釣り用のスマホに求められている機能はなんだろう。
完全防水? 戦車に轢かれても大丈夫?
例えそんな機能があっても、手が届かない水底に落とせば、なんの意味もないことに気づいてほしい。
防水を気にするよりも、落とさない
アウトドア仕様のスマホといえば、完全防水に耐衝撃がベター。
……といわれてますが、私はそう思いません。
「海に落とす」想定をしているから、防水機能があるのを優先していると思います。
でも……堤防から落とせば、どうやって取ります?
潜る猛者もいるだろうけど、テトラの隙間に入ったらどうしようもないし、深さ次第では10分も置けばアウト。それを防ぐにはひとつしかない。
最優先するべきなのは、(自身から)落とさない・離さないこと!
これに気づいていただきたい。
絶対に落とさないスマホケース選び
スマホを落とさない工夫は、ケース選びからはじまっています。
一番手軽なのは、背面にリングをつけるやつ。手からスルッと落ちても、指にリングを通していれば大丈夫! ……でも、重いスマホは指がもげそうになるぞ!
釣り用で落とさない目的の最適解は、ネックストラップでしょう。
密閉のポーチタイプなら、波をかぶっても安心だし、落水しても水に浮いてくれるし、漂流しながらも緊急通報ができます。風呂で使えるのもポイント高め。
ケースにストラップを付けるタイプもあるけど、私は信用してないんですよね。紐が貧弱だから切れる可能性も捨てきれない。
ベルトに固定するのもあるけど、座るとき地味に邪魔です。
ソルトアングラーは見えない腐食に気をつかおう
アングラーが見落としがちなのは、スマホ内部の腐食です。
日本は高湿ですし、潮風に晒されると、端子だけではなく内部も腐食が進んでしまうことも。
防水とはいえ、密閉されているわけじゃないしね。
水滴は通らないように設計されているけど、空気中に含まれる物は防ぎようがありません。密閉しちゃうと熱でやられちゃうから……。
海釣りが好きだったり、海のそばや温泉地に住んでいるなら、スマホの防腐対策もしっかり考えておきたいですね。
特にガチ温泉地は、温泉成分で電化製品が壊れやすいので注意!