。登り始めからおよそ50分そこそこ、見込み予定時間通りですね。
「頼む……! 雲が晴れていてくれ……!」
ようやく見れた……。気温があがり若干ガスってるけど、富士山の全体像をようやく見れた……。旅先で天気がここまで味方してくれたのは、はじめてかもしれない。
いやぁ~いいですねぇ、富士山のなだらかな曲線! 相変わらずエッチだねぇ。
眼下には樹海が広がり、湖たちが小さくも見える。知らないうちに、ずいぶんと登っていたんだなぁって(小並感)。
さて、汗もひいたし……戻るか!
終わりに──精進湖パノラマ台は確かに初心者向けだった
ルートを完走した感想ですが、平坦かつなだらかな坂がひたすら続くだけなので、確かに初心者向けですね。岩をよじ登るとかもないですし。
下りは自然の音を楽しみつつ、ゆるりと下って50分くらい。
本栖湖側に下るのも考えたけど、下り終わった後の食事先をぜんぜん調べてなかったし、道を間違えるリスクもあるから”無難”を選びましたあと、落としたっぽいサングラスは見つからなかったネ。
下り終えたら精進湖で写真撮影タイム。ここから歩いて近くの「いろいろ料理ことぶき」で、鹿カレーを食べて行程はフィニッシュ。
この後は銭湯施設に寄り、しっぽり疲れを取り──たかったけど、サウナが中止だし、気温1桁で外気浴は死ねると気付いたし、閉館の18時までいると次が1時間後で湯冷め不可避。
そしてほかほかのまま気温1桁に放り出され、山中湖のもみじ祭りに行きましたが、それはまた別のお話で──。
ちなみに行きと帰りで計10人くらいと出会いましたが、みんなガチ目の装備で完全に俺、浮いてました。絶対ネタにされてるよ……。
バス代は「富士山・富士五湖パスポート」のおかげでかなり得
富士急行の窓口で購入できる「富士山・富士五湖パスポート」は、富士五湖を巡回するバスが、購入日から2日間乗り放題に!
これが2泊3日と相性がよくって助かりました。ちなみに地域共通クーポンでも購入できます。種類は2つあって、富士急電車も全線(河口湖駅-大月駅)乗れる3600円と、電車が一部の2600円の2種類。どちらもバスは乗り放題。
今回の行程だと、富士山駅からパノラマ台下まで1160円。河口湖から山中湖旭日丘まで790円。
それぞれ往復だから、1日だけで”元”は余裕で超えました。そのぶん乗っている時間も長いけどね……。
じゃらんの富士山クーポンが11/16に再配布されるかも
紅葉シーズンは今月末くらいまで。11月は全国的に気温も高くなる予報で、行楽には絶好のチャンスになります。今年はGoToトラベルもあるしね。
感染拡大対策は十分に留意しましょう。
訪れた山梨の各施設は、入館にサインが欲しいなど徹底していましたね。安心安全の旅は個人が気をつけるべきことだし、そうすればおのずと皆が守っていることに繋がります。