飛距離が重要といわれるサーフルアー(ミノー)はどのくらい投げればいいのかの目安

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サーフルアーに飛距離ブームが到来!

メーカー製のルアーは、「よく飛ぶ!」「圧倒的飛距離!」などの売り文句がドドンと。

……深呼吸をして、一度考えてみて欲しい。

はる@釣行中
はる@釣行中

どれだけ投げれば十分なのか?

サーフルアーに飛距離が求められる理由

サーフに飛距離が求められるのは、フィールドが広すぎるからです。

サーフにおいては、遠くに飛ばせるほど探れる範囲が広くなります。

はる@釣行中
はる@釣行中

広く探れると魚に出会う確率もあがるから、飛距離は重要ってわけです!(力説)

単純に考えてみてください。

100m先にナブラが起きているとしたら、70mしか飛ばせないとチャンスは薄くなります。でも100m以上飛ばせたら……?

そんなチャンスを逃さないためにも、飛距離があるにこしたことはない、というわけです。

キャスティングの限界はどこにある?

キャスティングの限界って、(特化に特化を重ねて)せいぜい200mくらいなんですよ。

キスの投げ競技がそれに該当しますが、100gもあるオモリを使用するので、ルアーキャスティングとは違います。

サーフルアーの普遍的なタックル構成なら、メタルジグで100mを超えるのは珍しくないけど、ミノーなら50~80mが平均的かと思います。

ちなみにサーフにおける「よく飛ぶ!」の指標は、だいたい70m超えからですね。

はる@釣行中
はる@釣行中

……意外と少ないな。

サーフ必要な飛距離は最低でも50m以上!

サーフルアーの平均的なタックルの有効飛距離目安は、ルアー次第にはなるけど、50~100mの範囲内が射程エリア。

なによりも重要なのは、ルアーごとの射程エリアを把握すること。

サーフにおける魚が居やすいポイントは、波がブレイクする地形変化がある箇所。それが都合よく、射程距離内にあるとは限りません。

波が高い状況だと、波打ち際ギリギリに立つのも厳しくなるから、後ろに下がらざるをえなく、必要な飛距離が伸びることも……。

そのため、飛距離は飛べば飛ぶほど、考えることが少なくなるわけです。

──とはいえ、釣れやすい区間は経験から、30~50m範囲に収まっているので、主観では70m飛べば十分と締めたい。

サーフで50m飛ぶルアーは普通。100m以上は条件がある。

ルアーの飛距離はタックルの性能と、アングラーの腕に左右されます。

70mくらいまでなら、ロッドさえ振れれば誰でも到達できる距離。もし100m以上飛ばしたいなら条件があります。

  • 飛距離重視のタックルセッティング
  • 空力と重量バランスを考えたルアー
  • アングラーのキャスティングテクニック

簡単に飛距離を伸ばしたいなら、メインラインをより細くしましょう。PE1号から0.8に変えるだけでも変わります。

100m以上は20~40gのメタルジグなら簡単。ミノーは空気抵抗が大きいため、”よく飛ぶルアー”は種類を選びます。

細身のシンペンは空気抵抗が少ないし、固定重心で飛びやすい物が多め。HSミノーは図体が大きいとせいぜい70mほど。よく飛ぶミノーに限定すれば、細く長いほうが飛びやすい傾向があります。

80mは飛ばせるFミノーのおすすめ

なぜFミノーを推すかといえば、巻くだけで一定のレンジを通せるし、ボトムから離せるため、ヒラメorシーバスを狙うなら効率が良いため。

よく飛ぶミノーの代名詞といえば、シマノのサイレントアサシンシリーズ。

中でも「129F」は屈指のバランスで、80mは余裕で狙えるFミノー。

ダイワの「バーティス120F」は飛距離重視のミノープラグ。
アサシンには負けるけど、値段の安さではこちらが上

ジャクソンの「サーフグライド」は、名の通りサーフで飛ばすために産まれました。

130mmサイズながら23gと、「90m飛ばしつつシャローも攻めたい!」そんな欲張りルアー。活性が高めな春シーズンに合うでしょうね。こちらでも紹介しています

Fミノーで100mを飛ばせるなら、キャスティング技能の世界選手権に出てもいいんじゃないかなと思います。

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