穴釣りで愛用している竿のトップガイドがもげました。
そして交換しました。
トップガイド交換はトップだけなら作業は簡単。
規格を間違えると途方にくれるので、注意点をまとめました。
“この記事のまとめ”
釣り竿のトップガイド交換方法について解説しています。トップガイドがもげた際の交換手順は簡単で、まず穂先の内径を調べて適合するガイドを購入します。ガイド交換にはホットグルーとライターが必要で、ライターでグルーを溶かし、穂先に塗ってガイドを挿し込むだけです。ガイドのサイズ選びが重要で、内径が合わない場合は交換するか、接着剤を多めに使って対応します。穂先を削るのは避けましょう。ロッドガイドには富士工業の製品が多く使われており、規格表示に注意することが必要です。振出竿はガイド交換が容易で、固着したガイドも火で炙ることで簡単に抜けるため、修理キットがあると便利です。
ロッドのトップガイドを交換するまで【実録】
トップガイドは「すぽっ」と挿すタイプです。
まずは穂先の内径を調べましょう。ノギスが安定ですが、物差しでもメジャーでもミリ単位がわかればいいです。なんならスマホを定規代わりにすることもできます(目視だけど)。
ブログのタイトル通り、三行で手順を説明するなら──。
- 穂先の内径を調べて、”適合するガイド”をAmazonでポチる。
- ライターでホットグルー(蝋)を溶かし、穂先に塗ってからガイドを挿し込む。
- おわり。
……と、すごく簡単。
ガイド交換で必要になるのは、
「ホットグルー(接着する蝋)」と「ライター」くらい。
火はガスコンロでもいいしね。
ホットグルーで接着する理由は、火で炙れば再び抜けるから。
二度と交換しない意思があれば、瞬間接着剤でもいいのよ?
もしガイドの大きさが合わなかったら?
もしガイド径を間違えたりして入らなかったり、ガバガバだった場合は、もちろん交換するのがベスト。
穂先を削って無理やり合わせることもできますが、削った部分は弱くなってしまうため、折れる可能性が非常に高くなります。
ゆるい場合は、接着剤を多めにすることで対応できます。
ロッドガイドには規格(サイズ)があります
ロッドガイドといえば『富士工業』。
てわけで参考にした画像をお借りしました。
ロッドガイドは「バラ売り」か「セット売り」のどちらか。
バラ売りは単品で規格表示を気にする必要があり、数字の意味を知らないと泣きを見ます。商品説明を見てわからないなら、釣具屋のイケメンに相談しましょう。
セット売りはガイドを全部交換する時や、ロッドビルドをする時に必要です。
一部のガイド交換をする場合は、ガイドの内径・外径を調べることが大事。
トップガイドと振り出し用のガイドは、ロッド側に挿し込む必要があるため、内径だけでもしっかり計測しないと、無駄な買い物になる可能性が高くなってしまいます。
ロッドガイドの詳しい情報については、富士工業の「FUJIガイドコンセプト」を一読するのがおすすめ。
振出竿はガイド修理がしやすいのがメリット
振出竿の大きな利点は、ガイド交換がやりやすいこと。
竿尻のフタをはずせば、複数本からなるブランクスと、ガイドを一気に抜くことができます。
固着しているトップガイドは火で炙れば抜けるため、
誰でも部品交換がしやすいメリットがあります。修理キットもありますしね。
こういうリペアキットがあれば、現地でも治せるのはデカイ。
壊れた竿のガイドを残しておけば、いざという時に役立つかもしれません。