クロダイのせいで浜名湖のアサリがヤバイらしい

近年、浜名湖の潮干狩りが苦境に立たされている。

稚貝を放流したり、養生することで個体数の維持に努めている。が……多すぎるクロダイがアサリを食べており、特に問題視されている。

「もっとクロダイ釣れよ!」……ということだろうか。

スポンサーリンク

クロダイのせいでアサリがヤバイ

浜名湖は汽水を活かした豊富な水産資源が売り。

夏は潮干狩りが有名で、観光やレジャーで訪れる人も特に多い。魚釣りもメッカのひとつであり、クロダイ・キビレの数は多いし、狙うアングラーも東海地区から猛者が集まってきます。

近年、苦境に立たされているのは「潮干狩り」。全国的に縮小は進んでいるが、浜名湖はアイツが原因で減っているらしい──

浜名湖:今シーズン潮干狩り中止 クロダイがアサリえさに | 毎日新聞
 ゴールデンウイーク(GW)を中心に毎年5万人の観光客でにぎわう浜松市の浜名湖の潮干狩りが、干潟からアサリが消えてしまう非常事態を受け、今シーズン(4〜8月)は中止されることになった。漁師らの“捜査”で、クロダイが食い荒らしているのが原因とほぼ特定されたが、地元関係者は被害防止に四苦八苦している。

こう聞くと、「魚がアサリを掘るなんてまさか」と思うでしょう。でも口で掘るヤツはいるんです。

撒いた稚貝を食べられることを防ぐ取り組み

潮干狩りに使うアサリは、別の場所で養生してから回収し、潮干狩り場に戻すことで成り立っています。

アサリは通常時、砂に潜ってますが、撒いた直後にすぐ潜るわけではありません。むき出しの状態を魚に狙われると、せっかくの苦労を台無しにされるってわけ。

これを防ぐため浜名湖では、アサリを養生する場所は囲いがしてあり、食害を防ぐ試みをしています。

浜名湖アサリ新回復策 2021年度、人工生産種苗開始へ|あなたの静岡新聞
浜名湖特産のアサリの深刻な不漁を受け、静岡県水産・海洋技術研究所は21日までに、新たな対策として2021年度に人工生産種苗を始める方針を決めた。浜名湖の環境に適…

河川の流入量も減り、お世辞にも汽水と言い難い環境下になったため、アサリも生息しづらい状況。

でも、浜名湖の「潮干狩り」はブランドです。

夏はこれを目当てにする来客も多いわけで、観光業を成り立たせるためにも、潮干狩りを成立させることは重要。……そして、アサリを採る漁師を守るためでもあります。

そもそもクロダイはアサリを食べるの?

アサリは砂に潜ってますが、魚による「食害」が多い。

https://www.fra.affrc.go.jp/bulletin/fish_tech/5-1/01.pdf

魚によるアサリの食害で特に危険な魚たちのリスト

pdf:魚類によるアサリ食害(論文)

クロダイやキビレだけでなく、フグやカレイにも食害が認められています。……カワハギはいないな。

特にタイ系は、口でアサリを掘り返すことがあるため、食害リストとしては上位に入る模様。水底の甲殻類を食べるし、硬い口をもつからこそ、出来る芸当でしょう。

浜名湖はクロダイとキビレの個体数が多いこともあり、食害が特にひどい相手とされているようです。

潮干狩りを守るために、それらを釣りまくる行為は、アリといえるかもしれません。

協会が駆除目的に大会を開いたり、美味しく食べる方法をレクチャーしたりするのも、重要になってくるのではないでしょうか?

ニュース
スポンサーリンク

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 東海釣行記へ

記事が気に入ったらシェアをお願いします!

気に入ったら
「いいね」お願いします!

最新情報をお届けします。
とある浜松アングラーの一生