鳥取県で「カニノケンカ」を利用したeスポーツイベントが開催されたそうです。
……ちょっと何いってるかわかんない人に向けて簡潔にいうと、賞品のカニを争奪するゲーム大会です。これは話題不可避。
カニで有名な市で開催されたカニノケンカを利用したeスポーツイベント
鳥取県の境港市には、カニの水揚げが全国有数の境港があります。あと鬼太郎。
11月からは松葉ガニの水揚げも始まり、「初競りでNo1のカニの落札価格」はこの時期恒例で、よく全国ニュースになりますね。
まぁとにかく、カニな都市です。
ここで先日開催されたのが、ゲーム「カニノケンカ」を利用したeスポーツイベント。ある意味「カニノソウダツ」。……こんな奇抜イベントを主催したのは誰だろう。
やはりというか、タイトルで意味わかんないこのニュースは、ネットでバズりましたね。
だって”カニで戦うeスポーツ”だよ? わけわかんなくない? とりあえず見ておこう──てなるでしょ。
カニノケンカを知っている勢なら「多分アレだろな」と思うし、この大会を開こうと着目した人はすごいですね。
48人が出場し優勝者には本物のタラバガニが贈呈される!
このeスポーツイベント、出場者は48人と良い集客。
プレイヤーはカニになりきり、ハサミを繰り出すためにコントローラーを振る姿は、まさにスポーツと遜色ない競技といえます。もう境港の松葉ガニの初競りもこれでいいんじゃないかな。
県の名産にちなんだ面白い取り組みですし、毎年恒例になりそうな気配。
実況は「とっとり賀露かにっこ館」の飼育員が担当。ここはカニが主役の水族館。ガチのカニ知識なども交え会場を盛り上げたそう。なにそれ聞きたい。
この三連休は、感染拡大のアレでGoTo見直しやら、ニュースはそればかりでしたが、こういう”ほっこり”するニュースも、積極的に取り上げて欲しいですね。
なにより、癒やされます。
「カニノケンカ」とは?
カニノケンカは、SwitchとSTEAMでDL版があり、パッケージ版も発売されています。2019年に発表され、発売は2020年の7月から。
内容は至ってシンプル。
カニを操作して、どちらかの背中が地面についたら負け。タイマン対戦型のゲームで、異色な格闘ゲームだからゲーム実況でプレイしている人も多いですね。
のっそり動くカニの動きは”それらしい”。ただ違うのは、知恵を持った不死身なカニ同士が、人間の武器を使って戦うところ。不死身なんだけど、甲羅を地面につけると「まいった!」しないといけない掟があるらしい……。
だからこそ面白いんじゃないか!
最後に──そういえばカニの季節か…
年末おせちといえばカニ。
この記事を読んで、「カニが無性に食べたくなった!」という人は、ぜひ蟹食べちゃってください。