シェアリングエコノミーが流行り、自分の物を貸し出すだけで副業になる時代。
でも釣具のレンタルサービスって、管理釣り場以外で全然聞きませんよね。──なぜだろう?
釣具のレンタルサービスは何故流行らないのか
釣具のレンタルが流行らないのはなぜだろう?
釣具店でレンタルサービスをしている所もあるけれど、いつのまにか無くなっていることが多い……。もしかして、ビジネスモデルとして成り立ちにくいのではないだろうか。
レンタル業で前提にしないといけないのは、みんながみんな綺麗に使ってくれるとは限らないこと。
釣り人のマナーの悪さで閉鎖されるポイントも多いことから、想定される利用者に、他人の物を大切に扱う心が失われていたのではないかと考えます。
釣り場を大切にできない人が、釣具を大事にするのは、なんだか矛盾してない?
管理釣り場のレンタルはなぜ継続できるのか
管理釣り場は釣具のレンタルサービスが定着していますね。
そうなったのは、利用者の層が意識高めだからじゃないかなと感じます。
マナーが悪い釣り場は決まって無料が多い。海辺はだいたい無料が前提だから、ヤバイ客層が場をかき乱すことはよく耳にします。
有料の場所って、マナーが良いというか、良識がある人がわりと集まる傾向があります。お金を払う以上、”よっぽど好き”がないと、わざわざ有料の釣り場を選ぶことはないでしょ?
どんな場所でも、無料より有料のほうが、落ち着いた人が集まりやすいですね。
例えば安めの居酒屋は、毎晩ウェイ系が集まりますけど、高めの個室居酒屋は、ゆったりした空間で酒を楽しむことができます。
魚釣りにも、同じことが起きているのは間違いないですね。
落ち着いて魚釣りをしたいなら有料を選ぶといい!
今までの経験上、有料の釣り場であるほど、マナーで困った記憶は少ないですね。これは海も淡水でも変わりません。
海釣りにそういう場所は少ないけど、駐車場が有料とか、入場料が必要な海釣り公園などは、わりと落ち着いた環境で魚釣りを楽しめます。
淡水なら入川料が必要な場所より、管釣りのほうがマナーが良い気がします。河川は”バレなければいい勢”が少なからずいますからね。
陸の釣りが人多すぎで疲弊する方は、沖へ出てみたり、管釣りを選んでみるなど、人混みから離れて釣りができる環境も試してみては?