ブログを続けるにあたり、壁になるのがネタだと思う。
「日々更新しないとしんじゃうぅぅぅ!」
系のジャンキーブロガーでも、何かしらの要因で、足を止めることだってある。
そんな時は、「自分にとってのあたりまえ」こそネタになる。
貴方にとって当たり前でも、誰かにとっては有益かもしれないのだから。
そもそも「検索されやすい記事」とは?
サーチエンジンで検索表示されるサイトは、上位(1ページ目)であるほどアクセス数は多くなる。
それとは別に、個人に魅力があるサイトもアクセスが集まりやすい。
前者は流動的なアクセスで、順位をキープすれば安定し、後者は固定ファンが多いほど安定する。
どちらも意図的に「成る」ことはできます。
でも楽して稼ぐために、まずはその仕組みを築く必要があるわけですよ。
魚釣りでよくある「あたりまえ」
「魚釣り」という限定ジャンルで、検索されやすい記事内容は2種類くらい。
- これから魚釣りをはじめたい
- 魚釣りをさらに上手くなりたい
(1)はノウハウ(How to)として記事にできる。
釣りを含む趣味は、これから始める人ほど初期投資が必要になるので、「物を売りたいブログ」に扱うなら有効な手段。
「ブログで稼ぐ!」謳い文句の勧誘やら書籍の内容は、大半がこれ。
(2)はさらに知識を読者に与える系の記事。
これは書き手側の知識や技術に価値があるかどうかが重要で、難しいことをどれだけ簡潔に伝えれるかが大事。
釣りの楽しさを、自分を通して伝えるのも、ひとつのやり方ですね。
いまさら「あたりまえ」を書く重要性
「今さら聞けない」を冠とする記事タイトルは、地味に人気があります。
知る人と知らない人で齟齬が生まれ、議論を呼び込むので、話題が広がりやすいからだと思われます。
あるあるネタは世間話の鉄板だしね。
「あたりまえ」でブレイクしたといえば、COWCOWの「あたりまえ体操」でしょう。
「右足を出して左足を出すと……歩ける!」
「今更こんなこと書いても需要がないだろう……」、その考えはただの決めつけ。
釣り歴が長い人ほど、“あたりまえ”を感じることは多いでしょう。
ラインの結び方から道具の選び方。
魚の種類やそれらを育んでいる生態系のこと。
──それらを知り、歩みとしてアウトプットすることは簡単なようで、実は難しい。
興味がない人に勧めることはどんな分野でも難しい
釣りが楽しいと思わせるには、笑顔で釣りをしている自分を。
釣りの奥深さやマナーを説くなら、はじめての人でもわかるような説明を。
魚を釣りたい人を助けるならば、それを釣った経験を反芻すること。
これらをコツコツ書き出せば、経験者なら毎日1記事2ヶ月分は完成できるのでは?
経験者のあたりまえは、未経験者にとって「知りたいこと」であり、進んで教えてくれないことなんですよ。
だから「放っておいても収益を生み出せるブログ」を作りたいのであれば、「知識の深掘り」をしたHow toブログが長生きできます。
「絡まったサビキ仕掛けをなるべく早く解く方法」とか、ちょっとした体験談を書き出すだけでもネタになります。
「俺のマグシールドはメンテフリーで2年保ってるけどなんで君らのはサビてるの?」とか、道具の正しい取り扱いだって、説明書には記載されているけど誰も読まないでしょう?
ふと疑問に思うことを書き溜めておけば、こんな本も出せるかもしれません。
いまさら聞けないことをこっそり教えるのって、ブログの強みじゃないかなと思っています。
バカになれるほど人気はでやすい
稼げるノウハウを、自然に実行してしまうのが、天才といわれる人達。
でも多くの成功者は、損する未来が見えるから誰もやらないことをやり、馬鹿にされつつも──てパターンがほとんど。
それを簡潔にいえば、「当然から外れれば革新になる」みたいな感じ。
当たり前から少し外れるだけで、自分が見えてくるかと思います。
それは無難な人気こそとれますが、「普通で横並びな烏合の衆」を脱しないと、トップにはなれません。
既存から外れないと、新技術は生まれませんからね。