釣り用ウェアは黒地が多い特徴があります。
これに対しては前々から疑問だったんですよ……。
夜釣りだと他から見にくくなるし、トラブルの原因になりかねません。
でも白地などの明るい色がウェアに選ばれることはない。
それはなぜ……?
実際に着てみたら、とんでもないことに気づきました。
夜釣りで白地の服を選ばないほうがいい理由
防波堤で夜釣りをしていたある時。昼から白シャツを着ていて、そのまま日没まで続けていた時のことでした。
……やけに羽虫がわらわら寄ってないか?
同行に確認してみると、寄ってないという。周囲を見渡すと、水銀灯で羽虫が居ることは確認できるけど、ここは暗闇、あいつらが来る理由なんてないはず。
もしかして、明かりがなくても白地は虫が寄ってくるのかい?
夜のジョギングでも効果を発揮した白地の服
その体験があって、釣りウェアに地味めなカラーが多い理由がわかった気がする。
暗色が多いのは、自然など”背景”に溶け込むことで、魚の警戒心を無くす効果が優先されていると考えていました。もちろんその意味もあるでしょう。
でも実際に明るい色の服を着ると、虫を寄せる効果があったわけです。
明るい色でも特に「白」は、月光があるとそれを反射して浮かび上がるため、虫たちには
「灯があるぞ!」
と思われるのでしょうね。
ちなみに夜のランニングで視認性向上のために白地を着たら、走っている最中に虫が顔に当たることが多くなりました。
夜のランニングでも黒地を着ている人が多いと感じていましたが、もしかして虫を除けるため……?
ナイトゲームで白色のルアーを使う理由を実感する
ナイトゲームのカラーチョイスで、白など明るい色のマットカラーは定番です。それは魚からの視認性が高いため。
ただ……目立ちすぎるのも、時には悪手になります。
目立ちすぎても警戒されるから、白色は月が出てない時や曇りほど効果があるように感じます。月光があるならクリアだったりラメ付きのほうが反応いいですよね。
最適解はないですけど、環境に合わせたチョイスなら、あらかじめ準備しておくことができます。
白地に集まる虫には虫除けスプレーも意味がないから注意!
「白地の服でも虫除けスプレーがあれば勝てるのでは?」
そう思って試したこともありますが、”まとわりつく”ことに変わりありません。なので、闇に溶け込む服装スタイルを選ぶのが解決方法といえます。