舞阪漁港えんばい朝市の開催時期は4~7月。開催時間は午前7~10時です。
水揚げ直後の「生しらす」「鮮魚」は特に人気で、確実に手に入れたりのなら、開場前に並ぶのが無難です。でも生しらすを買うだけなら、早く並ぶ必要もなかったりします。
そういう情報をある程度、特に観光客向けな内容でまとめてみました。
到着時間帯別で考える「えんばい朝市」の攻略法
えんばい朝市の開場午前7時。生しらす販売の整理券は6:55から配布です。水揚げ量が予測しづらいため、たいてい購入制限スタート……からの、余れば大開放! の流れ(恒例)。
一方で鮮魚はただ並ぶだけ。魚の種類にも限りがあるため(実質)先着順。誰もが知る美味い魚(大衆魚)は瞬殺されるため、こちらのほうが競争率が高いくらいですね。
生しらすと鮮魚を同時に買いたいなら二人組がいい
どちらも待機列違うため、1人でどちらも先頭は無理です。そのため効率良く購入したいなら、最低でも二人組で。
たとえ1人でも、しらすが余ることを見越して、鮮魚から攻めていくのも手かと思います。どちらを優先するにしろ、並びはなかなかです。
二兎を追いたいなら、最低1時間前を厳守! ですかね。
早く並ぶのはよそ者につらい
「6時前に舞阪漁港に到着していること」
これは浜松市に住む人なら可能だけど、電車を利用せざるをえない人には難しい。観光客も見込んでいるだろうに、アクセス方法への配慮があまり感じられません。
なので、「徒歩でも来れるけどデメリットしかないよ?」とディスを交えつつ、攻略法を考えてみましょう。
観光客がえんばい朝市の開始1時間前に到着する方法
自動車を使う場合は、近隣の指定駐車場を利用してください。
利用できる駐車場で、特に近い2箇所はやはり込みやすく、注意点があります。
- 小学校のPは6:00~10:30まで可能
- 弁天島海浜公園は7:00過ぎはほぼ満車
どちらも許容量はそれなり、停めるための渋滞は起きにくい。小学校のグラウンドを使うPは雨天だと使えないと思いましょう。
海浜公園のPは有料ですが、朝市で無料駐車券を貰えるので忘れないように。
各地の宿泊施設から交通機関で行く場合
まず「バスは無理」です。
理由は近隣のバス停留所に来る便が13時(土日休)。浜松駅から出発し、舞阪駅近くに停まる便も7時台。舞阪駅からは徒歩で30分コースなので無理ゲーです。
「電車を使いJR弁天島駅に行く!」、この考えが一番無難かと。
6時までにJR弁天島駅を目指せる便は、豊橋方面からの東海道本線なら、「豊橋5:38発沼津行。弁天島5:59着」が最も早い。
浜松方面からは、「6:12(特快)6:31(豊橋)6:54(岐阜)」が唯一7時前に着ける便です。
……というわけで、電車は「愛知県からのほうがちょい有利」になります。
ようは「始発で来い」ってこと。
徒歩組はクーラーBOXを手で持つのがつらみ
生しらすは鮮度が落ちるのが早く、保冷容器は必須です。
毎度「ブリでも入れるの?」クラスの大きいクーラーBOXを持っている人を見かけます。……でも、生しらすを入れるだけなら、保冷タイプのランチバックでもいい。
スーパーで惣菜を入れるプラ容器で渡されるから、これだけ買う予定なら、弁当箱を入れる程度の大きさで十分なくらい。
保冷に悩む徒歩組には、背負うタイプのクーラーがおすすめです。
オサレなのも多くなり、電車で見せびらかしても問題ない見た目です。
ただし両方とも保冷力はお察しレベル。長時間の輸送には向いていないため、保冷剤を入れてもせいぜい4~5時間が限度です。
えんばい朝市はアサイチじゃなくても買えるものはあります
生しらすは競争率が高そうに思えますけど、実際は鮮魚より在庫は多くなり、閉場まで販売することも。なので開場前に並ぶ必要もあまりないくらい。
観光で訪れるなら、8時前くらいに到着すれば、一通りの”熱気”は伝わるのではないかと。
えんばい朝市の攻略に関して、要点を絞れば──
- 生しらすと鮮魚を狙うなら開場1時間前に到着したい
- 生しらすを販売するかは公式HPを随時確認するか天気予報を見たほうがいい
- 車で来場したほうが楽(クーラーボックスが使える強み)
- 開場散策のためにも保冷トートバッくらいは必需
- 生しらす以外はいうほど安くない
- 9時以降は商品がほぼないです
まとめると、近隣向けの朝市ですね。
観光で来るならシラス丼食べれるところに行くほうがいい
舞阪漁港近くには、しらす丼を提供する飲食店も少なくない。でもえんばい朝市のタイミングだと、開いている店が少ない。
しらす丼を食べたいなら、静岡市方面のしらす祭のほうが充実しています。
えんばい朝市後なら「浜菜坊」が無難かな。車で来ているなら、「道の駅潮見坂」でもしらす丼が食べられますし、わりと有名所です。
最も手早く生しらす丼を食べたいのなら、保温容器でご飯を持ってくるのもアリ。まさに”漁師めし”を体験したいなら、ホカホカご飯を片手に並ぶのも、愉悦を感じるかもしれません。
買っても買えなくても、ネタ的には二度おいしいやで!