「スイッチヒッター」はメタルジグ同等に飛ぶシンキングペンシル。
サイズ・ウェイト・カラーが豊富で、あらゆる状況に合わせやすい。

シーバス用のシンペンとして、オールシーズンで戦えるスペック!
最大の武器は飛距離ですね。

「スイッチヒッター」シリーズの選び方・おすすめ
スイッチヒッターはモアザン(ダイワ)が販売するルアー。
基本サイズは85mmで20g。飛距離はだいたい80m前後。
シンキングペンシルのカテゴリでは上位に入る飛距離です。
登場してから人気がでたのか、他サイズも増えてきて、今や

「どれを選んだからいいの?」
と悩むほどあります。
- 65S(13.4g)
- 85S(20g)
- 85S-LV(13.3g)
- 105S(21.2g)
飛距離はメーカー表記で67~77mの範囲。
85Sの体感だと、80m近くは安定して飛んでくれますね。サーフで使うにも申し分ないレベル。

ただ巻くだけで相手を誘惑するスラロームをしてくれる
スイッチヒッターのアクションはスラローム。
シンペンはスイングが多いけど、スラロームはありのままに泳ぐ魚に似ているので、一定のリトリーブな「ただ巻き」との相性が抜群。
一時的に早めたり止めたり、軽くトゥイッチを入れたりすると、不規則なジャーキングも可能。デッドベイトを演出するテクを、とても簡単に再現することができます。
65Sと85Sはシンキングタイプで、秒間1回転で潜行レンジが30cmくらい。
スローシンキングに分類される85S-LVと105Sは、さらに遅いリトリーブで表層を巻けるから、食いが浅く感じた時や、冬場の低活性で効果を発揮します。
- 基本的にただ巻きでOK
- ストップ&ゴーやトゥイッチが有効
- 1回転/secで表層巻き
- 3回転/secで50~100cmの潜行レンジ

こんな感じがスイッチヒッターに釣れるアクションをさせるコツ
ポイントごとの選び方・おすすめ
スイッチヒッターを使うおすすめポイントは干潟と河川。
干潟はシャローとディープが混合しているエリア。シンペンはリトリーブ速度で潜行レンジを自由に変えれるから、魚の反応を試すのに向いています。
河川は流れにドリフトさせやすいし、河口付近ならふつうに巻いても使えるので、表層にベイトがいやすいシーズンなら無難に使えます。
サーフや磯で使うなら85Sと105S。
85S-LVと105Sのスローシンキングは、サーフだとあまり意味ないけど、サラシをデッドスローに攻めれる利点があるため、磯ヒラ相手なら選択肢に入りますね。
- ショアキャスティングなら65Sと85S
- サーフや磯など外洋なら85Sと105S
- 万能を選ぶなら85S一択

とりあえず「85S」があればなんとかなる
スイッチヒッターだけでなく、飛ぶシンペンで使いやすいのは「85S」でしょう。
十分な飛距離を出せるウェイト。ベイトの大きさにマッチしやすいサイズ。潜行レンジの自由度が高く、魚のサーチ能力に長けています。
ショアの範囲なら85Sが1本あれば、困る状況もそうそうないでしょう。
困りどころはカラー選択だけど、昼夜問わず、ライムとクリアが強め。


日中だけで使うならリアルカラーを取り入れるべきかな。

他メーカーより安めな価格設定も魅力。
シーバス狙いなら1本あればどこでも使えるのが、スイッチヒッターの特徴といえますね。