同クラス対抗飛距離決定戦!飛ばないルアーを飛ばす技術

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飛ばないルアー代表”ロウディー”を遠くへ投げるのにはコツがいる。

それはロッド次第なんだけど、あえて向いていないロッドを使い、なるべく遠くへ飛ばす術を模索し続けてはや半年。

昔から「飛ぶ」といわれるルアー達(アサシン・フライヤー)に勝てる見込みが出てきた気がする。

そんなわけで、同サイズ同クラスながら性質が異なる3種類のルアーで、なるたけ遠くに飛ばす方法を模索してみた。

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出場選手の紹介

・サイレントアサシン140F(23g)|SHIMANO

・ロウディー130F(22g)|JUMPRIZE

・タイドミノースリム140Fフライヤー(21g)|DUO

使用タックル:ディアルーナXR S1006M・AR-Cエアロ4000HG・PE1.5号

 

サイレントアサシン140F(平均70m程)

発売から現在まで不動(?)の飛距離厨御用達ルアー

万人が扱いやすいが、ボディが大きいとAR-C重心移動の恩恵があまり無い気がしないでもない。

ロウディー130F(平均50~60m程)

飛ばねぇルアーは釣らせるルアーだ。

フローティングミノーの中で最も飛ばしにくいとされるルアーで、評判よりも場所を選ぶため大衆受けせずマニアが多い。

タイドミノースリム140Fフライヤー(平均60~70m)

過去から現在までサーフルアーの王者。

”飛ぶ”と有名だが、古より伝わるルアーの実力はタックルが進化した現在も通用するのだろうか。

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丁度いいことにサイズと重量がほぼ一緒。その中でも”飛ぶ”と”飛ばない”を選び、重心移動システムも異なる組み合わせ。

これら全て、実はほとんど同じ飛距離で投げれますが、それぞれ向いている投げ方があります。

後ろに振るオーバーヘッドキャストではAR-C製品に分がある

ロッドの反動を使うオーバーヘッドキャストでは、AR-Cのようにウェイトが「スコン」と素直に動くほうが、軽い力で遠くに飛ばしやすい。

ある意味、楽に投げれるともいう。

「重いルアーはタラシを長くしたほうが飛ぶ」といわれています。でもAR-Cルアーは後ろに振りぬき反動を使う場合、タラシは短い(1m以内)ほうが安定して飛ばせると実践で結論付けました。

タラシが短いとロウディーは、どうしても飛行姿勢がブレるため、せいぜい50m近辺止まり。

タイドミノースリムは安定して飛ぶ──目立った欠点がないんだよなぁ。

図体が大きいルアーは静止状態から振りぬけ!

アサシンでは大差ありませんが、タイドミノースリムロウディーでは、この方法が最も飛びます。

……が、いかんせん風が強い時はやりにくい。

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図にするとこんな感じ。

タラシは2m程取っていて、ロッドは2時の方向から振りぬく。

ペンデュラムキャストに近いといえば近い。自分より後ろにルアーが行って、ロッドに重みが乗ったなーってとこで一気に振りぬく

この場合はスイングスピードが物をいいます。

PE1号だと高切れチャンスがあったので全力が出せなかった。今回1.5号に変えてタックルを信じて振りぬいてみたら、驚くほど飛距離が伸びた。

ロウディーが飛ぶミノーのリアフックに引っかかった感じである。

疲れず手返しよく重いルアーも投げれるペンデュラムキャストのコツ
おしなべて”プロ”は特に手返しがはやいですが、キャスティングには”慣れ”も必要です。 また、長時間釣りをするとなると”楽に投げる”ことも重要です。 重いルアーを楽に投げれる投法が、今回紹介する”ペンデュラムキャスト”です。

でもなんだかんだ個人で模索した結果──、結局の所行き着いたのは”井上キャスト”だったという。

飛びにくいミノーを最大限飛ばすには、初速を出すことが重要なため、これが最も飛距離が出ると感じました。

この投法は”ロッドの張り”が重要となります。

シマノのロッドは張りがある方なので出来ます。ダイワのロッドではモデルを選ばないと同様のことが出来ません。例えばブランジーノの104MHならいいけど、サーフモデルの1010MMLではフニャるので向いていません。

ロッドは長い方が飛距離が伸びる、といわれていますが──

9ftならまだ許容範囲で、それより短いロッドでは投点が低くなってしまうから、飛距離は思ったより短くなる。投点を上げると風に煽られ失速しやすくなるし、遠くに飛ばすためには長いロッドを使うのがやはり向いている。

1ft短くなるにつれ、10m近く飛距離が落ちていく感覚はある。

12ftクラスのヒラスズキモデルを拝借して投げたことがありますが、ロウディーでも70mは軽く飛びます。

それに伴い他のルアーも飛ぶので結局の所はイタチごっこなんですけど……、リリースポイントが高ければ高いほど、キャストの初速を上げれば相対的に飛距離は伸びていく

おもしろいことに、タラシを2mくらい取った後ろに振りぬくオーバーヘッドと、1m以内の同条件では、プラグのタイプにより飛距離が変化するんですよね。

重心が移動するタイプはタラシを短く、移動しないタイプは長いほうが飛ぶと思います

ロウディーでも10ftクラスのロッドなら、タラシを極力短くして、ロッドの反発だけの軽い力でも50m近くは飛びます。

これを正しく真っ直ぐ飛ばせるようになると、他のミノーを飛ばす実力も勝手に備わるかと感じるおもしろいルアーです。

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