明けまして初フィッシュ’17in焼津

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高気圧が列島に張り出し、好天が約束された釣行の土曜日。

荒天が約束された私を待ち受けるのは、予報を覆す因果か、はたまたノーフィッシュの現実か。

 

そんなわけで行ってきました駿河湾。

約2ヶ月振りの釣行。ロックパラダイスな地は微笑んでくれるのだろうか。

昨日から暖かくなりましたが(平年並)

風は収まりかけているが、うねりは残り気味。

予報では風が収まっていき、波も落ち着いてくる感じ。こんな時のパターンは──

 

1.ベタ凪になって釣りやすいが、釣れない

2.収まるはずなのに収まらず釣りがしにくい

 

この2つ。

今日はどちらになるのでしょうかね(白目)

明けまして初フィッシュはムラムラしている奴

今日はひたすらに穴釣り。

いつも2桁釣れてくる穴からスタートしたら反応が全然なくて焦る。もしかしてこのままノーフィッシュライフの可能性が大アリ?

あーでもないこーでもないと、角度を変えたりして遊んでいたら「ブルルッ」と初フィッシュ。

……手乗りムラソイくんでした。

 

ちょっと場所を変えて探りはじめてみたものの、いつもより魚の気配がない。

釣り場の縮小に伴い、戦国時代めいたポイント争奪の末、ここ最近はどこも厳しいと聞く。

そんな時に有効な手は、誰もやらなそうな場所でやることでしょう。

 

ということで、ファーストフィッシュは手乗りムラソイくんでした(既視感)

ムラソイくんのむちむちした肌触り、好きよ?

いつもの場所に期待を込めて

開始から昼過ぎまでの3時間ほどが経過。

ファーストフィッシュ(2匹)以降、手乗りカサゴとムラソイをぽつぽつ釣りあげ、完全試合は逃れるも、持ち帰るサイズは釣れていない。

ド干潮のタイミングを見計らい、何故かでかいメバルが毎回釣れる場所に期待を込めてちょい移動。

 

しばらくして、友人にデカイ魚がかかり珍しく苦戦中。

耐えるその姿を見て、「これ尺超えちゃうんじゃないの?」と囃し立ててみたが、4号のハリスを切られてアウト。

……今日も何かいるぞ!

確変状態に入った穴

オキアミからキビナゴに変えてみたら、カサゴがぽこぽこ釣れはじめる。

 

深い穴を見つける→底まで落とす→釣れる→EASY!!

 

ようやく25cm近いカサゴを釣りあげ、お持ち帰りができて一安心。

友人は同サイズを既に3匹キープしているのですが……。

 

オキアミに変更してから、よくわからんけど深い場所を見つけ、そこで遊んでいると20cm超えのメバルが現れる。

ここで見ているメバルと比べると小さく見えるマジック。

それが嘘偽りないことを、これから体験するのであった。

 

「ゴイーン」て感じのアタリに合わせると、何故か絞り込まれていく竿。

グングン下に突っ込んでいき、重くて上がらない。「ウツボかな?」と思ったけれど、アイツより暴力的じゃないし、オキアミだからその可能性は少ない。

しばらく格闘して浮いてきたのは、キモイ大きさのメバルだった。

 

 

手寸で28cmは確実にある大きさ。

メジャーで測ってもらったら29cm。詐欺っぽく魚を引き伸ばすと30cmもイケそう。

よし、今日はもう消化試合だ。

 

1匹釣れると同じ場所で来ることはほぼ無いけれど、今回はちょっと違った。

 

同じ場所でカサゴを数匹釣りあげ、そこそこをキープした後、25cmくらいのメバルを追加。

私は十分くらいだったし、ここでは満足いく大きさをあげていなかった友人に譲ってみたら、同じくらいのメバルを釣りあげていた。

2人合わせて1穴から4匹のメバルを出したのははじめてのことだった。

あけおめフィッシングは大漁でした

その後はいつもの穴(意味深)で無難なサイズを2匹追加──

色が濃いカサゴたんを明るいアミバケツで活かしておくと、色が薄れていくマジック。

 

 

2人でこんな感じです(雑な釣果紹介)

1匹採寸がおかしい奴が紛れていると、他が相対的に小さく見える不思議。

WANDA極が18cm弱なので、全体的に20cm以上です。

 

20cmあるかないかのサイズを浜名湖で逃がしていると、「それを逃がすだなんてとんでもない!」とかいわれたりする。

春になると5cmちょいのメバルをサビキで100匹釣ってドヤったり、15cmくらいのロックを30匹とか連日並べられても……「そりゃ魚が少なくなるわけだよなぁ」と思うわけです。

家庭で2日くらい晩御飯を彩るくらいが丁度いい。

 

おかげさまでしばらく、お魚天国できます。

久しぶりに魚を捌いたせいか、3枚卸の手順を忘れていたり。デカメバル2匹は半身にして刺身用に、残りは鍋で煮込むことにしました。

ついでに買い物をしたら冷蔵庫パンパンになって、冷凍庫も既にスペースがなかったから──こんな時は煮込むに限る。

 

抱卵している個体はまだ少ないですね。釣れたらお帰り願っていますけど。

逃しているのも含めれば、2人で20リットルサイズにミッチリ入るくらいになるのではないかと。

また次回も楽しませてくれるでしょう。

 

……次の日も別の場所で釣りするらしいっすよ?

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