浜名湖にいる幻の蟹「ドウマン」は同種内で最強【ランキング1位】

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ドウマン蟹はノコギリガザミのこと。浜名湖産は”幻のカニ”と評されていますが、確かに個体数は決して多くなく、一般に流通することも少ない。高いしね。

特徴は大きなツメで、単一乾電池をちょん切るほどの力があります。

はる@釣行中
はる@釣行中

コイツに挟まれると指が持っていかれる──! 

とかよく言われますね。そのくらい「強いカニ」ですし、味も濃厚でまいうですよ。

【強いカニは旨い】ノコギリガザミは希少種でありドウマンである

ノコギリガザミを知っている人はあまり居ないと思う。

ワタリガニのように冷凍で流通するほど輸入もなし。産地も少ないため一般の目に留まることもない。”幻の蟹”は嘘じゃありません。それは生息地も関係しています。

リンク ノコギリガザミ|wikipedia

ノコギリガザミはマングローブ地帯など、浅瀬で泥っぽい地域を好んでいるため、日本国内だと奄美大島が最も生息していると思われます。ドウマンは浜名湖ブランドですが、適した地域がごく一部であるため、意識しないと出会えないから幻なんです。

ドウマン蟹って高いの?

幻のカニと評されるくらいだから、値段もお高いでしょう……?

──確かにスーパーでよく見るカニよりは高め。とはいえ、ズワイガニを丸々1匹買うよりかは安いです。その参考価格は500gで6000円くらい(甲羅幅17cmくらいで1匹最低5000円前後)。うん、高いね! 大きくなるほど値段も倍プッシュされます。

そんな幻の蟹も、自然で出会えるチャンスはあります。

本州でも関東以南なら、生息する地域はそこそこあります。東京湾でもTOKIOが見つけていたりします。「内湾+河口」の条件が揃うと、居る可能性が高くなりますよ。

ハサミのパワーは握力換算で800kg

ノコギリガザミは大きなツメが特徴。自慢のツメは乾電池を余裕で潰し、人の指すら粉砕する力を備えている。なので前から勝負を挑むと、指を失う可能性もあります。

ツメにぎっしり詰まったお肉は、数多くいるカニの中でも歯ごたえもあり濃厚。ハサミの力が弱いズワイガニとはまた違う味が楽しめます。

ノコギリガザミの握力はなんと800kg!

ゴリラの握力が500kgらしいので、ノコギリガザミはゴリラより握力は強い。でも踏まれてペシャンといくから階級では負ける。人類最強クラスで握力190kgらしいので、生物の中でもドウマンはかなり上位に入ります。

ドウマン蟹、買ってみる?

ドウマン蟹はもともと数が少ないし、最近は浜松市がブランド指定したりで、なおさら高価なカニになっています。一般が出会える(食べる)機会はもともと少ないですが、チャンスがないことはありません。

浜松市内ではたま~~~に見かけます。

遠鉄百貨店でみかけたドウマン。1匹3,980円なり
遠鉄百貨店で見かけたドウマン

なかなか見る機会がないので、確実に手に入れたいなら、通信販売を選択しましょう。

最強のハサミ力を持つカニ決定戦

???「ノコギリガザミなんてまだひよっ子」

???「誰が最強か教えてやりましょう」

世界は広く、甲殻類の世界王者は他に存在する。「ヤシガニ」「カラッパ」である。

ワールドクラスの爪パワーを持つヤシガニとカラッパ

ヤシガニといえば沖縄とクソ作画の隠語が浮かびますね。

ヤシガニは陸上で生息する節足動物として世界最大。彼が殻を背負い突然変異で巨大化すると、MHシリーズに登場する「ショウグンギザミ」そのもの。でも実は”ヤドカリの仲間”です。

自慢のツメで檻を破壊し脱走することもあるので、鑑賞用とするには、アクリル版に閉じ込めるのが妥当でしょう。

もう1匹であるカラッパくんは観賞用として人気。人間は獰猛な生物ほど、自らコントロールして征服したい欲があるのだろうか……。こいつは深い場所に生息しているので、浜辺で見かけないので安心されたし。

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カラッパくん達に会いたいなら、水族館にいってみよう!

ブラタモリの奄美回で登場したノコギリガザミ

奄美に訪れたタモさん一行は、マングローブ地帯でノコギリガザミと出会う。ガイドがハサミの強力さをアピールしつつも、近づくことを勧めたり、マングローブの生態系の面白さなどが凝縮し、興味深い回でしたね。

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書籍もいいですが、映像化もしてください……。

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