水産高校が取り組む「害魚」をおいしく消費する方法

私は「魚釣り」が好きだが、「釣り人」は好きじゃない。

その理由として、「外道はアウトオブ眼中」なところにある。

そこにビジネスを見出す漁師と学生のほうが、よっぽど賢いし貢献しているんだよなぁ……。

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疲弊した水産業を救う一手とは

現在の水産業はいい話を聞かない。

従事者が年々減少して先行き不安とか、稼ぎも涙で「やる意味あんの?」とか──。

それを聞いて誰がはじめようとするのだろう。

 

漁業の技術は向上し、水揚げ能力はあがっている。

でも資源量が減っているから、効率のわりに売上は少ないので、「増やす漁業」にシフトしなかったツケが今、回ってきているだけ。

辛辣にいえば、だいたい老害のせいです。

 

そもそも枯渇する資源を喰い物にするより、新しい資源を掘り起こすほうが未来がある。

それに一役買っているのが大学などの「研究施設」だが、意外にもメディア露出では水産高校が上だったりする。

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加工物として可能性を秘める「害魚」などの売れない魚

本当にマズイ魚は、見つけるほうが難しい。

市場へ販売する際、買われやすいものは「知名度」と「見た目」が重視される。

それが大衆魚ですね。

 

消費者に売れやすい魚とは、「美味しいことが確実だとわかっている」ことが重要。

なので知らない魚は売れにくいし、それなら大衆魚だけ捕るほうが効率がいい。

 

日本近海には約3900種ほどの魚が生息しています。

しかし、販売店で見かける魚は地域にもよるが、その1%未満だったりする。

一部集中で漁獲すれば、そりゃ数も急激に減るに決まっています。

 

それで今、マイナーで資源量が多い外道に注目が集まっている。

一般流通させる下準備として、まずはそれを「マズイ魚じゃない」と知ってもらう必要がある。

その努力をしているのが、地域の水産業と水産高校生たちです。

焼津の海を守れ!アイゴンマン(焼津水産高校)

最近は「アイゴ」を使った料理がメディアに載ることが多くなってきた。

これには「いい流れが来ている」と思う。

どのみち家庭で魚1匹を丸々捌くことなんか全然ないし、手間とゴミに労力があわないせいで”鮮魚”としての流通はどの魚も難しい。

 

それなら「加工してから流通させどのように利益を得るか」を考えればいいだけの話になる。

その試みをしているのが焼津水産高校の取り組み。

 

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アイゴは海藻を食べるため、小動物の拠り所である藻場を破壊する害魚です。

おまけに毒棘を持っているのが、釣り人や市場に嫌われる点でもある。

でもきちんと処理をすれば、おいしい魚なんです。

 

外道のほうが美味い説~アイゴ編~
オキアミで狙うクロダイとメジナのフカセ釣り。その外道中の外道「KING OF GEDOU」として君臨するのが、タイトルにもある「アイゴ(毒持ち)」さんです。アイゴは彼らに勝るとも劣らない、豪快な引き味が魅力。一方で食味はイマイチ─...

TVや新聞でアカエイの魅力を発信する三谷水産高校

アカエイは浅場に生息するため、海水浴や水遊びで刺される被害もある。

臆病で音や光に敏感なのだが、そもそも増えすぎなところが被害拡大の原因。

河川近くの干潟なんて「ボトムとったら即エイ」にもなりかねない。

 

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「PDFでルビ振ってくんねぇかな…」と感じる読みづらい文だけど、「ハシキンメ」「カガミダイ」「ギマ」「アイゴ」に焦点をあて、実例として「アカエイ」を挙げている。

 

生徒は毎年4~11月、高校近くの海でアカエイを専用(せんよう)の道具(どうぐ)で釣(つ)って、胃(い)の中身(なかみ)を調べています。生徒たちは「調べるだけではエイがかわいそうだから、食べよう」と、ひれの部分を唐揚げにして文化祭で売ることを考えました。

 

アカエイ料理は「煮こごり」が有名。

巨大化するので、一度に素材として取れる部分も多い。

……釣り人にとってネックなのは、その「量が多い」部分なんですけどね。

 

リンク DASH海岸~アカエイ~|日テレ

アカエイ料理に関しては、DASH海岸でも取り上げられています。

──ここで取り上げられている「香草揚げ」に近いものが、三谷水産が文化祭で販売した「エイの唐揚げ」ですね。

豊橋市の水産加工業者と協力して、商品化を進めているそうです。

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臭いからマズイと決め込む人は損をしている

メディアでシーバスは80以上だろうがリリースシーンは必ずあるけど、ヒラメの40cm上はほぼ無いのはなんでなんだぜ?

ブラックバスもリリース禁止が決定してから、リリースしてるのかキープして処理してるのか曖昧ですね。

処分として食べることを推奨されているのに、その部分に触れない業界は正直いって嫌いです。

 

アイゴやアカエイなど、釣りあげやすいけど、ぞんざいに扱われる魚は多い。

消費されにくいってことは、増えすぎて生態バランスが崩れる恐れもある。

だから美味しく食べれることを周知したり、商品化で水産業の儲けにならないかと行動する必要がある。

 

水産高生のほうがよっぽど、水産資源維持に貢献しています。

この業界(釣り)、実のところ他からの支援は全くといっていいほど無く、全て業界内で生み出している技術になる。

いわば水産資源を管理している側からすれば、完全にアウトローな存在です。

 

金払って稚魚を放流してるとか、リリースして個体維持に努めているとか……

どんなに綺麗事いっても、一部で台無しになり多方面に迷惑をかける釣り人はどうかと思いますし、だから”嫌い”ですね。

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