魚釣りメーカーが作った物が、魚釣り目的に向いてなさそう……。
いや、まて、これは──。
会社で釣り好きをアピールしつつ、手づくり弁当を運ぶのに最適そうなのが、ダイワのハンディライトバッグです。
保冷にタックル入れとマルチな活躍に期待!……のはずが
ダイワの「ハンディライトバッグ」は、肩に下げやすい小型のソフトクーラーバッグ。
約600gと軽めですが、「17×29×25(縦横高cm)」と小型なので、釣行のクーラーBOX代わりにはちと使いづらい。なぜなら”防水仕様”じゃないから。
商品説明にも「※本体内部に、水、魚を直接入れないで下さい。防水仕様ではありません」とあるので、BOXと同じように使うのは向いてません。むしろ保冷剤の結露で”お漏らし”をする可能性もあります。
ハンディライトバッグの想定ユーザーは、おそらく……
アジングやエギングなどのライトゲームで、「まったく釣れる気はないけど、もし釣れたら持ち帰りたい」的な要望に答えれる性能ですね。
釣れたらすぐ帰るスタイルに向いてます。
ハンディライトバッグにタックルケースを入れた状態で魚が釣れた場合を考える
タックルBOXも兼ねる保冷バッグのメリットは、普段は道具入れだけど、いざ(釣れたら)となれば、釣れた魚を持ち運びやすいこと。
でもちょっと考えて欲しい……。
釣れた魚をバッグに入れたら、バッグに入れて持ってきた道具はどこに行くの……?
バッグにはダイワエギホルダーが4個入るし、600mlのペットボトルは縦に4本余裕な容量。でもそれらを入れた状態で”みっちり”だと、魚は入らないやん?
もし入っても、タックルケースが粘液でネトネトになるだろうし、保冷バッグも生臭くなるやん?
──てことはアレだ。
魚を入れる前提で考えるべきじゃないな!
弁当箱を持ち運ぶ用途で星5の価値!
ハンディライトバッグの価格をECで比較すると、PayPayモールが40%オフで最安でした。
そこのレビューコメントに気になる言葉が……。
「弁当入れに最適でした」
なるほど──。それを聞いた瞬間、悩みが晴れた感じがしました。
適度な保冷機能はあるし、弁当箱にペットボトルを入れるなら申し分ないサイズ感、なにより持ち運びがしやすい(なぜか内部は防水じゃないけど)。
そもそも”これを買う”アングラーが、フィッシングベストなりウェストバッグなど、常に道具を身につける物が無いわけがないじゃないか。
ならもう用途は、弁当を持っていくためでいいんじゃね? と。
バッグにはダイワのロゴがあるから、職場で釣り仲間をあぶり出すのにも使えるぞ!