ただ巻くだけでフラットが釣れるメタルジグ、 それがメガバスの「MAKIPPA(マキッパ)」です。
……メーカーがそう豪語するくらいだから、目をつぶっていても釣れるはず!
“この記事のまとめ”
メガバスの「MAKIPPA(マキッパ)」は、ただ巻くだけでフラットフィッシュを釣れるメタルジグです。マキッパのコンセプトは「魚種限定解除」で、誰でも簡単に釣れるよう設計されています。メタルジグにブレードを付けることでアピール力を強化し、ショアやオフショアの様々なシチュエーションで効果を発揮します。特に秋のサーフでは、小魚のように見えるブレードが低活性時にも釣果を上げやすくします。マキッパの重さは10gから40gまで4種類あり、使う場所や状況に応じて選べます。例えば、ベタ凪の晩秋サーフでは10g、深場のサーフでは40gが適しています。ブレードが無くなると効果が半減するため、慎重に扱う必要があります。カラーバリエーションも豊富で、低活性時にはナチュラルカラーが効果的です。
マキッパはただ巻きだけで戦えるメタルジグ
マキッパのコンセプトは魚種限定解除。世界で釣りたい!なんでも釣りたい!など、アングラーは欲の化け物です。でも「なんでも釣れる=どこでも釣れる」を実現したルアーはほぼない。
マキッパはそれを叶える実力はあるのでしょうか?
マキッパは”投げて・巻くだけ”の簡単なキャスティングジグ。メタルジグに小型のブレードをつけることで、ジグの弱点であるアピール不足を克服!だから誰でも簡単に、あらゆるイーターが釣れちゃうメタルジグになっています。
あとメガバスにしては値段が安い(重要)。
ただ巻きだけでなんでも釣れちゃう理由
メタルジグは他よりも小型でよく飛びます。単純ながらこれが最大の武器。ただそれだけで、色々な魚が釣れるルアーとして約束された存在といえます。
しかし、メタルジグの弱点は重すぎること。ただ巻きだと沈みすぎるし、アクションも弱いから釣れにくいのです。
マキッパはブレードのおかげで、安定した泳ぎを実現しています。レンジキープもしやすくなり、アピールも抜群!なのでただ巻きで十分釣れる性能が備わっているわけです!
こんな感じで立つジグは本当に珍しい。こう見ると水平をキープして泳いでくれそうでしょ?
前のアシストフックは、フラッシングがちょっとしたアクセントに。後ろのブレードは波動と光で周囲の魚にアピール。……ここまで贅沢な機能をつんだメタルジグは稀有な存在ですね。
晩秋サーフで瞑想しながら爆釣したいならマキッパ!
11月になれば台風シーズンは終焉。太平洋の海況は安定しやすく、サーフは波が穏やかな凪が続きます。凪だと釣りはしやすい、でも「魚を釣りやすいか?」は別問題。
やっぱり海は静かなほど釣れにくい。ルアーの着水音は響くし、視界も開けるため魚の警戒心もマシマシ、すると活性自体も落ち込むから、彼らのお食事タイム(時合)に合致しないと、1匹釣るのも至難の技です。
そんな激シブ状況でも有効な手段は、細身で動かないルアーを使うか、小型で目立つルアーにするの方法があります。
マキッパはフラッシャーとブレードがあり、これらは魚から見ると小魚っぽく見えます。いうなれば、本体よりも小さいルアーがオマケで付いているようなもの。だから低活性時でも結果を出しやすく、なんでも釣りやすいルアーなんです。
ベタ凪の状況でもただ巻きで十分アピールしてくれる──。そうなりやすい晩秋サーフでも、無心で瞑想しながらいつのまにかヒラメが釣れている……! そんなルアーですね。
マキッパは使いたいポイントで重さを選ぼう
マキッパの重量設定は「10・20・30・40g」の4種類があります。
使う場所をサーフに限定するなら、ほとんどのポイントは20gと30gで対応できますね。先に例をあげたベタ凪晩秋サーフなら、10gをネットリ巻くのがベストです。ドン深な駿河湾サーフみたいな場所なら、40gで確実にボトムから巻き上げましょう。
他にはサビキ釣りに集まっている小魚を拾うためだったり、ただ巻きで表層を通せるから干潟のシーバスにも使えるし、メバルやアジなどライトゲームにも使えますね。
だから万能なんです。
注意点があって、リアにあるブレードがある意味本体ですので、ここを失うと「ムーチョルチア」とほぼ同じになってしまいます。
もしブレードがなくなったら、少し重いシンペンと割り切って使うのをオススメします。
カラー選択は、朝マヅメをメインとするならブルピンゴールドがおすすめ。どのみちブレードがあるので、それを活かすか活かさないかが選択の要になります。
例えば本体をナチュラルカラーにしてフラッシャーとブレードだけを際立たせれば、本体より小さいルアーに見せることができるため、アジ・メバル相手でも使えるようになります。低活性時の切り札にできますね。