いろいろと自動化が進む中、「これをやる必要あんの?」と思う製品も少なくない。
ガスコンロに搭載された「オートグリル」は、ななななんとぉ!(誇張)魚の切り身を入れれば、自動で焼き魚にしてくれるのだ!
──それいる?
聞こえは便利そうなオートグリル
料理で難しいのは”加減”だと思います。味とか火力もね。
IHが主流になってきて、火力はダイヤル式の調整が増えてきました。
それに伴い火力を表現する言葉も細かくなり、「強めの中火」とか「弱めの強火」など、無駄に細かい表現が主流になっています。
でもダイヤル式の5段階設定なら、反映しやすいでしょう?
おかげでレシピに正確性が増して、レシピサイトが日常に浸透したのかもしれません。
キッチリ真似てその通りに出来なければ、詐欺みたいなものですから。
「オートグリル」は一部のガスコンロにある機能です。名の通り自動で焼いてはくれますが、もちろん設定は必要。
使用感については、次のサイトがわかりやすいかと。

いくつか便利そうな例を出すと、以下の3点ですかね。
- 魚種で火力を調整して完璧に焼き上げたりもできる
- 火力と時間設定ができるからレシピ通りに作るのが簡単
- 焦げすぎる失敗を防げる(完璧にとはいってない)
とくに”レシピ通りに出来る”のがメリット。
「この魚なら火力は×で焼く時間は○がベスト」とか、データ派には重宝する機能ですね。
それが無いグリルは火力調整のみ。だからレシピ通りにしか出来ない人だと、時間をいちいち確認したり焼き加減を逐一確認したくなるので、熱が逃げてしまい逆に時間がかかることもあります。
それを防げるし、設定して放置すれば出来上がるのだから、聞こえは便利ですよね。
グリルパン使って直火やトースターで調理するのが主流ぽい?
コンロにあるグリルで魚を焼くと、掃除が地味に面倒。
「グリルパン」はそんな心配はなく、フライパンのようにコンロの直火で焼き上げれるし、洗うのも簡単!

グリルパンの使い方はキャンプに流用できるし、アウトドア派なら学んでおいても損はない。
見た目は蓋付きフライパンと大して変わらないけれど、料理をグリルに入れたままテーブルに出すと、ログハウスで提供される料理みたいで写真映えするのが人気かもしれない。
魚料理なら、具材と煮込むアクアパッツァやアヒージョに使うのが向いています。
レシピ本なのにグリルとプレートが付いてくるのは、お得感を通り越して邪魔とすら感じてしまう……。
オートグリルが原因の火災例で脅してくる行政
料理も自動(オート)の時代とはいえ、3分焼く設定を間違えて30分にしたら、炭ができあがるでしょう。
そうなる前に大抵のコンロは、火は消えるよう安全装置がついています。
もしそれが作動しない場合は、火災に繋がりかねません。
焼くのは自動だし、安全装置があるからといって、絶対安全はありえないのです。
そのことを神戸市の消防局が伝えてくれています。
……鮭のハラスは脂の塊みたいなものだし、グリル大炎上必死やろなぁ。
豚トロやホルモンをグリルで焼くと同じ体験ができそう。
光熱費の値段設定は自由化している件
電気・ガス自由化で、ポストによくチラシが入るようになりました。
「騙されないで!」「本当にお得ですか?」「地区最安値!」など、善と悪のせめぎあいみたいな感じで面白いです。……傍らで見ている分には。
”どこよりも安い”には理由があるものです。
例えば基本料金が大手より安ければ、どこかでコストを削っているわけで、サービスや商品の質が多少なりとも落ちます。顧客数をドンと増やさないといけないため、対応の待ち時間が増えることも考えられます。
何事もほどほどが一番……。どうせ選ぶなら、”得”をするほうがいいでしょう。
ガスチョイスはweb申し込みで指定の条件を満たせば、キャッシュバックが貰えます。
電気ガス料金も、携帯キャリアみたいな勧誘になってきたなぁと。