私は19日(日)に参戦。前日は冷たい雨に雪が降ったりと、並びガチ勢につらい気候でしたね。その時は秋葉原でノートPCを探していました。──会場内の方が絶対暖かかったぞ。
まずは簡易でありますが、写真にひとこと感想を添えた更新です。これからしばらく、気になった展示を小出ししていきますよ。
釣りフェスティバルと名称は変わったが…
フィッシングショーは今回から「釣りフェスティバル」に名称が変更になりました。でも中身は特に変わってないです。
みなとみらいに来たのは初めてかもしれない。パシフィコに向かうのは、まず間違いなく釣り好きの一味でしょう。遊園地に向かう客も相まって、道行く客層がカオス。
今回は電子チケットを試してみました。
ペアチケットは1人当たり1200円と最安値になりますが、電子チケットオンリーだったのよね。どうやって確認スタンプ押すのかと思っていたけど、NFCで認証しているみたい。係員がスタンプみたいなのを端末に近づけたら、画面にスタンプが押されてテクノロジーを感じました。
手に再入場用スタンプをくれなかったので、ペアはずっと同じ行動をすることを見越しているのかもしれない。だが我々は男だし、会場入りした直後に散会したので、即売会みある。
外は真冬、会場内は夏
中は人人人だかり。インテックス大阪は3つのホールで分散されていたけど、ここは1つのでかいホールに収まっているから、入退場を確認する手間が減りますね。スタッフにやさしい。
ここに居る約8割は釣り好きなんだろうなぁ……。残りは付き添いだろうけど(野暮)。
今回の目的は明確にあって、4月にアニメがスタートする「放課後ていぼう日誌」のトークイベントが見たかったのです。釣りをテーマにした久しぶりのアニメであり、漫画原作も多くの層に好評で、釣具業界も命運を託している感があります。
会場の至るところで、メーカーコラボ予定の告知、展示企画などがありますからね。これはプレッシャーはんぱないのでは?
作者のサイン色紙も展示されていたり、ここで初公開のキービジュアルもあったり、期待値は更に加速していくゥ!
ブームも落ち着いたサーフルアーの命運はどうなのか
サーフルアーは当ブログをスタートしたきっかけなので、ブームも終焉した現在、これからの「未来」についてちょっと気になっていた。ここからどう進化させていくのかと。
そんなわけでレジェンドのトークを聞いてみたり。シマノのトークは待ち合わなかったので、DUOのブースで聞いていましたが──
2社で手掛けるルアーが似通う理由をぶっちゃけていました。まあ同じマインドで作っているから、似るのは仕方ないし、ウチでもネタにしていたりするし、わかりみはあります。「S社」としか言わないから、業界のしがらみを感じましたね。
サーフ向けルアーの新作はそこそこあったけど、ギアのほうが全然産まれていませんね。
リールはより軽くなめらかに
どこの製品も、金属なのに軽くなっているので、古参アングラーが最新リールを持つと違和感があると思います。「これFRP製じゃねーの?」ってくらい軽い。叩くと金属だってわかる。
そのくらい軽い。
最新トレンドはボディの軽量化かな。ハンドルは剛性が必要だから肉厚になるけど、その重さがいい感じにバランサーの役割をしていると思う。宇宙開発が進めばギアとかもっと軽くなる希望がある。
これからしばらくは、CPU制御などテクノロジーとの融合が課題かな。その分野ではベイトリールが頑張っている印象。
電子マネー縛りはやはり厳しかった
飲食ブースは屋台が立ち並んでいました。流行りのキッチンカーが勢揃いしているかなと思っていましたが、ホール内なので制約があるんだろうなぁと。大阪会場はエントランスにあったので、こちらのほうがランチは楽しめそう。
んで、今回は細かい金がなかったので電子マネー縛りにしましたが、使えるところがホントごく一部だった。
各社の展示ブースは対応していません。別の物販ブースは対応している所がちらほら。飲食も全体の2割あればいいほうでしたね。QRコードを印刷してレジに置けばいいだけなのに、小銭確保にご協力を願うくらいなら、釣り銭を用意する必要がないキャッシュレスにすればいいと思うのですが……。
QR決済を使ったのは、シマノのトートバックと地ビール飲みくらべでした。
車社会で生きすぎていて、外で酒を飲む発想がそもそもないっていうね。そういや電車で歩きだから、会場内でも飲めるやん! と気づいて空きっ腹にビールを流し込みました。キクぅ。
この後にていぼう日誌のイベントを見ていたので、めちゃ眠かったのは内緒。
自分の専門外と触れ合い新しい発見ができる場所
私の場合は「海釣り」がメインなので、主にそれ系の情報を追う傾向があります。でもこういう場所なら、河川のタックルにも触れることができるし、違う毛色のギアにも出会えたりする。
例えばこういう手が汚れないコマセとかステキやん?
もはや工藝の領域である和竿の展示とかもあります。10本近い継竿もあったりと、コンパクトロッド顔負けの技術だったりするし、へらウキも職人の魂を感じることができます。
環境美化への取り組みはひっそりと。メインが商取引みたいな場所だから、啓蒙関連の展示は少ないですね。
イベントプロ勢の用意周到さに驚く
横浜会場は飲食スペースがかなり限られていて、ランチタイム時は、買ったはいいものの、座る場所難民が数多く発生していました。
そんな中でも歴戦のプロ達が用意していたのがビニールシート。コンクリート打ちっぱなしの冷たいホールだから、それのあるなしはかなり違いますね。前回の参加で学んだのか、それともみなとみらいでピクニックするつもりが、ここに連れてこられたのか……。
再入場は可能なので、こっちで遊んでもいいし、外で食事してもいいんですけどね。開催時期が冬真っ盛りですし、この日は丁度気温が1ケタ台だったので、不運が重なった結果ともいえます。
今回は「釣りメシ」のトークイベントがあったり、ブースで実演していたりと、なかなかおもしろかったです。釣ったら美味しく食べようぜ!
──というわけで、簡単ではありますが、釣りフェスティバルのイベントレポでした。
大阪は行けないだろうけど、名古屋のキープキャストは気が向いたら行くかも。参加企業が年々減少傾向でヤバいらしいので、そろそろ”ルアー限定”の縛りを解除しそう。