「人工知能(AI)が進化するほど、人間の雇用は減少する」といわれている。
これから安定した雇用を望むのなら、ロボットを構成する何かに携わるのが賢い。
その一方であまり変化していかない業種もあります。
仮に魚釣りが全自動化する未来を想像してみましょう……
AIに仕事を奪われるなら、奪われない仕事を探せばいい
魚釣りはAIに奪われると思いますか?
私は思いません。
そうなると、ただの「漁」になるからです。
「こうすると釣れるよ?」なデータは多く、それを深層学習すれば、最善のメソッドを提供するのはAIが作れるでしょう。
けれども、実際に釣りをするのは人間自身です。
ロボットに釣りをさせる時代は来るのだろうか
船上では現在の技術でも可能。
カツオの一本釣りも、釣り竿を装着したアームロボットが、「魚が掛かった!」と認識して引き揚げるよう設定すればいいだけ。
陸の釣りだと、自立歩行・移動が可能なロボットが必要になり、竿も持たせないといけない。
キャスティングはドローンを使えばなんとでもなるが、人間のように投げることは、難しいままかもしれません。
……と、ITを使った魚釣りも、現実にはなっています。
でもロボットに任せて魚を釣りあげたところで、「それって楽しいの?」という疑問はある。
安定した職には理由がある
ここで「AIの台頭で将来無くなるであろう職業」を垣間見てみましょう。
これを参考にすると、将来なくなるであろう業種は、「対人のサービス業務」と「数値データありきの業務」が大半を占める。
AI技術の最終目的地は、「人間になること」みたいなもの。
それが行き着くところまでいくと、「人間が働くメリットってなんなの?」と思ってしまいます。
個人で稼ぐ力が問われる時代に突入する
個人で稼ぐ力ってなんでしょう?
それにあたる「副業」が注目を集めています。
でもどうやったらいいのだろうと、悩む人はいるでしょう。
それは家事の手伝いをして、親に小遣いをもらった──みたいな感覚で大丈夫。
人のためになにかをすることで、対価としてお礼をもらう。
そのわかりやすい形がお金です。
ブログは「知識のおすそ分け」をして、対価をもらう。
せどりは「物の価値がわかる」特技を活かしつつ、需要の見極めが対価になる。
レビュアーは「この人がいうなら間違いない!」と思ってもらう信頼が対価になります。
とりあえず、自分のできそうなことから、はじめてみるのがいいかと。
まずはこんな本を立ち読みするとこからはじめましょう。
魚釣りでいうなら、「俺は誰にでも絶対釣らせる自信がある!」ならば、どーしても釣れない人のアドバイザーになることも。
実際に釣らせることができて、口コミなどで評価があがれば、十分ビジネスになりえるでしょう。