グラスロッドはふにゃっと柔らかく、ルアーロッドで使われることはあまりない。
けれども、近距離で足りる釣りなら柔らかさが武器に変貌する。
「グレート鱒レンジャー」は、ポンドの管釣りで効果を存分に発揮してくれるはず。
この記事のまとめ
グラスロッドは柔らかく、ルアーロッドとしては一般的ではありませんが、近距離での釣りではその柔軟性が大きなメリットになります。「グレート鱒レンジャー」はポンドの管釣りで特に効果を発揮します。カーボンロッドは高反発で軽量、感度が良いのが特徴ですが、グラスロッドは食い込みが良く、魚を違和感なく食わせることができます。キャスト時の風切り音が大きくなる場合、投げ方に問題があることが多いです。キャスト初心者にはグラスロッドがおすすめで、柔らかい素材でのキャスト技術を習得しやすいです。「グレート鱒レンジャー改」は一本物のグラスロッドで、管釣りに最適な柔らかさを持ち、様々なカラーが揃っています。カーボンロッドは飛距離と精度が高く、振り心地が良いですが、グラスロッドは美しい弧を描くのが魅力です。
カーボンロッドとグラスロッドの違い
カーボンロッドは「高反発」で「軽量」が特徴。
反発が強いため魚信の感度も良く、ロッドに使われている素材の9割はこれかもしれない。
一方グラスロッドは、ガラス繊維(グラスファイバー)の塊を棒状にしたもの。
カーボンと比べて重くなる弱点があるが、柔軟性に富んでいるので、「食い込みの良さ」が最大のメリット。
船釣り用にグラスファイバーが多いのは、置き竿で待つから食い込みが重要なため。
カーボンに慣れつつキャストが下手だと扱いづらいロッド
「エサを違和感なく食わせる」ことに関しては、グラスロッドに勝てるのはそうそうない。
ただし、柔らかさから感度が悪くなるので、細かいアタリ(針に何か触れたとか)を取ることが非常~ぅに難しくなる。
- カーボンはアタリ即アワセでかけるから、猟銃で仕留める感じ。
- グラスロッドは「たーんとお食べー」と、罠にかかるのを待つ感じかな。
一応いっておくと、キャスト時に風切り音が大きくなるほど下手です。いやホントに。
正しくはロッドの反動で前に飛ばすものだから、動きは最小限になるため、風切り音はほとんどしないはずなんです。
カーボンでこれができてないと、グラスロッドで投げるのは難しく感じると思う。
硬すぎるロッドは「反発で投げる」が体感しにくいので、キャスト初心者ほどグラスロッドから入るのが向いている。
腕の力だけで投げるクセがついていると、柔らかい素材じゃ飛ばしにくい。
管釣りで真価を発揮するグレート鱒レンジャー
「グレート鱒レンジャー改」は一本物のグラスロッド。
“一本物”とは、ロッドが継だったり伸びるタイプじゃなく、バラせない釣り竿のこと。
5g前後のルアーを扱うに丁度いい柔らかさなので、ポンドの管釣りに向いている。
ちなみに、無駄にカラーバリエーションが豊富。
なので、「5色違って鱒レンジャイ!」も可能である。(殴
飛距離のカーボン、曲がりのグラスファイバー
同じ5ftのトラウト向けロッドの「カーディフ」と比べるなら──
カーボン素材なのでキャストの鋭さが断然違うし、飛距離は伸びるし、精度(アキュラシー)も向上する。
振る気持ちよさではこちらが上。
グラスロッドは曲がりが肝。
継竿はジョイント部が硬くなり、曲がりを阻害するので、「美しい弧──なのか?」と感じるところがある。
ジョイント無しの一本物なら、根本から綺麗に曲がっていき、それはもう見事な弧を描いてくれます。
管釣りは根ズレをすることがまずないため、ロッドの曲がりを見れる余裕があるのがメリット。
ドラグずるずるのファイトをお楽しみください。
1本物ロッドの難点は運搬が面倒くさいところ
1本物はそれより短くできないので、ケース選びと運搬が困りのタネ。
鱒レンジャーは5ftだから「約1.5m」
これは車内に人が寝転ぶくらいのスペースが必要で、軽自動車とセダンタイプは「絶妙に入らねぇ」ってなりやすい長さ。
継ぎ竿は(ある程度)コンパクトに持ち運べるメリットもあったんですね。
SUVタイプの普通車なら、室内に2mくらいは余裕があるけれど、それ以外は天井につける「ロッドホルダー」を使うのがオススメ。
軽自動車のルアーメンはわりと必須。
注意点として、リールをつけたままぶら下げるのは、道具に優しくない。
振動でリールシートが消耗していくし、鱒レンジャーみたいな柔い素材だと、へし折れる可能性が高くなります。
バット部分が強靭なソルトのロッドならアリだけど、「保証対象外」になりかねる使い方なのは覚えておきましょう。
よくある質問と回答例
Q1: グラスロッドはどのような釣りに向いていますか?
A1: グラスロッドは柔らかさが特徴で、魚が違和感なく餌を食べるのを助けます。特に近距離での釣りや、管釣りで効果を発揮します。「グレート鱒レンジャー改」などの一本物のグラスロッドは、5g前後のルアーを使ったポンドの管釣りに最適です。
Q2: カーボンロッドとグラスロッドの違いは何ですか?
A2: カーボンロッドは高反発で軽量、感度が良いのが特徴です。一方、グラスロッドは柔らかく、食い込みの良さがメリットです。キャストの鋭さや飛距離を重視するならカーボンロッドがおすすめですが、柔軟性を活かしたいならグラスロッドが適しています。
Q3: グラスロッドのキャストが難しいと感じるのはなぜですか?
A3: グラスロッドは柔らかいため、キャスト時にロッドの反動を利用することが重要です。風切り音が大きくなる場合は、キャストの動作に問題がある可能性が高いです。キャストに自信がない方は、まずグラスロッドで技術を習得するのが良いでしょう。
Q4: 一本物のグラスロッドを持ち運ぶ際の注意点は?
A4: 一本物のグラスロッドは分解できないため、運搬がやや不便です。軽自動車やセダンタイプの車ではスペースが限られるため、ロッドホルダーを使用するのが便利です。また、リールをつけたままの運搬は道具に負担がかかるため、避けるべきです。
Q5: 「グレート鱒レンジャー改」はどのような特徴がありますか?
A5: 「グレート鱒レンジャー改」は一本物のグラスロッドで、柔らかく、管釣りでの使用に最適です。カラーバリエーションが豊富で、見た目にも楽しめるロッドです。柔軟性が高く、魚を違和感なく食わせることができます。