投げ釣りには来たことあるけれど、ルアーを投げるのは初めての場所にきてみた。
夜明け2時間前からの修行タイムは実を結ぶのだろうか。
同じ場所に行くのは飽きるので隣の浜へ
──それあまり変わらないんじゃ?
3連続石津ってのも無難(?)とはいえ芸がないと感じたので、何回か断念していたのもあったから川尻海岸へ。毎年年末になると鳥居がPONと建つ、初日の出スポットとしては有名なとこです。
前日から風が強めで、夜明けまでは4~6m内で収まってくれると判断していましたが──やっぱり駿河湾は読めないな。
焼津港でタチウオを3時くらいまでやるつもりだったけれど、気温も低くなって風も強めで風邪を引く確率が上がるだけなので、1時くらいからガチ就寝モード(車内)に入る。
ベスポジを探しつつ寝入り、気がついたら2:30くらい。
……うぉぉ、ガチ落ちしたのか体がすっごいだるい。外に出てみると星がめっちゃ綺麗。そういや新月でしたか。でもオリオン座くらいしかわからないのが浅学ゥ!
そこそこ歩くので準備のちでっぱつ。あらかじめ波高がやれる範囲なのを確認していたので、河口付近へとテクテク歩く。
何も見えないけどここがいい場所だってことはわかる(真顔)
ある程度離岸流ができやすい場所を見つけて、闇夜の素振りモードに突入。
してからというもの、夜明け前は冷えるぅー↑ 普段よりTシャツ1枚増やしただけだからね、仕方ないね。
夜明け前1時間くらいになると人がポツポツと。でもルアーメンじゃなくイシモチ狙い組っぽい。
1人のおっちゃんが無言の重圧ですぐ後ろに鎮座する。
──愛知の浜ではよくあることだけど、こっちでもあるのか。シーバスでそこそこな所なのにルアーメンが皆無なのはそういうことかとオレ理解。『ここ、オレ、場所、ルール』ですねわかります。
やはり行ってみないとわからないことはあるものだ。でも真後ろから問答無用にぶん投げてくる向こうよりはマシだな(嫌な慣れ)。場所にこだわりがあるわけでもないので、ちょっとズレてみる。
やだ、釣れそう!(夜明け1時間程前)
いつも通り、メタルジグを投げて水深確認からの素振り用フローティングのローテーションをかましてきた。
徐々に白けてきたのでボチボチ攻め所かなと『裂砂』をセット(釣れるとはいってない)
狙い所もあったもんじゃないので、固定砲台として回遊ワンチャン狙いで適当にレンジを変えて何回か投げていると、中層付近の巻きはじめ後に軽くワンアクション入れたら「グン」と来た。
アイドルを鼓舞するがのごとく小刻みなポンピングで寄せつつ、軽いしあまり引かなかったからチビヒラメかなーと思ってたけれど、揚がってきたのは指3のタチウオ。男性用ベルトサイズである。よっしゃ、無難なキープサイズや。
もういっちょ狙おうと再開するもアタリはなく、最初にやってた場所(おっちゃんの前)でボッコボコしてたのにこっちには何もナッシン。場所選びとしては間違ってなかったんだよなぁ。
まさに”朝マズメ”とふさわしい時間になってくると、鳥さんが大勢出勤してきて海況は大盛況。
たぶんタチウオにビビッて海面に追いやられてるイワシくん達。ボッコボコしているわけでもないし、若干届かない距離なのでスルー。
今日はメインにソーダくんを釣りたい気分だったのでチャンス自体は訪れている。でもあの群れに突っ込む魚が居ない時点で試合終了も近いかな……。たまーに別の場所でポコッとでるけど全部タチウオだろう。
夜明け前に1回シーバスのライズがあったけれど、今ガッポガポしているわけじゃないし、あれがあと10mも寄ってくれればいいんだけど……。
底も探り終えたのでちょろっと場所移動。
ちょっと離れて浜を見てみると、見事なまでの等間隔で、統率された感じがする投げ釣り師たち。見たところルアーやってるの俺くらいやん? アウェイってレベルじゃねーぞ!
その後は別の所でローテーション後に再び裂砂のゴールドを投げている時、払い出しの先で「コンッ」と来るも乗らず、明らかに小さかったしフックがやっぱり#3じゃでかすぎるきらいもある。でもボディに合わせるとこのサイズになるんだよなぁ。
ここも探り終えて、後はやれる場所もなさそうなので7時前に終了。
初冠雪したという富士山を拝むことができて満足。焼津ならド正面に見えるから、ロケーションとしてはそっちの方が正解だったかも。
無難に粘るなら右岸の方がよかったかな、向こうはルアーメン多いし。住み分けでもしているんですかね……。
2次会はどうしようかなーと考えてたけれど、波は低いが風がハンパないのでさすがに断念。
帰りは浜岡辺りから渋滞に巻き込まれ、計算上”渋滞に巻き込まれなければ往復で帰れる”程度の燃料だったしR150沿いはGSも(安い所が)あまりないので気が気じゃなくずっとトイレ我慢している気分。
あ、さすがに磐田辺りで我慢できず入れました。