川で釣りをしている時に脇の草がガサガサいって、「ポケモンが飛び出してきそう…」と思ったことはないですか?
それが現実となります。
AR技術を駆使し、現実と空想がリンクした「ポケモン GO」は、自らの足で現実世界に生息するポケモンを探しに行くことができます。
──あれ?もしかして釣り人有利じゃね?
先行公開したアメリカなどではちょっとした社会現象に
「Pokémon GO」は6日夜にアメリカ、ニュージーランド、オーストラリアのみで公開されました。
拡張現実(AR)と位置情報を駆使したスマートフォンゲームで、iOSとAndroidでダウンロードできます。簡単にいえば現実世界でポケモンを見つけるゲームです。
動画をみてもらうほうがわかりやすくていいかと。
まだ世界でも一部で公開したのみなのに、とにかく尋常じゃない大ヒット。
すでに伝説を築き上げています(ポケモンのネームバリューぱない)
「ポケモン GO」の数日間の歩み
・たった3日でツイッターに匹敵するユーザー数を記録(15年度で米国における月間ユーザー数、約2億8000万人)。
・歩きスマホの助長になるためオーストラリア警察が注意喚起をする事態。
・無料でポケモンが貰える施設などには人が殺到。
彼等はゼニガメを探しています#ポケモンGO pic.twitter.com/6jAdMdXdeC
— コトキル (@e_fguna) 2016年7月11日
・任天堂の株価が高騰。年初来安値を記録した6/28から2週間経たずに年初来高値を記録。時価総額3兆円に回復。
なお”世界公開”が控えているので、更なる伸びが期待されている模様。
──端的にいうと「歩きながらスマホを見ている人はみんなサトシ」のレベル。
ゲームで飯を食える時代なので、話題性からリアルポケモントレーナーで飯を食える領域に達している。「そうか、サトシはこうやって18年間も旅をしていたんだな…」と悟れるようになるかもしれない。
中でもほっこりしたニュースはこちら。
この勢いでヤード・ポンド法を過去にしていこうぜ!
国内では今週中に公開予定!観光の火付け役となるか?
日本を含むアジア地域とその他では、今週中に”世界公開”として予定されています。
プラットフォームはiOSとAndroidで、基本無料でアイテム課金のよくある形態です。
ただ”Google Play”がない中華デバイスもあります。一応抜け道はあるので自己責任で検索して探してください。
日本ではエクササイズに取り入れられる可能性が高い
卵は一定の距離を移動する必要があり、自らの足で移動する必要があります。
これを合理的に活かすことは”散歩ついでのポケモン探し”であり、外を歩く機会が上昇して、社会の肥満解消の引き金ともなりえます。また「ポケモンGOのおかげで引きこもりが出てきた」なんてこともありえます。
「……なら室内で歩かせればいいんじゃね?」
さすが日本、効率化を求めると発想がハンパないぜ。
ちなみにこのツイートで、プラレールの製造元である「タカラトミー」の株も上昇したそうな……。ポケモンGOの経済効果は笑うしかない領域へと達する。
政治や経済論理で「あーでもないこーでもない」と足踏みすることを、一瞬で抜き去っていった感じがする。やはり経済を回すには娯楽が最適だってわかんだね。
「pokestop」が人を呼び込み、地域の活性化に繋がるかも
”pokestop”と呼ばれるポケモンセンター的な場所が位置情報で設定されています。
先の例にもあったように、施設を含む地域へと足を運ぶ呼び水になりえる(教会は迷惑しているぽいけど)。これに対して国内が柔軟に対応すれば、観光業も一花咲かせれるのではないかと予想されている。
『限定ポケモン』なんか作っちゃったら──まあぶっ叩かれるだろうけど、トレードもありますしね。
位置情報を駆使した観光サービスは既にありますけど、認知度が地球規模のタイトルであるから、効果は未知数で誰も予測できなかった事態にもなりえるのではないかと。
国内消費を上げ、経済の底上げに一役買うこともありえます。
まさに「ポケモンが世界(の経済)を救う?」──なんてこともあるかもしれません。
”pokestop”の可能性として高いのはコンビニ、次いでコーヒーショップでしょうね。公衆無線LANが宿泊や観光施設にも浸透しているとはいえ、タイアップする力となるとコンビニはノウハウもあるし分もあるしね。
富士山頂でミュウツーとバトルとか設定したらおにちく。
水辺では水タイプを見つけやすく最も種類が多い→アングラー大勝利?
みずタイプポケモンのステータスは、総じて高い「HP」を持つものが多く、攻撃・防御面でも「とくこう」「とくぼう」などのとくしゅわざ方向に優れて設定されている。ただし、ぶつり攻撃に優れたポケモンもそれなりに多く、とくしゅ・ぶつり問わず極端な偏りの少ない珍しいタイプである。加えて弱点もでんきタイプとくさタイプの2種類のみなので非常に扱いやすく、冒険から対戦まで多くのトレーナーに幅広く使われている。
みずタイプ|ピクシブ百科事典
「ランガンしていたつもりがポケモンを探していた」
「隣のアングラーが先に釣ってむしゃくしゃしたのでポケモンバトルを仕掛けてみた」
「”ポケモン GO”で釣り仲間が増えて収入も増加、おまけに結婚しました」
……なんてネタが増えるのかもしれない。
魚と一緒にポケモンを撮ったりして、面白い使い方ができるようになると思います。
おまけ:サトシが18年間でゲットしたポケモンの数は?
初代では「151匹」ですが、16年現在ではナンバリングから「718匹」です。
彼は全てのポケモン(151匹)を集めることがひとつの夢でもありますが、時代の流れで総数が多くなり、「終わりの無い夢、だがそれがいい」みたいな感じになっています。
そんなポケモンマスターになりたい彼が、アニメ放映の18年間でゲットしたポケモンの数はなんと……75匹です!
まあ彼は友情と信頼によってポケモンと結ばれるから、仕方ないね。
仮に「ポケモン GO」をはじめたら、サトシを越えることを目標にしてみたらいかが?