「まだ江戸時代のキャッチコピーで消耗してんの?」
土用丑の日が来るたび、多くの洗脳を解きたい衝動に駆られる。
いやね……もう、”本物”を食べる必要なくない?
格安でウナギ感を味わうために
近年の土用丑の日は、”ウナギの代替品”の存在も大きくなってきました。
代替品とは、白身魚のカマボコを蒲焼きのタレで焼いたもの。そう聞くと、簡単に調理できる気がしませんか?
蒲焼きのタレは100円くらいで売っているし、白カマボコは安ければ100円を切ります。つまり──
なんちゃって土用丑を体験するなら、200円くらいでも十分なんです。
「ほぼうなぎ」を真似ればより本物に近づく
ウナギの代用品でもっとも本物に近いのは、「ほぼうなぎ」かなと。
販売は夏季限定(7月から)で、数量限定の販売は7月半ばで完売するほどの人気っぷり。限りなく本物に近い食感を実現したからこその人気といえるでしょう。
……しかしながら、3パックで2,980円は、ぶっちゃけ安くはない。
1パック当たりの価格なら、「うな次郎」のコスパ良が光ますね。スーパーで買えるし、公式サイトでレシピも公開されています。
でも……ウナギを”うな次郎”に変えただけなんだよなぁ。
代用品は魚ギライでも食べれるかもしれない
ウナギの代用品はカマボコのような”すり身”でできています。そのため小骨が刺さるリスクがありません。
魚嫌いになる理由は、骨の多さと臭いが主です。代用品ならそれらの色がほぼ無くなるため、魚嫌いでも食べれるかもしれないし、ここから好きになるかもしれませんね。
ただし、アレルギーがあるなら話は別。
ぶっちゃけ牛丼チェーンでうな丼食べればよくね?
なんだか「自炊=コスパ良」のイメージが強いけど、大切なことを失念しています。
それは、材料を買いに行ったり、料理をする”時間”のこと。
とはいえ、ウナギの蒲焼きはとても簡単。……白焼きを買ってきて、フライパンなりで温めつつタレで味付けするか、レンチンしてタレをからめる程度でも楽しめます。
普段から料理をする人には簡単だけど、しない人にとっては「面倒くさい」が勝りますよね。だから飲食店が存在するし、コンビニ弁当も必要な存在なんです。
牛丼チェーンは全国を網羅しているし、土用丑の日に合わせて「うな丼」をメニューに入れてくることが多い。キャッシュレス決済の還元キャンペーンに当たればさらに得!
……まぁ、専門店に比べてショボイのが難点。
それは値段相応ってことで許容しましょう。