シマノの「ナスキー」が、
それよりちょい高い「ストラディック」と大して変わらないスペックでリフレッシュ。
高いリール1台持つよりも、このリールを3台持つほうが、できる釣りの選択肢が増えます。
当記事では、スペック紹介からその理由を書いています。
(※2018年3月再編版)
このクオリティで1万円やで・・?
お買い得リールの「16 ナスキー」の侮れないスペック
紹介する「16 ナスキー」は、シマノのスピニングリール。
──にしては値段設定がお買い得。
タックルは「値段=性能」主義な方もいるけれど、それは過去のこと。
今はこの価格帯(1万円前後)なら、陸っぱりで不満を感じることはあまりない。
特にこのナスキーは、倍以上の値段がするリールと同じ機能が備わっているのに注目。
低価格帯でもワガママ機能盛り
1万円以下ながら、「HAGANEギア」「X-SHIP」「COREPROTECT」が備わっている。
機能面だけなら、一世代前のステラからモジュールギアを抜いただけ、みたいなスペック。
デザインも遠目から「もしやあれステラじゃね?」と誤認させそうなカラーリング。
現在はこのスペックを、この値段で買えるのだから、いい時代だと思います。
ハイエンド1台で自慢するならナスキー3台回すほうがいい理由
陸っぱり(ショア)のハイエンドモデルは、だいたい5万円以上。シマノでいえばツインパワーあたりから。
この価格帯なら、難癖をつけるのも難しいくらい。だけどホイホイ何台も買える値段じゃあない。
1魚種を1箇所だけで狙うのなら1台でも十分。
ただし、いろいろな釣りがしてみたいとなると、対象やポイント、果ては気候に合わせたセッティングも考えたいところ。
だいたい「0.8」「1.0」「1.5」の3種類あれば、サーフでも困ることはほぼないレベル。
ハイエンドならスプール3個でもいいけど、ラインが太くなる=大物狙いにもなるから、合わせたギア設定もしたいところ。
ナスキーは「ノーマル」「ハイギア」「エクストラギア」と、ちょうど3種類あります。
巻取り量を選ぶ指標にしているならもってこい!
高ければ良いは既に過去のこと
2010年台はまだ、価格が性能とリンクしていた頃。この頃は1万以下と5万以上は雲泥の差がありました。
数千円の籠盛りされているのなら、プラスチック製でベアリングも1個だけで、1回使えばがたがたになるような品物が多かった。
現在の1万円台は、過去のハイエンドを踏襲しているので、どのメーカーでもハズレは掴みにくいです。
そう感じるのは、選び方がそもそも間違っている可能性が高い。
ナスキーはあくまで陸っぱり向け。
「掛かった瞬間100m走るヤツ」みたいな相手では巻けるラインが足りません。それ向けだと10万クラスになるわな。
ショアの大物を視野にするなら、4000XGがあれば事欠かないでしょう。
別にこれでもメバリングはできますよ?