メガマウスザメの来訪は地震の予兆なのだろうか?

2017528

 

珍しいことが起こるたび「地震の予兆か?」と噂される。

今回は生きる化石といわれる「メガマウスザメ」が流れ着いたことで、オカルティーに火がついた後出しジャパン。

捕獲例と地震の関連性は本当にあるのか? を調べてみれば……「あるかもね」と感じた。

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メガマウス発見後平均54日以内で大地震が訪れている?

長ったらしい序文を並べるのも、読む側として疲れるだろうので、とりまこちらを参照してみてください(他力本願)

 

【緊急警告】千葉・三重の「メガマウス」は大地震の前兆!! 7月下旬までにM6以上は確定的か!? 9つの前例で判明! - TOCANA
画像は「NHK NEWS WEB」より引用  今月22日朝、千葉県館山市の沖合で深海ザメの一種「メガマウス」が定置網にかかった。生きて泳ぐ姿を見られることは極めて珍しく、同日午後には東京海洋大名誉博士のさかなクンも現地調査に乗り出すなど大きな話題になったため、ニュースを覚えている読者も多いのではない…

 

「メガマウスザメ」は絶賛棲息中の生きる化石で、深海(150m付近)にいるらしい。

捕獲例は世界でも少なく120例ほど。死体が流れ着くことも稀で、生きた姿を見るのはシーラカンスより難しい。

日本は20例ほどの目撃・捕獲例があり、世界でも多いほうだったりする。

都合よく大地震前に捕獲されたりしているが…

参考記事を鵜呑みにするかはともかくとして──捕獲例の半数近くが大地震に関連してはいます。

偶然にしては出来すぎていますね。

東日本大震災と熊本地震の直前にも捕獲されているので、可能性は捨てきれない。

 

「じゃあ今回はどうなるの?」

そういわれても、憶測はできるが断定は誰にもできないでしょう。

地震予知で期待される「電磁波」が影響を与えている説

地震の前兆として、岩盤破壊によって起こる電磁波をキャッチする方法が期待されてはいます。

これは緊急地震速報で使われる『地震波』とは別物。

「予知の可能性を秘めた電磁波」については、まともに説明すると量子力学が入り知恵熱必死になるため、簡単にいうと間違い探しみたいなものです。

 

地球全体は一定した磁場に覆われています。

地殻変動による岩石破壊や圧力による熱など、活動によって起こるエネルギーは電子や量子を発生させます。

それは波動として観測できるので、電磁波といわれます。

 

地震による電磁波は、地中から地上へ放出されることで観測できます。

それが一定だった波に乱れを起こすので、「その差異から地震エネルギーを見極められるかも?」の考えに至ったのが、予知システムの根幹。

 

とはいえ、日本は活断層が存在しない箇所のほうが少ない。

電気に頼る生活が当たり前となっているので、日常的に磁場は乱れ気味。

宇宙からもそれはガンガン降ってくるので、地震の前触れである岩石破壊が発生させる電磁波だけを感知することは、ノイズが多い現代では技術的にも難しい

本気で観測するなら、全国の活断層にカミオカンデのような観測点を建てる必要があるけど、誰がその費用を出すのかっていう。

電磁波に敏感な生物による予知

地震が発生させる電気エネルギーは、地球上生物に影響を与えるといわれています。

ナマズは電気エネルギーを察知することに優れ、それを察知すると逃げようと暴れることで、地震の予兆になりそうと語られてきました。

 

ではメガマウスも同様なのだろうか?

 

メガマウスは光が余裕で届く範囲に生息しているので、深海生物みたいに電気を頼りに生活ができるのか? って説は論として欠陥があるでしょう。

過去の捕獲からの放流実験を行った例によると、日中は160m付近にいて、深夜に15mほどまで上昇した例があるようです。

水面近くに浮上するプランクトン、つまりエサを食べるために浮上したといわれています。

 

まあ生態すらロクに解明されてない生物が、地震を予知または感知できるかは、誰にもわからないでしょう。

色々いわれていますが、あくまで『憶測』です。

地震発生後に予兆っぽい例を取り上げればキリがない件

古来より地震を呼ぶ魚といえば「ナマズ」、そして「リュウグウノツカイ」も有名どころ。

川でぽこぽこ釣られるナマズは置いておいて、リュウグウノツカイは年間発見数からすると、珍しいほどじゃないです。

発見しやすいのは漁師ですが、見慣れない魚は「縁起が悪い」と、スルーすることも多い(例:ラブカ)。

 

さも珍しい生物は、毎年どこかしらで打ち揚げられています。

毎日のように地震が起きる国では、「下手な鉄砲──」みたいに偶然当たる確率は高い。

 

 

メガマウスが発見された年で起きた地震を検索すれば、M5以上は9割がた発生している。

けれど画像の通り、直近1ヶ月内でも「磁場が狂うレベルじゃねーぞ!」て感じに地震が起きています。

というわけで、「珍しい生物が見つかる→予兆か?」はテンプレみたいなものです。

メガマウスさんに会える場所

日本で最初に発見されたのは静岡県の浜松市だったりする。

駿河湾でも発見例があり、一時期駿河湾フェリーがメガマウスラッピングされたほど、偶発なブームともなりました。

現在でも標本展示として見れる場所は主に水族館で、以下の通り。

 

 

海洋科学博物館のHPをリニューアルしてあげたい。ちょっと前時代的すぎんよ~。

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海釣りがメインで、たまに淡水もやります。2018年は身近な浜名湖で、ポイントを転々と釣り歩いてマッピングしたい所存。

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とある浜松アングラーの一生