和竿だけを扱うオンラインストアがオープン!
ジャンル的にはマイノリティだけど、世間から「WAZAO-IPPON」への注目度はわりと高い(RSSフィードのチェック数から)。
世界にひとつだけのロッド、欲しくない?
WAZAO-IPPONとは?
『WAZAO-IPPON』とは、スタジオサイタマ合同会社が立ち上げた、和竿を専門に扱うオンラインストアです。
スタイジオサイタマが掲げるのは、「埼玉県発の新しい釣りスタイルの発信と釣りとの接点の創出」。
和竿は日本独自の釣り竿であり、現在まで続く伝統文化。そして埼玉県は、かつて和竿の一大生産地であり、関東屈指の大河川を抱え、大手の釣具メーカー(上州屋・マルキュー)も存在し、魚釣りと密接な関係があります。
どんなモノも、機能性が成熟するにしたがい、原点に立ち返る傾向があります。シンプルイズベストですね。
和竿は大量生産ができないし、高いし、強度が不安に思うこともある──けれど。個性を出すには、これほど合っているモノはないでしょう。
和竿はコンパクトロッドの元祖
竹製の和竿は「○本継」が主流。
沢登りをする渓流釣りでは、長い竿はただ邪魔な存在になりやすい。フィールドによって、小型になるべきですが、カーボンロッドで継数が多くなると、(安いほど)強度面が不安になります。
それに対し、13ftでも6本継がある和竿は強い。
そして木製であるため、「呼吸するモバイルロッド」といえます。4.4ftのタナゴ用は10本継で仕舞寸法は175mm! もはやスマホサイズのロッドですね……。
価格はエグいがオンリーワンな竿が手に入る!
1/20現在取り扱う和竿は、「ヘラ」「テンカラ」「タナゴ」など。
竹で作られる和竿の特徴は、手入れさえすれば10年20年と長く使えること。使い込むほど味わいが増し、芸術品としての価値も高くなります。
今でも販売こそされていますが、安価で強度もある化学繊維に押されて、マイナーなジャンルに……。
でも、大量生産されたモノに、個性を求めるのは難しい。
バンブーロッドはまったく同じ竿が存在しないため、”ウチの子”と呼ぶのも遜色ないですね。大切に扱えば将来、すごい価値がつくかもよ?
世界に1本だけのオーダーメードもやってます
WAZAO-IPPONでは、オーダーメードも請け負っています。
使用用途に合うカスタムモデルの受注をしているので、HPの紹介にある、ガイド付きキャスティングモデルも不可能じゃないかも。
完成すればまさに、世界に1本だけの存在になりますね。これは究極の個性といえるでしょう。
さあ、新しい扉……開いてみない?