ルアーカラー談義に終止符を打てそうな論文があった

物いわぬ相手に「好きな色はなんですか?」と問いかけ続けるアングラー達。

科学者も我々とは違うアプローチで、魚の気持ちをわかろうとしています。

 

とある論文で、シーバス相手に「背景色とのコントラストに差があるほど魚から好反応を得た」という実験結果があります。

科学のメスが入ることで、カラー選択論争は終焉を迎えるのだろうか……。

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「論文読むのはだるい!」って人向けに結論から進めると

引用させていただく論文はこちら

そして時間がない現代人たちに考慮して結論から進めると──。

 

実験結果は、スズキが特定の色の擬餌に選択的に食いついたが、選択される擬餌の色は背景色によって異なることを明瞭に示した。

 

実験内容は以下の通りです。

水槽に入れた10尾のシーバスに、5色5個ずつ──計25個の擬餌を同時に投入。底に落ちた擬餌は回収、30分後に再び同じことを繰り返し、それぞれに捕食行動を行った回数を算出した結果

となっており、擬餌は『透明・白・と、よくある色ですね。そして背景色には『白・を使っています。

実験結果をまとめると釣れるカラーが浮上してくる

実験結果では、最も捕食行動をとった擬餌の色は白

”三原色”の背景と白を比べると、やはり魚からはコントラストの違いで目立つんでしょうね。

背景色別でいうと、「白背景は緑」「赤は透明」「緑は白」「青は透明」が最も好反応を得ていています。

 

反応が高かった擬餌は「白・透明・緑」で、どの背景色でも安定した反応を引き出しています。

ちなみに赤と青は白の半分程度の反応でした。

これらの結果から、カラー選択の基本を考えると──

  • 晴天では緑
  • マズメにはクリア
  • 濁りでは白
  • 深場ではクリア

となりますね。

カラー選択のイロハとほぼ同じなので、アングラーの培った経験と実績は科学に勝る結果! といえなくもないですね。

 

【哲学】透明(クリア)が最強カラー?

実験にあったおもしろい結果に、「透明色」に反応が高かった、とありました。

光を透過し輝度すら測れない、それは”無”といえるのに、魚には何が見えているのだろうか……。

 

おそらく人間が可視できない、紫外線が多少なりとも関係しているのではないだろうか?

ルアー談義でしばしば小型ベイトのシラスパターンで悩むけど、この時に”クリア”や”部分的なポイント”が効果的とはいわれているが、ラメや縞模様も反応はある。

要はシラスっぽい大きさの何かを演出できればいい、みたいな感じですかね。

次点の好反応な色は「イエロー」

別の実験になりますが、クロダイ・メジナは黄色の餌が好反応だったらしい。

先の実験で黄色は使われていません。

 

サーフルアーのマズメ時は、ゴールド系が効くといわれている。

それを分析すると、昇ってきた太陽光──それと紫外線が反射しやすく、たまたまヒラメに見えやすいカラーになっているんじゃないかと思います。

ヒラメは紫外線を見ることができるので、ケイムラも効くとはいわれていますね。

私なりのルアー談義と持論

ルアー談義でよくある疑問に、

「ルアーカラーはベイトに合わせるか、海色により目立つ色にするべきか?」

……があると思います。

 

私は後者かな。

ベイトの群れにマッチザベイトしても、捕食するついでにたまたま喰っているのでは?

ナブラ打ちで結果がでやすいのは、ベイトより大きくするか、色を変えるか、レンジを下げるかした方が反応は早いです

 

カラー談義としてまとめると、「状況によるカラー選択は、メディアアングラーが提唱している選択で一向に構わない」という所でしょうか。

これは蓄積されたデータから導き出された一つの答えなので、先の実験結果を実践にて行ったからともいえます。でも本当にヤバイくらい”釣れる”ってのは誰もが秘めているでしょう。

 

個人的な考えを述べると、マズメ時はカラーを重視しています。

これは「見つけてくれれば食ってくれるから」という理由。こういう時間はただ巻きで十分。なので投げるカラーは空と海の色と相談して決めています。

暗い時間帯は水が澄んでいるか濁っているかの判断がしにくいので、自然とアカキンかチャートになっちゃいます。

食い気がない時間であればレンジとアクションを重視します。

 

──これらのアングラー的メソッドは、雜誌を数冊読むほうが知識としては入れやすいです。

ルアーはカラーが何であれ、そこに魚がいて視界に通すことが何よりも重要。

なので自分が好きな色を優先して、迷ったらおすすめ色を選ぶだけで十分だと思います。

釣りの雑学
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海釣りがメインで、たまに淡水もやります。2018年は身近な浜名湖で、ポイントを転々と釣り歩いてマッピングしたい所存。

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