高気圧が列島に張り出し、好天が約束された釣行の土曜日。
荒天が約束された私を待ち受けるのは、予報を覆す因果か、はたまたノーフィッシュの現実か。
そんなわけで行ってきました駿河湾。
約2ヶ月振りの釣行。ロックパラダイスな地は微笑んでくれるのだろうか。
昨日から暖かくなりましたが(平年並)
風は収まりかけているが、うねりは残り気味。
予報では風が収まっていき、波も落ち着いてくる感じ。こんな時のパターンは──
1.ベタ凪になって釣りやすいが、釣れない
2.収まるはずなのに収まらず釣りがしにくい
この2つ。
今日はどちらになるのでしょうかね(白目)
明けまして初フィッシュはムラムラしている奴
今日はひたすらに穴釣り。
いつも2桁釣れてくる穴からスタートしたら反応が全然なくて焦る。もしかしてこのままノーフィッシュライフの可能性が大アリ?
あーでもないこーでもないと、角度を変えたりして遊んでいたら「ブルルッ」と初フィッシュ。
……手乗りムラソイくんでした。
ちょっと場所を変えて探りはじめてみたものの、いつもより魚の気配がない。
釣り場の縮小に伴い、戦国時代めいたポイント争奪の末、ここ最近はどこも厳しいと聞く。
そんな時に有効な手は、誰もやらなそうな場所でやることでしょう。
平成29年ファーストとセカンドはムラソイくんでした pic.twitter.com/GPTzsJKnLj
— さしし (@keysoy) 2017年1月28日
ということで、ファーストフィッシュは手乗りムラソイくんでした(既視感)
ムラソイくんのむちむちした肌触り、好きよ?
いつもの場所に期待を込めて
開始から昼過ぎまでの3時間ほどが経過。
ファーストフィッシュ(2匹)以降、手乗りカサゴとムラソイをぽつぽつ釣りあげ、完全試合は逃れるも、持ち帰るサイズは釣れていない。
ド干潮のタイミングを見計らい、何故かでかいメバルが毎回釣れる場所に期待を込めてちょい移動。
しばらくして、友人にデカイ魚がかかり珍しく苦戦中。
耐えるその姿を見て、「これ尺超えちゃうんじゃないの?」と囃し立ててみたが、4号のハリスを切られてアウト。
……今日も何かいるぞ!
確変状態に入った穴
オキアミからキビナゴに変えてみたら、カサゴがぽこぽこ釣れはじめる。
深い穴を見つける→底まで落とす→釣れる→EASY!!
ようやく25cm近いカサゴを釣りあげ、お持ち帰りができて一安心。
友人は同サイズを既に3匹キープしているのですが……。
オキアミに変更してから、よくわからんけど深い場所を見つけ、そこで遊んでいると20cm超えのメバルが現れる。
ここで見ているメバルと比べると小さく見えるマジック。
それが嘘偽りないことを、これから体験するのであった。
「ゴイーン」て感じのアタリに合わせると、何故か絞り込まれていく竿。
グングン下に突っ込んでいき、重くて上がらない。「ウツボかな?」と思ったけれど、アイツより暴力的じゃないし、オキアミだからその可能性は少ない。
しばらく格闘して浮いてきたのは、キモイ大きさのメバルだった。
手寸で28cmは確実にある大きさ。
メジャーで測ってもらったら29cm。詐欺っぽく魚を引き伸ばすと30cmもイケそう。
よし、今日はもう消化試合だ。
1匹釣れると同じ場所で来ることはほぼ無いけれど、今回はちょっと違った。
同じ場所でカサゴを数匹釣りあげ、そこそこをキープした後、25cmくらいのメバルを追加。
私は十分くらいだったし、ここでは満足いく大きさをあげていなかった友人に譲ってみたら、同じくらいのメバルを釣りあげていた。
2人合わせて1穴から4匹のメバルを出したのははじめてのことだった。
あけおめフィッシングは大漁でした
その後はいつもの穴(意味深)で無難なサイズを2匹追加──
色が濃いカサゴたんを明るいアミバケツで活かしておくと、色が薄れていくマジック。
2人でこんな感じです(雑な釣果紹介)
1匹採寸がおかしい奴が紛れていると、他が相対的に小さく見える不思議。
WANDA極が18cm弱なので、全体的に20cm以上です。
20cmあるかないかのサイズを浜名湖で逃がしていると、「それを逃がすだなんてとんでもない!」とかいわれたりする。
春になると5cmちょいのメバルをサビキで100匹釣ってドヤったり、15cmくらいのロックを30匹とか連日並べられても……「そりゃ魚が少なくなるわけだよなぁ」と思うわけです。
家庭で2日くらい晩御飯を彩るくらいが丁度いい。
おかげさまでしばらく、お魚天国できます。
久しぶりに魚を捌いたせいか、3枚卸の手順を忘れていたり。デカメバル2匹は半身にして刺身用に、残りは鍋で煮込むことにしました。
ついでに買い物をしたら冷蔵庫パンパンになって、冷凍庫も既にスペースがなかったから──こんな時は煮込むに限る。
抱卵している個体はまだ少ないですね。釣れたらお帰り願っていますけど。
逃しているのも含めれば、2人で20リットルサイズにミッチリ入るくらいになるのではないかと。
また次回も楽しませてくれるでしょう。
……次の日も別の場所で釣りするらしいっすよ?