ミノーの時代はDR(ディープランナー)に突入か?

ミノーの時代はDR(ディープランナー)に突入か?

なにやらDR(ディープランナー)のミノーが流行ってる模様。

どんな物かわかりやすく言うと、リップがすんごい長いタイプ。これ巻いているうちに折れるんじゃねーの、みたいな。リップが長いから巻くだけで深く潜るのが特徴。

……もうお気づきですね。他より深いレンジを簡単に探れるから、釣れるんです!

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神経使わず2m付近のレンジを楽に引けるって素敵じゃない?

DRタイプのメリットは、2m付近のレンジを簡単に引けること。

そのレンジを引けるルアーは今まで、バイブレーションとかシンキングペンシルとか、重くて沈めることができるルアーが主でした。

でもこれらは、均一に2m付近を引くため、アングラー側にある程度の技術が必要です。

DRミノーは巻くだけで潜るし、設計されたレンジを直線で一定に引くことができる……。それが”簡単にできるルアー”は、他に存在しないと思いませんか?

DRミノーがなぜ有利に働くのか?

大型の魚ほど臆病です。なので水深に対して中層以下に佇んでいることが多い。

例えば水深5mのポイントなら、ターゲットは3m以下の中層以下に居ることが多くなります。そこに通常のミノー(1mレンジ)を使っても、「あそこにエサがあるけど遠いから面倒だ……」とスルーされやすくなります。

でもDRミノーなら2mまで潜るため、1m潜行よりもチャンスが増えますよね?

おまけにレンジバイブやシンキングペンシルのように、レンジを維持するテクニックを必要としません。誰でもイージーに、中層以下の大物に対してアプローチできるのが、DRミノーの本領といえます。

長いリップの弱点だった巻き抵抗と飛距離が改善されてきた

DRミノーの流行を作ったのは、おそらく「ショアラインシャイナーZセットアッパーDR(DAIWA)」でしょう。これが最近よ~売れているらしい。

2020年9月に125S-DRと145S-DRが追加され、ランカーシーバスに外洋キャスティング全般まで対応するようになりました。

リップは空気抵抗と巻き抵抗を増やします。それは長く大きくなるほど顕著になります。

セットアッパーDRは、飛距離を助ける設計になっており(エアロリップ)、外洋キャスティングでも十分な飛距離が出せるようになりました。それもあって巻き抵抗も軽くなり、シャローランナーと大差ない巻き心地になっています。

これが最も効果を発揮するのは磯のヒラスズキ。

向かい風に対しても十分飛んでくれるし、サラシ下の今まで通せなかったレンジを簡単に通すことができます。既存のミノーやシンペンより下を通しやすくなるため、それにスレたヒラスズキが釣れやすいというわけです。

もちろん活躍するのは磯だけじゃない。港内やサーフでも新兵器になりえますね。

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DRミノーで広がるレンジ攻略の幅

ミノーの利点は、オートに特定のレンジを攻略できること。しかし深すぎる水深には対応しきれませんでした。

DRの登場によって、港内の水深5mでもシーバスにはいいレンジを通せるし、サーフならヒラメに適したレンジを引くことができます。磯ならサラシ下の2mを素早く通せるし、広い場所なら飛距離もメリットになります。

3m以内の浅い場所では持て余すことになりますが、外洋に面しているポイントでは、DRミノーが活躍するシーンは多くあるでしょう。

DAIWA : ショアラインシャイナーZ セットアッパー 97S-DR / 110S-DR / 125S-DR / 145S-DR - Web site
小沼正弥監修。ロングリップミノーの常識を覆したセットアッパーS-DRのダウンサイジングモデル