サビキ釣りの魅力は、準備をするのが楽なことと、魚がたくさん釣れること。
ひとりで黙々よりも家族でワイワイが向いていますが、”影”の部分もあります。それは汚れやすく臭いが気になる点。大量の魚に触れたり、撒き餌が服についたりすると、後片付けをするのも大変です。
なるべく手を汚さずサビキ釣りをする方法はないものか……。
そんな時は頼れる道具に助けてもらいましょう。
“この記事のまとめ”
サビキ釣りの魅力は手軽な準備と多くの魚が釣れる点です。しかし、その一方で、汚れや臭いが気になるという問題があります。手を汚さずにサビキ釣りを楽しむためには、魚や撒き餌に触れないようにすることが重要です。便利な道具として、常温保存が可能でフルーティーな香りの「アミ姫」や、魚に触れずに針を外せる「おさかな外し」が紹介されています。これらを使うことで汚れを最小限に抑えることができますが、最終的にはゴム手袋と軍手を併用する方法が手軽で効果的です。最後に、魚の臭いを完全に消すためには、「De-Fishing Soap」などの専用ハンドソープが便利です。。
サビキ釣りでなるべく手を汚さないためには?
なるべく汚れないサビキ釣りの極意は簡単です。
- 魚に触らなければいい
- 撒き餌(コマセ)に触れなければいい
臭いの元凶である、「魚」「撒き餌」に一切触れなければ、臭くなることもありません。……ただしこれらが最大の難問です。完全に防ぐためには、防護服で釣りをするのが確実でしょう。
ならば、それらに”なるべく”触れないようにするだけ──。
アミ姫|フルーティーな香りでカゴにも入れやすい撒き餌用アミエビ
サビキ釣りは魚を寄せるために撒き餌を多用します。それには「アミエビ」がよく使われますが、だいたい冷凍ブロックでの販売。溶かす必要があるため、すぐ釣りに移行できないのと、撒き餌の入れ物が必須になる難点があります。
その悩みを解消してくれるのが「常温保存タイプのアミエビ」です。
今は種類も豊富になり、「保存」「利便」「香り(?)」を改良して、よりクリーンな撒き餌になってきました。その中でも人気なのがマルキューの「アミ姫」です。
シャンプーの詰替え容器みたいな見た目で、特徴はキャップ付きで途中保存しやすく、カゴ付き仕掛けなら直接「ニュッ」と出せるので汚れない!
そして、フルーティーな香りで生臭さとオサラバ! もちろん撒き餌の効果も抜群です。
常温保存が可能なので、堤防釣りの最終兵器として忍ばせておくのもいいでしょう。
さかな外し|魚に触れずにハリ外しを!?
魚に触れずに針を外せる”リリーサー”があります。リリース前提の管理釣り場で活躍するアイテムですけど、サビキには向いてないアイテムです。
魚を挟む”ハサミ”もありますが、6本針に6匹かかるのを外すには「もう手でよくね?」ってなります。
この悩みを解消してくれるのが、がまかつの「おさかな外し」です。紹介動画もあるのでひと目見てください。
サビキの対象魚は口が弱く小さいので、”稲穂をこぐ”ようにすれば、けっこう簡単に針から外れます。おさかな外しのようなアイテムは、バッカンとセット売りされていることも。
有能といえば有能だけど……「これいる?」と思うこともある。堤防釣りでは使い勝手がちと悪く、船上のアジ釣りには向いてますね。アジ・イワシは特に口が弱いし、直接触れると魚が火傷しやすいので便利です。
【真理】もうゴム手袋して直接掴むほうが早いのでは?
いくら便利な道具が増えたところで、使い慣れた”自分の手”に勝るものはありません。
その場合は”魚などの臭い”が大敵になりますが、それを防ぐために「ゴム手袋」をしましょう。調理用の薄手のゴム手がおすすめです。
薄手のゴムだけでは魚のヒレなどですぐ穴があくため、上に軍手をつけると防御力が増します。どちらも燃えるゴミに出せるので、捌いた生ゴミといっしょに捨てましょう。
「最後に洗えばいいじゃない…」魚のニオイを消す最強の石鹸
サビキ釣りをしていると、どうしても臭いが気になるので、これまで色々と試してきました。便利なアイテムを使うのも手段のひとつですが、最終的に思うのは「もう素手でよくね?」でした。やっぱり利便性って大事。
釣りの最後に手洗いは欠かせないけど、完全に臭いを消すのは難しかった。──その悩みに応えてくれるハンドソープが、ついに現れてくれました!
「De-Fishing Soap」は外国製品なので、通販くらいでしか手に入らないけど、魚の生臭さが消えつつ自然環境への影響がゼロの”石鹸”です。(現在品切れ中・・)
他にも油臭さなど消臭力は万能。小型容器に詰め替えて、釣り道具に忍ばせておきたいですね。