『バヒッド』はBerkley(バークレイ)のシーバス向けソフトルアー。
ミノーやシンペンのように、ただ巻きで使えるのが強み。そして安い!(超重要)サイズの種類も増え、シーバス以外もアジ・メバルなどライトゲームでも使えるように。
この記事のまとめ
『バヒッド』はBerkleyのシーバス向けソフトルアーで、ミノーやシンペンのようにただ巻きで使える手軽さが魅力です。サイズは55、80、100の3種類で、シーバス以外にもアジやメバルなどのライトゲームにも対応可能です。バヒッド80はバチ抜け時期に特に効果的で、バヒッド55は軽量で小型ベイトに最適。バヒッド100は大型河川やサーフでの使用に適しており、ドリフトでのアプローチが効果的です。バヒッドシリーズは、特に活性が低い時やスレた魚に対してその真価を発揮するルアーです。
ただ巻きで使えるソフトルアー「バヒッド」
『バヒッド』がどんなルアーかを簡潔にいうと、ミノーのように使えるワームです。カテゴリとしてはスイムベイトといえます。
スイムベイトといえば「ジグヘッド+ワーム」の別売りコンボが定番でした。バリエーションの豊かさが売りですが、多すぎても買う時に迷ってしまう。バヒッドはセット販売であるため、カラーとサイズを選ぶだけで迷いが少ないのも魅力ですね。開封したらすぐ使えるのも嬉しい。
サイズは「55・80・100」の3種類。メインの対象魚はシーバス。この3種ならあらゆるサイズのシーバスを狙うこともできるし、100ならサーフに大河川でも使える大きさ。55ならメバルなど小物を狙うこともできます。
基本の80サイズ(VAHID80)は、特にバチ抜けに強い。
ソフトルアーでこそ実現できるにょろにょろ感で、ハードルアーにはできないスイムがポイント。
あらゆる場所でシーバスを狙えるバヒッドシリーズ
ソフトルアーの利点は、リアルベイトの動きに限りなく近づけること。バヒッドの強みとは、自然界のベイトしか食わないスレた魚でも、食わせる可能性があること。
つまり、活性が悪い状況と、スレが進行している状況でこそ、真価を発揮します。
リトリーブするだけでテール部分がプルプル動くので、本物のバチに限りなく近いアクションが、ただ巻くだけで実現できちゃう。バヒッド80はサイズ的にも春~夏のベイトシーンにマッチしており、特に3~5月はいい相棒になってくれるでしょう。
使い方に関しては、監修した小沼正弥氏みずから実践する動画が参考になります。
シーバスを狙いつつライトゲームも楽しむバヒッド55
シリーズ最少のバヒッド55は、春スタートの小型ベイトが溢れるシーンで使えるサイズ。
注意してほしいのは他よりも軽いこと。80と同じロッドでは扱いにくく、バチ抜けモデルのソリッドティップなど、柔らかめのロッドが合います。アジ・メバルを最初から狙うのであれば、ライトゲーム用の7~8ftで性能を活かしてあげたい。
バヒッド100は巻くよりも流せ!
シリーズ最大サイズのバヒッド100は、14gとそこそこな重量で、飛距離も出せます。大型河川やサーフにロックショアなど、足元を狙う必要がなく、ベイトが大きくて狙う魚もデカイ場所に向いています。
これは流れの中でこそ活きるルアーですね。
ソフトルアーの利点は、少ない刺激でもアクションすること。流れに身を任せて漂わせるだけで、死にベイトに近いアクションをしてくれます。だから河川やサーフなど、1方向に流れがある場所なら、ドリフトで底をころころ転がすだけでアプローチができます。
河川のドリフトテクについては、バヒッド100の実践動画をどうぞ。
サーフシーバスを安定して狙うのは難しいため、最も向いているのは河川と干潟・湾奥かと思います。糸フケを残しながら巻く程度のリトリーブで十分。
ベイトサイズが100mm前後になりやすい秋に使いたいルアー。