Clubhouseの仕様を聞いた時、「これって魚釣りと相性がいいんじゃないか?」と思った。むしろアウトドア全般で相性いいだろ。
その理由についてボツボツ語りたい。
魚釣りとClubhouseの相性がいい理由
まず最初に「Clubhouse」という音声SNSは知ってますか?
……ほう、ご存知でない? もしそうならアンテナ狭すぎ問題──。
簡単にいえば、音声だけのツイッターみたいなもの。Clubhouseの仕様や使い方は、他サイトを参照してください。説明するほど内容もないので……。
──ここからはClubhouseの使い方まで知っている前提で話します。
まず、”なぜ魚釣りと相性がいいか”は、次のような理由から。
- 釣り仲間でグループチャット代わりに使える
- 釣りポイント名でルームを作れば、そこに居るユーザー同士で会話できる
- 釣りをしてなくても会話に参加できる
- 聞くだけ参加もできる
- 収益化の可能性もある
Clubhouseの強みは、独り言をいってるだけで放送が成り立つこと。特にアウトドアなら、独り言を気にするシーンって、なくない?
動画配信(ライブ)と違って顔出しの必要もない。参加するハードルが低いのもメリットですね。
Clubhouseは人じゃなく「話題」に集めるべき
多くの人は、釣り仲間ネットワークで専用ルームを作って会話することを目的にすると思います。……それならスカイプかLINEのグルチャでやれよ、と。
Clubhouseを使うなら、Clubhouseでしかできないことをやるべき!
例えば「浜名湖で釣り」とかポイント名とか釣種でルームを作れば、興味のある人を呼び込むことができます。
その場合、浜名湖で釣りをしている人と、浜名湖で釣りをすることに興味がある人が集まる可能性があります。つまり、話題をエサに仲間を集める感じですね。
音声のみだから動画配信よりも参加ハードルが低い
Clubhouseは音声のみSNSです。顔出しの必要はないけど、イケボが有利なのは間違いない。
勘違いして欲しくないのは、ラジオやコミュニケーション目的で使う必要はないこと。
隣に釣り仲間が居なくて寂しくても、全国のどこかで同じ思いをしている同士が繋がれる……。そういう、おしゃべり好きアングラーのマッチングアプリ感覚で使うのがいい。
釣りをしていなくても参加できる
Clubhouseはアプリ(SNS)に登録していれば、オープンしているルームに誰でも入ることができます。
必然的に”興味が一致するルーム”へ行くため、気の合う同士が集まりやすくなります。
台本のないラジオを聴いてるようなものだから、BGM代わりにして仕事ができるし、ドライブに使えるなどの自由度はあります。ツッコミたければ声を出せばいいし、話し相手が欲しければ自分でルームを作ればいい。
やってはいけないのは、人に人を集めるセミナー型の使い方。
インフルエンサーのルームに集まりたがるのは仕方ないけど、本物のクラブハウスって、何かに興味がある人たちが集まるから、仲間が出来るんですよ。
将来的に収益化の可能性もある
音声配信は現在、収益化の市場として注目されています。PodcastにSpotifyが代表格で、今は試験的な音声広告の運用がされているところ。
そこで音声広告のスタンダードが決まれば、「お前ら急げ! Clubhouseが副業になるぞ!」みたいなノウハウサイトが増えるでしょう。
しかしこの場合、ルームを作成した人に広告が入るのか、それともルーム初期作成メンバーになるのか──などの問題があります。それにどうやって物を買ったかをトラッキングするか問題も。
音声広告が常態化すれば、個人のラジオ発信が副業の選択肢に入るようになりますね。現在は競争相手が少ないのも魅力。
アウトドア趣味とClubhouseは相性がいい
Clubhouseがアメリカ発から流行ったのは、音声メディアが普通に受け入れられる時代だからでしょうね。
ちょい前はハンズフリー通話も「独り言みたいでキモい」といわれてたのに、今はBTイヤホンでスマホすら持たないのも当たり前に。今は音声だけで操作もできるから、Clubhouseを受け入れる準備が完成されていた感じ。
日本での使われ方は、著名人に人が集まるセミナー的な使い方が多くて残念。
同じ趣味や同じフィールドに居る人達で繋がれる……てのが、Clubhouseの強みであり長く続けるポイント。だからアウトドアと相性がいい。
例えば「遠州サーフ朝マヅメ」とかルームがあれば、100kmほどある砂浜全体の情報共有ができるし、何よりも、そこに居るアングラー全てと会話できると考えれば、面白く感じない?
アウトドアなら1人でぶつぶつ喋っていても、まだセーフしょ?