「LINEほけん」とは、たった1日だけでも入れる契約簡単な保険サービスです。その補償対象はスマホの落下からスポーツでの怪我など──、日常から趣味の範囲で起こりうるトラブルが想定されており、その中には魚釣りも含まれています。
これが特に便利なのは、釣行する1日だけに保険が適用できるところ!
LINEほけんの柔軟さには舌を巻く
LINEほけんに加入するには、LINEのアプリが使えることが前提です。これは当然ですね。
LINEは登録時に電話番号確認があり、携帯電話のSIMにある登録情報と照合することで完了する感じ。つまり「LINEのID=身分証明書」みたいなもの。なので不正した場合には特定しやすく、だからこそアプリ内で送金サービスやスタンプなど、お金を使った取引ができているわけです。
様々な生活サービスに手をのばしているため、取り扱う”案件”を全て把握するのは社員でも難しいでしょう。しかし……「損害保険」を取り扱うようになるとは、誰が予想していただろうか。
LINEほけんの強みは起床直後に「保険入っとこ…」ができること
LINEほけんは最低1日から利用可能。
初期登録が済んでいるなら、手続きは最短1分! 最低金額は100円から! もちろん年間契約もOK! ──と、保険業としては柔軟なサービスですね。適用される案件は以下の抜粋を参考にしてください。
旅行・スポーツ・イベント・ゴルフ・賃貸などといった生活シーンに合わせたテーマや、天気・家族構成に応じた、その時に必要な保険を選ぶことができます。1日単位から加入できる短期型の保険をメインに、お花見・夏祭りなどの季節のイベントや、台風などの悪天候の際の保険、ボランティアや野外フェスの際の保険といったユニークな商品から、自転車保険や弁護士相談費用保険などの年単位の保険まで、全59にわたる多彩な商品プランをご提供します。
【LINE Financial】LINEからいつでも必要なときに手軽に加入できる保険サービス「LINEほけん」を提供開始
商品プランは「目的」に合わせた選び方をするのがベストでしょう。
例えば我々アングラーならどのような保険を選ぶべきか? それは「フィッシング」として括ってもいいですけど、釣場までの移動中だったり、レジャーするまでに起こりうる事故も、柔軟に対応できるのが強みですね。
まあ釣り以外の事故は生命保険で対応できるから、LINEほけんはレジャー中に的を絞るのがベストかな。
特にオススメなのは若年層ですね。LINEなら小学生からでも使えるし、1回500円程度で済む保険なので、もしもを想定すると必須といえます。高価な釣り竿が壊れてしまった場合でも、ある程度の保険金が戻るだけでも、心持ちは違うでしょう?
釣り中の怪我や損害に救援費用まで対応できるつよい保険
LINEほけんの「つり人安心保険」に適用される特約は以下の通り。
- 死亡・後遺障害保険金 150万円
- 入院保険金日額 2000円
- 賠償責任 1億円
- 携行品損害 20万円
- 救援者費用等補償 300万円
これらが目覚めて即適用できるのは、釣りをする側にとって心強い。「ちょっとそこまで…」と釣りに行き、ポイントですっ転んで即病院送りでも、つり人安心保険に入っていれば、あればある程度費用の足しになりますしね。
今までのレジャー向け保険は、物損が重視され、自身の傷害は別に契約する必要がありました。LINEほけんは自分で細密なプランから選ぶ面倒はありますが、急な出張なり旅行でも、即日対応できるのが強みです。
LINEほけんでつり人安心保険に加入するには?
LINEアプリを起動し、下部タブにある「ウォレット」を選択。羅列されているサービスから「ほけん」を選びましょう。
次に表示される保険商品ラインナップから、「アクティブ」を選択。つり人安心保険は、現時点(2018:10/19)で先頭に表示されるのでわかりやすいかと。
開始日と終了日を選ぶと金額が表示されるので、それでよければ下部をタップ、契約と支払いに移行します。
支払いは「LINEPay」を使うので、事前に登録しておく必要があります。チャージ方法はクレジットカードをはじめ、銀行口座からやコンビニレジやATMを通してなど、手元の現金でしやすいメリットがあります。
LINEの登録者数とLINEPayの利便性から、大手保険会社は戦々恐々しているのではないでしょうか。なんといっても若年層ユーザーも期待できるのが強みですね。
”わざと”で保険金がもらえるほど甘くない
LINEほけんの特性上、「保険って何?」な若年層も加入できるため、念をおしておきたいのがひとつだけ──。
保険に加入後、”わざと”物を壊して保険金をせしめようとするのは簡単。でも本当に貰えるかどうかは難しい。もし故意と認められれば、「保険金詐欺」になり最悪で懲役10年です。
ようするに嘘はやめようってこと。とっさの嘘なんてすぐバレます。
例えば、「堤防で歩いている際にふらついて、他の釣り人を尻ドンして落水させてしまった」、みたいなケースなら……、堤防が立入禁止だったら不法侵入で収容チャンスだし、ふらついたのが自身の注意散漫なら過失になって家裁行きもあるし、落水して救助しようとしなければ人道的にヤバイ──などなど。
保険を適用するまでには、「なぜそうなったか?」を明確に答える必要があります。壊れたから金が貰えるだけだったら、誰しもがわざと壊すに決まっているじゃないですか。
もしものために必要なのは現金よりも保険
ガン保険もガンになる可能性がゼロなら加入する必要はないですし、自動車事故を起こすことがなければその保険も無用の長物になりえます。ただし、誰もがそうなる可能性がゼロではありません。
保険は互助の積立金みたいなもので、支払い額が高いプランほど高額の補償が得られます。
10億ほどいつでも使える現金があるなら、保険に入らなくてもいいレベルですが、仮に当事者が動けない場合に第三者が動けるのが保険のメリットでもあります。死亡保険も残された遺族のためにある積立金みたいなものだし、もしものために用意するのが保険です。
LINEほけんは少額なので、完全な補償は見込めませんが、日常で起こるちょっとしたイザコザくらいは対処できる補償はあります。これはスマホを持つ学生たちを守るに十分なメリットがあり、そういう仕組みがあることを教えるにもいいツールではないかと。
釣具は高額品も多いし、他者の損害にも適用できる──だから、子供を持つ親なら加入させておいても損はない保険かと思います。