魚釣りにドップリはまり込んでから当たる壁──
「もっと効率よく釣りたい」「新しいポイントを開拓したい」「プロに勝てるんじゃね?」などなど。
その答えを自分で探すのも、また楽しみのひとつです。
でも「時間がない!」などの理由で、手っ取り早く上手くなるには、どうしたらいいのか。
そんな時は、地域のプロである「フィッシングガイド」を頼んで指南を受けてみたらどう?
フィッシングガイドを頼むメリット
いくつかありますが、特にを抜粋するなら……
- 初めてのポイントでも魚を探す手間がない
- 釣るためのノウハウを教えてくれる
- 免許がなくてもボート釣りができる
- サービス旺盛なガイドに当たればいたれりつくせり
- 仲間作りのキッカケになりやすい
概ねこのくらいあると思います。
特に、「釣らせてくれる」のと「ノウハウを学べる」要素が大きい。
フィッシングガイドは該当地域のプロでもあるから、ローカルなメソッドを持っていたり、「こんな時はこれがいいよ」と、ルアー選択など釣るためのアプローチが豊富です。
1日のガイドで会話した内容は、雑誌のコラム記事1年分に余裕で匹敵するはず。
こちら側は「魚を釣りたい」「釣りの技術を知りたい」などの希望があります。
ガイド側は「釣らせてあげたい」「釣りを好きになって欲しい」という想いがあります。
両者の需要が出逢うことで、ビジネスが成立しているわけですね。
全国のフィッシングガイドを検索できる「WFG」を活用しよう
WFG(World Fishing Guide)は全国エリア別で、フィッシングガイドを検索・予約できるサイト。
運営は「一般社団法人ワールドフィッシングガイドサービス」と「釣りビジョン」で、登録しているガイドは主に番組出演者ですね。
ガイドを探すには、「都道府県・ポイントから・名前を知っているガイド」からの3通り。
住んでいる地域で探してみると、意外なポイントがあるなどの発見があるかも。
さすがにバスフィッシング関連が多いですね。
バスフィッシングをこれからはじめたい!って人にオススメ
ブラックバスは遺伝子レベルでルアーへのスレが進行しているので、「これから」には意外とハードルが高い。
釣り方を学ぶ方法は多いのだが、番組なり本を読んでもサッパリな人はサパーリ。ルアーの選択肢も屈指の量で、初心者に対しては比較的敷居が高いのがバスフィッシング。
フィッシングガイドはそんあ不安を払拭してくれます。
なぜならば、ガイドプランによっては、釣具のレンタルからはじまり、レクチャーもしてくれたり、昼食アリだったり。ひとつの「観光プラン」に完成しているガイドもあります。
船の免許がなくとも乗れるし、最高に釣りやすい条件が揃っているわけです。
なので多少割高に感じても、ここから得る経験は、後の釣り人生にとって大きな糧となるでしょう。
湖沼のガイドはバスが多いけど浜名湖もあるよ!
ボートを使うバスフィッシングは、プロもそれなりに多いので、ガイド業をしている方は多いです。
それに伴い、湖沼のガイドは特に多いですね。
近年人気のライギョやナマズもあったりします。
浜名湖のガイドは存在を知っていたので、自分にとって身近になる。
湖内のルアーはボートゲームが主流で、大会もある「シーバス」が多い。けれど「キビレ」「マゴチ」も最近は周知されているし、こっちのほうが数が多く釣りやすい。時期によっては「タコ」も人気がある。
遠州灘沖に出れば大型の青物、ジギングで根魚五目、キャスティングで「シイラ」や「キハダ」も。
浜名湖のボートフィッシングとガイドは、「浜名湖ボートクラブカナル」を参照してください。
ガイドを頼む前に抑えておくべき「伝えること」
ガイドを頼む以上、釣りがしたいことはわかりますけど、やってみたいことまでは汲めないので、それを明確に伝えましょう。
「どんな道具が必要か」と聞いておくこと。レンタルだとしても、最低限持ってきてもらいたいものはあるので。
何を釣りたいか、どんな方法でやりたいかを提案して、合致したならそれで。
何事も事前に伝えておけば、向こうも対処しやすくなるし、スムーズな進行にも繋がります。
フィッシングガイドはマッチングビジネスの老舗
近年はネットワークが強化されたことにより、フィッシングガイドを探すのも楽になりました。
もともと船釣り宿もガイドみたいなものですし、釣りの楽しさを伝えていきたいバスプロも多く、このビジネス自体は昔からありました。
今だと個人発信が容易なので、WFGみたいなサイトを経由するより、地域で釣りが得意な人を探し、ガイドを頼んでみる──なんて方法も取れます。
「ボートのほうが釣れるらしいけど、船の免許がない……」
「あの人はぽこぽこ釣っているのに、なぜ自分は……」
などの悩みを持つ人は多いかと。
”悩み相談”はビジネスが成立しやすく、フィッシングガイドもそういう需要に答えて産まれた、マッチングビジネスですね。
SNSの普及により、こちらが探さなくとも、そういう悩みを発信して”見つけてもらう”方法も取れます。
今後はもっと、こういう個人間取引がスムーズに成立する仕組みが増えるといいですね。
それなりに自信があるアングラーなら、ガイド業を副業にしてもいいですしね。
「ガイドになりたい!」って人には、こちらの記事がオススメ。